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気圏科学特論Ⅰ

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令和3年度以降入学者 気圏科学特論Ⅰ
教員名 山川修治
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 地球情報数理科学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 気圏科学の学際的な部分に注目し、地球科学的な諸現象を対象に、時空間構造を示す図・グラフ等に基づき、自然現象の要因・経過・相互作用を理解し、その前兆現象・諸影響についても考察する。気象予報士としての経験に基づき実技内容を加味して構成する。
授業のねらい・到達目標 ・自然変動に主眼を置き極端気象や気候変動の諸要因を検討する。
・海洋と大気大循環(ブロッキング・寒冷渦など)の相互作用、テレコネクション(ENSO、PDO、QBO等)との関連性を探る。
・雪氷圏変動の諸影響、相互作用について多面的に検討する。
・トンガ海底火山大噴火(2022.01.15)の気候影響に関する解析結果を総合的に理解し、過去の事例と比較する。
・太陽活動に関し観測事実と気候との関係を多面的に考察する。
授業の形式 講義、ゼミ
授業の方法 授業の形式【講義・演習】
講義を主とするがゼミ形式のデスカッションを導入する。
各テーマに沿ったPPTを用い解説し、ミニレポートの作成により理解を深める。
ミニレポート内容については、次週に反映させるように努める。
専門外の学生にも何らかの役立つ内容が含まれるよう配慮する。
その参考となるように第2回の授業で参加者全員に卒論概要を発表してもらう。
初回講義開始までにCanvasLMSのコース登録をすること。
受講者への連絡はCanvasLMS”連絡事項”欄 またはメールにて通知するので随時確認すること。
授業計画
1 スケジュールと授業の進め方について
【事前学習】本特論のスケジュールの全体像について把握しておく (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
2 卒論の発表を行う(受講者全員)
【事前学習】卒論発表会のPPTに加筆・修正を加えて準備する (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 冬季の豪雪など異常気象と天候異変
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 春季の降雹など異常気象と天候異変
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 近年の雪氷圏特性と異常気象・気候変動
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
6 梅雨季の豪雨など極端気象と天候異変
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 夏季の猛暑・旱魃など極端気象と天候異変
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 ENSOと台風・卓越気圧配置の関連性
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 大気大循環とPDO等テレコネクション
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 Ω型ブロッキング・寒冷渦と極端気象
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 過去数1000年間の火山活動と気候変動・小氷期
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
12 Pinatubo巨大噴火(1991.06.15)と気候変動
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 Tonga巨大噴火(2022.01.15)と気候変動
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
14 太陽活動・成層圏準2年周期振動(QBO)と気候変動
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括/レポートについて
【事前学習】今回のテーマに関して下調べする (2時間)
【事後学習】授業で取り扱った事柄を応用的に復習しレポートを作成する (8時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 随時紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート:期末メインレポート(55%)、授業内テスト:ミニレポート等(45%)
オフィスアワー 授業後の30分(教室または閲覧室)あるいはメールにて随時対応する。
備考 大学院進学者の学部4年次の先取り受講を歓迎する。
熱中症警戒アラート発令日にはオンライン授業に切り替え、前日夕方までに学内インターネットで連絡する。

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