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| 令和2年度以降入学者 | 美学基礎講読2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 櫻井一成 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 美学・芸術学の基礎的文献を読む 本授業では美学や芸術学の分野で頻繁に参照される基本的文献(ただしそこまで難解ではないもの)を取り上げ、講読(解説や補足を加えながら文章を読み進めていくこと)を通じて美学の基本的概念や学説に関する知見を習得することを目指します。 2026年度の後期は、清塚邦彦『絵画の哲学』を取り上げ、「絵画(描写)」の本性や条件について哲学的に掘り下げます。受講者は主として、絵画的表象とそのほかの表象との差異はどこにあるのか、絵画を見る経験はどのような経験であるのか、写実的な絵画とはどのような絵画か、フィクションとは何であるのかといった問題に取り組むことになるでしょう。 なお2025年度の美学基礎講読2で第三章の途中まで読み進めましたので、2026年度の後期は第三章から再スタートしたいと考えています。ただし2025年度の美学基礎講読2を履修している必要はありません。先立つ部分の内容について教員が解説を済ませた上で、学生発表を開始します。 |
| 授業のねらい・到達目標 | この授業では以下のことを目標にしています。 ・テキストを正確かつ批判的に読む技術を習得する。 ・美学とはいかなる学問で、どのような問題を扱っているのかを理解する。 ・美や芸術に関する自分たちの理解が、歴史的かつ地理的な制約を受けた特殊なものであることを自覚する。 ・哲学的問題をみずからの頭で考えることや、意見の異なる他人と議論することの楽しさを知り、そのための技術を獲得する。 ・絵画による表象とはどのような表象であるかを理解し、その本性や条件を説明することができるようになる。 ・虚構(フィクション)の経験の本性について哲学的に説明することができるようになる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマシーポリシー DP4, 5, 6, 7, 8及びカリキュラムポリシー CP 4, 5, 6, 7, 8に対応しています。 ・文献や資料の読解・解釈を通じて、哲学の代表的な問題を理解し、説明することができる。(A-4-1) ・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直す意欲を持つことができる。(A-5-1) ・他人の意見が自分の意見とは異なっていても、それを尊重しながら聞く姿勢を示 すことができる。(A-6-1) ・学修活動において、より良い成果を上げるために、お互いを尊重しながら協働することができる。(A-7-1) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
| 授業の形式 | 講義、演習 |
| 授業の方法 | テキストの講読を中心に授業を進めます。 必要に応じて、教員が関連情報・補足情報を講義形式で提供します。 参加者に「プレゼンテーション」や「コメント」や「音読」を求める場合があります。 リアクションペーパーを書いてもらい、有意義とみなしたものを次回の授業で紹介します。 できるだけ視聴覚資料を用いる予定です。 授業方法や授業計画は参加者の数や関心に応じて変更されることがあります。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを把握する。 (1時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
序論「予備的な考察」についての解説講義
【事前学習】絵画にはどのような種類があるか考える。絵画と写真の違いについて考える。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
第一章「絵は似姿であるか——類似説の検討」についての解説講義
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
第二章「イリュージョンの理論——E・H・ゴンブリッチ」についての解説講義
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
序論から第二章までの総括、授業内小テスト
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
第三章「絵画の記号論——N・グッドマン」第一節「描写の慣習性」/第二節「遠近法批判」/第三節「外延指示と分類」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
第三章「絵画の記号論——N・グッドマン」第四節「描写的な記号システム」/第五節「批判的考察」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
第三章の総括、第四章「絵を見る経験の二重性——R・ウォルハイム」第一節「基本的な枠組み」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
第四章「絵を見る経験の二重性——R・ウォルハイム」第二節「二重性をめぐって」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
第四章「絵を見る経験の二重性——R・ウォルハイム」第三節「二重性をめぐる批判的考察」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
第四章「絵を見る経験の二重性——R・ウォルハイム」第四節「絵の知覚と認知」/第五節「論点整理」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
第四章の総括、第五章「視覚的なごっこ遊び——K・L・ウォルトン」第一節「ゴンブリッチの「棒馬考」からごっこ遊び理論へ」/第二節「「視覚的なごっこ遊び」」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
第五章「視覚的なごっこ遊び——K・L・ウォルトン」第三節「ウォルハイムの「二重性」と「単一性」」/第四節「ウォルトン批判」の講読
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
第五章「視覚的なごっこ遊び——K・L・ウォルトン」第五節「「見ることと想像することの相互浸透」」の講読、全体総括
【事前学習】テキストの指定箇所を読み、論旨と疑問点をまとめる。(A-4-1) (2時間) 【事後学習】テキストを再読する(A-8-1)。清塚とは異なる絵画の哲学を読んでみる(A-8-1)。授業で言及された著作や作品があれば目を通しておく(A-5-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
授業内テストとその解説
【事前学習】テキスト全体を再読する(A-8-1)。 (4時間) 【事後学習】清塚とは異なる絵画の哲学を読んでみる(A-8-1)。授業で提示された問題について考える(A-5-1、A-6-1)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 清塚邦彦 『絵画の哲学』 勁草書房 2024年 教科書を購入する必要はありません。コピーを配布します。ただし持っていて損はない本なので、やる気や関心のある人には購入をお勧めします。 |
| 参考書 | 授業内でそのつど参考文献を紹介します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内テスト(1回から2回)(60%)、授業参画度:リアクション・ペーパー、発表の担当(40%) 単に情報や知識を頭に詰め込むのではなく、何が問題となっているのかを理解し、予想される反論や批判を想定しながら、自分自身の頭で問題を考えてみることが大事です。各回の授業でいくつかの問いを投げかけますから、それについて考えてみてください。 〈問題を共有し、共に考える〉という観点から授業参画度を評価します。 リアクションペーパーと授業内テストの結果にもとづいて成績を評価します。 リアクションペーパーは基本的に任意ですが、全員提出を求める場合があります(授業内で告知します)。 |
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