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令和3年度以降入学者 | 教育学特殊研究2 | ||||
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教員名 | 日暮トモ子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | グローバル化が進む世界にあって、アジアの国・地域の教育は何を目指し、どのような教育を行っているのか。本授業では、アジア地域の教育にみられる構造的特質について考える機会を提供する。具体的には、アジアの国・地域の教育の現状と課題について、歴史的、社会的、文化的な観点から、開発教育、教育開発研究、地域研究のあり方を考える。授業を通して、アジア地域の教育に対する理解を深めるだけでなく、日本の教育の現状や課題を相対的に捉える視点を身につけることを目指す。 なお、本授業では、東南アジア・南アジア地域の教育の発展過程やユネスコやOECDなど国際機関の施策や報告書を中心に取り上げる。 |
授業のねらい・到達目標 | ・学術文献を読みこなし、研究方法論を理解し、教育における開発研究や地域研究の研究視点を批判的に吟味することができる。 ・アジア地域の教育の歴史についての理解を深めるとともに、現状と課題を理解し、説明することができる。 ・アジアの事例を参照しながら、日本の教育が抱えている問題や課題を説明することができる。 |
授業の形式 | 演習、研究 |
授業の方法 | ・文献講読を主として、議論を進める。受講者の発表資料を教材にするなど、発表を適宜盛り込んで進める。 ・受講者の研究進捗状況についても報告を課す。 ・本授業の事前・事後学習は、各2時間程度の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:授業の概要説明と参考文献の紹介、文献の選定、発表順番の決定、研究テーマの共有
【事前学習】シラバスを読み、質問内容や疑問点を整理しておく。 (1時間) 【事後学習】発表資料の作成に向けて関心のあるテーマを選定しておく。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
アジア地域の教育をどうみるか:開発教育の視点、国際教育開発研究の視点、国際機関の役割
【事前学習】事前に配布した資料を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容・方法論について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
文献講読と討議①
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
文献講読と討議②
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
文献講読と討議③
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
文献講読と討議④
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容んついて、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文献講読と討議⑤
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
文献講読と討議⑥
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
文献講読と討議⑦
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
文献講読と討議⑧
【事前学習】該当章を読み込み、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、研究の視点や内容について、自ら情報を整理し、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
総括討論①文献講読の議論・論点の整理
【事前学習】これまでの議論を振り返り、研究の内容と方法の両方の視点から、議論したい点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】資料全体を読み直し、授業での議論を踏まえながら、自分の研究への活かし方を考えてみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
総括討論②各自の研究との関連から
【事前学習】文献講読で学んだ視点や方法を活かしながら、自分の研究についてレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での議論の内容を踏まえ、自分の研究に不足している視点・内容は何かを考え、整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
総括討論③各自の研究との関連から
【事前学習】文献講読で学んだ視点や方法を活かしながら、自分の研究についてレジュメを作成する。 (2時間) 【事後学習】授業での議論の内容を踏まえ、自分の研究に不足している視点・内容は何かを考え、整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
総括討論④『比較教育学研究』誌の論文から
【事前学習】『比較教育学研究』誌に掲載された理論研究と質的調査研究の指定論文を読んで、内容及び方法についてコメントと疑問点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】資料を読み直し、授業での議論の内容を踏まえながら、研究の視点や内容について、自分の研究への活かし方を考えてみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
振り返りと授業のまとめ:開発教育、国際教育開発研究、地域研究のあり方について考える
【事前学習】総括討論で出た論点について、自分なりにさらに情報を集め、疑問点を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】振り返りでの論点をもとに自分のこれからの研究を構想し、研究方法を考える上で必要なことや重要なことは何かを考え、自分の研究に活かせる視点や方法を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 服部美奈 『インドネシアの近代女子教育』 勁草書房 2001年 日本比較教育学会編 『比較教育学研究』 教科書購入の方法等については、初回オリエンテーションで伝える。 |
参考書 | エドワード・W・サイード著、板垣雄三・杉田英明監修 『オリエンタリズム(上・下)』 平凡社 1993年 G・C・スピヴァク著、上村忠男訳 『サバルタンは語ることができるのか』 みすず書房 1998年 北村友人 『国際教育開発の研究射程―「持続可能な社会」のための比較教育学の最前線』 東信堂 2015年 黒田一雄 『国際教育協力の系譜-越境する理念・政策・実践 ( 日本の開発協力史を問いなおす 4)』 東京大学出版会 2023年 上記参考書の他、適宜授業内で紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:課題の提出状況及び内容(100%) 授業における課題発表、討論、コメントの内容などを踏まえ、総合的に評価します。 |
オフィスアワー | メールで適宜対応します。授業内でE-mailアドレスを伝えるので確認してください。 |
備考 | シラバスの内容は受講生の学修状況を考慮して、変更することがあります。 |