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令和3年度以降入学者 | 糖質化学特論 | ||||
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教員名 | 垣田浩孝 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 相関理化学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業(一部遠隔授業:オンデマンド授業)で行う。毎回授業内に授業内容の確認としてリアクションペーペーを配布し回収する(授業の際に別途課題を3回出題する)。初回講義開始までにCanvas LMSのコース登録をすること。受講者への連絡はCanvas LMSの"アナウンスメント"欄に掲示するので随時確認すること。社会状況の変動等で、授業の形態等が変更される可能性があります。その場合は対面、Canvas LMSあるいはe-mailを通じて連絡します。 |
授業概要 | 海藻は糖質関連物質を多量に含む生物であるため、海藻の生物化学を展開するためには糖質化学の知識が必要である。そこで糖質化学の知識を得ることを目的として、当該授業では糖質化学なかでも糖質の構造、機能及びその分析方法等に関して講義する。具体的には糖質の化学構造、性質、代謝物としての意味、多糖、機能性糖質及びその分析方法等について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 糖質の化学物質としての特徴や生物にとっての役割を説明する能力を獲得できる。また糖質関連物質を扱う上で必要な糖質分析方法についても説明する能力を獲得できる。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 対面授業(一部遠隔授業)で行う。また課題の出題も行うので課題の解答は提出期限までに提出すること。また対面、Canvas LMSあるいはe-mailを通じての質問と議論の機会を提供する。別途、課題の出題は3回実施する。事情により、対面授業に参加できない学生は事前に相談し、許可を得て遠隔授業に参加することを認める。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(糖質化学の知識を得るという授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)。課題出題3回分、課題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを配布する。
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間) 【事後学習】第1回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
単糖の環状構造について講義する。
【事前学習】単糖の環状構造とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
単糖の還元性について講義する。
【事前学習】単糖の還元性について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第3回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
単糖の特性とその利用例について学修する。オンデマンド型授業で実施する。
【事前学習】単糖の特性とその利用例について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第4回授業での資料を復習しておくこと。リアクションペーパーは提出期限までに化学科事務室に提出すること。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
単糖の酸化、還元、単糖と酸との反応について講義する。
【事前学習】単糖の酸化、還元、単糖と酸との反応を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第5回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
誘導糖質、ウロン酸重合体、アルギン酸について講義する。
【事前学習】誘導糖質、ウロン酸重合体、アルギン酸について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第6回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
多糖構成糖比とゲル物性、単糖とアルカリとの反応について講義する。
【事前学習】多糖構成糖比、単糖とアルカリとの反応について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第7回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
多糖類の化学構造と薬理学的機能を学修する。オンデマンド型授業で実施する。
【事前学習】多糖類の化学構造と薬理学的機能について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第8回授業での資料を復習しておくこと。リアクションペーパーは提出期限までに化学科事務室に提出すること。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
グリコシド(配糖体)、海藻の貯蔵性糖質について講義する。
【事前学習】グリコシド(配糖体)、海藻の貯蔵性糖質とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第9回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
過ヨウ素酸シッフ反応、天然産単糖について講義する。
【事前学習】過ヨウ素酸シッフ反応、天然産単糖とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
天然産二糖、糖質の高速液体クロマトグラフィーについて講義する。
【事前学習】天然産二糖、糖質の高速液体クロマトグラフィーとは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第11回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ヘマグルチニン(レクチン)の糖鎖認識を学修する。オンデマンド型授業で実施する。
【事前学習】ヘマグルチニン(レクチン)の糖鎖認識について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第12回授業での資料を復習しておくこと。リアクションペーパーは提出期限までに化学科事務室に提出すること。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
海藻ヘマグルチニン(海藻レクチン)について講義する。
【事前学習】海藻ヘマグルチニン(海藻レクチン)について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第13回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
短い講義をする。その後で期末試験【資料閲覧可能】を行う。
【事前学習】これまでの授業の資料をよく復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】期末試験問題の復習をして知識を定着させること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
糖質の性質を利用した超高感度分析法の開発について講義する。
【事前学習】糖質の性質について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第15回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 井上國世 監修 『機能性糖質素材の開発と食品への応用Ⅱ<普及版>』 シーエムシー出版 2020年 第1版 参考書は例として1冊挙げておきましたが、絶対必要とは限りません。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学習内容の定着の確認と発展のために出題した課題(3回)への解答提出状況とその内容(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度:授業毎の課題への解答(リアクションペーパー)提出状況とその内容(20%) 対面授業である。しかし対面授業の実施が困難なときは、同時双方向型授業・オンデマンド型授業・課題研究(授業に関連する文献調査や研究分野のまとめ、解析等)とすることがあります。その場合は、毎週のレポート提出に加え、別途課した課題を提出することによって評価します。 |
オフィスアワー | 対面、Canvas LMSあるいはe-mailを通じての質問等に直接回答するか、授業日までに資料に解説を載せる。 |