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市民社会と法

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令和7年度以降入学者 市民社会と法
令和2年度以降入学者 市民社会と法
教員名 内藤恵
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業への参加を原則とする。
但し昨年度は、大学の認めた合理的配慮適用者、あるいはそれに準ずる教育的配慮適用者には、講義録画を撮り配布レジュメと共にオンデマンドで学習する方法を採った。但しその経験から言えば、1時間半の講義をZOOM録画するには当大学の場合、40~50分ほどの圧縮時間を必要とする。今年度は5限に配当したため、その時間を取り難いと案ぜられる。
もしも録画を残すことが困難である場合には、レジュメのみの学習となり得ることを理解した上で履修して戴きたい。
授業概要 現代の市民社会における法の構造と役割を学ぶ。昨年度の経験では初学者の履修が多いところから、まず法学の基礎に当たる、法のあり方とその構造・体系を解説する。次いで代表的な憲法・民法・刑法・社会法といった代表的な法領域における、法解釈のあり方と制度の概要を学習する。
授業のねらい・到達目標 法律学とは積み重ねの学問である。今後、履修者が各々の必要にしたがって各法律分野を学ぶ際には、その基本となる法解釈のあり方と法の体系を理解していることが重要である。

・市民社会において、法とはいかなる役割を果たすべきものであるか、歴史・政治・経済等の社会の現状を踏まえて解説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
この科目は、文理学部のDP及びCP2、3、4に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 講義は配布レジュメを中心として行う。但し教科書・参考書として使える書籍を提示する。講義には六法を必ず持参されたい。
内容的にひとまとまりの講義が終了した時期を見て、講義中リポートを(昨年度の場合は二度ほど)提出させた。これは受講生の理解を増し、学習の方向性を確認するための措置である。リポートについては、個個人の解答についての解説は行わない。但し全体的な解説と学習の要点を教示する。なお質問を受け付け、次回以降、受け付けた質問に対するフィードパックを行う。

なお時として、会場の出席者と対話しつつ講義を進める場合もある。

【病気等により対面授業に参加することができない受講生には、教務課と協議の上、可能であれば、上記オンデマンド学習等の対応を考慮する。しかしながら昨年度の経験では、当大学の設備等の状況ではZoomによるオンライン配信、あるいは録画の公開に様々な困難が伴った。それらを鑑み、場合によって本講義はレジュメと参考書による自学自習と、担当者への質疑のみとなり得る。】
履修条件 昨年度は3限開講であったためか、教室定員130名に対して一時220名の履修者が集まり苦慮した。そのため今年度は、CHIPSによる抽選を導入する。
授業計画
1 ガイダンス、第一章・序論 -法を学ぶ意義-
【事前学習】講義に必要とする六法・教科書等を用いて、法という領域に触れる。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
2 第二章・法の体系と存在形式 -法源、法の分類-
【事前学習】社会における法のあり方と法源について予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
3 第三章・司法制度の基礎
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、司法制度について予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
4 第四章・法解釈の基礎と特徴 -法解釈の技法-
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、法解釈の技法について予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
5 第五章・法解釈の基礎②
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、法解釈について予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
6 第六章・憲法の基礎① -近代憲法の原理-
【事前学習】近代憲法のあり方、立憲主義等に関する基本的な考え方を予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
7 第七章・憲法の基礎② -基本的人権-
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、人権に関する基本的考え方を予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる (2時間)
8 第八章・憲法の基礎③ -統治機構-
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、統治機構に関する基本的考え方を予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
9 第九章・民法の基礎① -総則・物権の基本原則-
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、財産法とは何かを自分なりに予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
10 第十章・民法の基礎② -債権各論の基本原則-
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、家族法とは何かを自分なりに予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
11 第十一章・民法の基礎③ -家族法の基本原則-
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、刑事法とは何かを自分なりに予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
12 第十二章・刑事法の基礎
【事前学習】レジュメ・教科書等を読み、社会法とは何かを自分なりに予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
13 第十三章・社会法の基礎① -労働法の基本原則-
【事前学習】社会法の中でも特に労働法とは何かについて、レジュメ・教科書等を読み予習する。 (2時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (2時間)
14 第十四章・社会法の基礎② -社会保障法の基本原則-
【事前学習】社会保障とは何かについて、レジュメ・教科書等を読み予習する。 (1時間)
【事後学習】レジュメ・自身のノートに基づいて、授業の内容を復習し理解できなかった点をまとめる。 (3時間)
15 期末試験とその解説(A-2-1、A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第1回~第14回の授業内容を復習する。 (4時間)
【事後学習】期末試験の解説を踏まえ、理解が不十分であった点を復習する。 (1時間)
その他
教科書 宍戸常寿・石川博康 『法学入門』 有斐閣 2022年 第1版
荒木尚志・森田宏樹、編集代表 『ポケット六法 令和8年版』 有斐閣 2025年
講義は配布レジュメを中心に致します。なお講義が各論に入りましたら、必ず六法を携行して下さい。
但し内容を予習・復習するためには、法学の初学者向き教科書がある方が効果的であるかと思います。ここには、法学部以外の専門的知識のない受講者が触れやすい、比較的新しい書籍を掲げておきます。
参考書 末川博 『法学入門 (有斐閣双書)』 有斐閣 2014年 第6版補訂版
早川吉尚 『法学入門 (有斐閣ストゥディア)』 有斐閣 2016年 第1版
講義は原則としてレジュメを通じて行います。但し法律学らしい入門書を求める受講生の方には、上記の末川博士の著作をお薦めします。これは少し古くなりましたが、オーソドックスな記述内容で簡易ながら名著と言えます。
一応、教科書としては新しい本を提示しますが、御自身の目で見て読み易い書籍をお使い下さい。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:期末試験の点数によって評価する。(60%)、授業参画度:講義中リポート(リアクションペーパー)の内容によって評価する。(30%)、上記出席点(10%)
対面授業に参加できず期末試験を受けられない受講生が生じた場合には、教務課と協議の上、リポート提出等で代替します。
昨年度の場合、合理的配慮等対象者と共に、試験開始前に担当者に届けたインフルエンザ等の罹患者、あるいは当日、鉄道事故で試験時間に間に合わない方々を対象にしました。

なお講義に出席しないまま期末試験だけ受験する履修者は、最初からリポート+出席点40点分を失うことになります。
法律学は積み重ねの学問なので、講義には可能な限り続けて出席されることを希望します。
オフィスアワー 質問のある方は、講義後に担当者までお申し越し下さい。

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