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令和3年度以降入学者 | 臨床心理面接特論2 | ||||
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教員名 | 近藤孝司 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 【臨床心理士必修科目】 心理面接では,様々な主訴や病態に合わせて展開させていく必要がある。そのためには基本的知識はもちろんのこと,豊かな臨床経験が必要になってくる。この特論では,事例論文を輪読・検討していくことで,クライエントに応じた心理面接のプロセスを理解し,より実践的な「知」の蓄積を目的とする。また集団精神療法やイメージを用いた心理療法も紹介し,演習することもある。公認心理師・臨床心理士資格を有する教員が,臨床経験をもとに実践的な指導を行っていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 事例概要と様々な情報(心理検査結果など)をもとに,適切な心理アセスメントを行い,それにそった介入方針を確定し,それをもとに心理面接を展開させるスキルを身につける。また予後やリスクの推測や様々な問題が発生した際の柔軟な対応など,実践的なスキルの習得を目指す。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 事例検討を中心とした授業である。学生たちは,オリエンテーションやクライエントの発達段階,病態,分野などを対象にした個別の介入事例の論文を探索し,よく読む。授業では,簡単な紹介をした後輪読し,事例を用いてグループディスカッションを行う。ディスカッションでは,事例の目的,主訴,問題歴,成育歴,家族構成,既往歴,インテーク面接の内容からアセスメントしていき,介入方針を確定していく。またその事例論文で展開されたプロセスの中での課題やリスクなどについても議論する。議論では積極的に発言し,省察する姿勢が求められる。事例検討を通して不足している知識やスキルがあれば,授業の内容を一部変更して補っていく。そのほか,集団精神療法などの講義も行う。 |
履修条件 | 臨床心理学コースの大学院生に限定する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション,イメージを用いた心理療法① 導入
【事前学習】心理面接の基本的なプロセスについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
イメージを用いた心理療法② 風景構成法
【事前学習】風景構成法について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
イメージを用いた心理療法③ コラージュ療法
【事前学習】コラージュ療法について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
心理面接の事例論文の検討① 医療分野
【事前学習】医療分野について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
心理面接の事例論文の検討② 教育分野
【事前学習】教育分野について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
心理面接の事例論文の検討③ 福祉分野
【事前学習】福祉分野について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
心理面接の事例論文の検討④ 児童期
【事前学習】児童期について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
心理面接の事例論文の検討⑤ 青年期
【事前学習】青年期について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
心理面接の事例論文の検討⑥ 成人期
【事前学習】成人期について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
心理面接の事例論文の検討⑦ 老年期
【事前学習】老年期について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
心理面接の事例論文の検討⑧ 神経症圏
【事前学習】神経症圏について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
心理面接の事例論文の検討⑨ 精神病圏
【事前学習】精神病圏について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
心理面接の事例論文の検討⑩ 発達障害
【事前学習】発達障害について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
心理面接の事例論文の検討⑪ その他の事例
【事前学習】自身に足りないと思う領域・発達段階について予習する。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
心理面接の事例論文の検討⑫ まとめと振り返り
【事前学習】これまでの事例検討を振り返る。 (2時間) 【事後学習】授業を振り返り,疑問に感じたことを調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 必要に応じて随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:担当する回の事例論文の発表や読み込みの程度,ディスカッションでの姿勢(100%) |
オフィスアワー | 授業後,またはメールにて対応する。 |
備考 | 遅刻欠席は極力しない。15分以上の遅刻で欠席とし,6回以上の欠席で単位認定が不可となる。電車の遅延による遅刻は,遅延証明書の提出で出席として認める。法事や病気などを理由とする欠席の場合,様式自由の欠席届と証拠書類(病院の領収書や法事を証明するメールのスクリーンショット等)の提出で,出席として認める場合がある。 |