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| 令和2年度以降入学者 | 美学史4 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 馬場朗 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 18世紀末から現代における美と芸術の理論について、現代日本の哲学者たちの思想とも照らしながら、検討します。授業終了前に必ず質疑などを行います。 |
| 授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応する。 ・感性的なもの・美・芸術の探究から得られた知識と教養に基づいて,人間と社会の倫理的な課題を理解し,説明することができる(A-1-2)。 ・思想・芸術の観点から,世界の現状をその歴史的背景とともに理解することができる(A-2-2)。 |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 本科目は講義科目である。 講義ごとに指定されるテキストにしっかりと目を通し、また歴史的背景を学び、関連する書籍や論文を読むことで、事前・事後学習をしてください。事前・事後学習の目安は各2時間程度です。毎回授業の最後に回収するリアクションペーパーについては、それぞれ翌週に全体講評を行う。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
イントロダクション:授業の進め方、18世紀末以後の西洋近代美学と現代日本の哲学(九鬼修造、和辻哲郎、松永澄夫を中心に)
【事前学習】自分自身の美学に対する問題意識を明確化する (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【担当教員】馬場朗 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
大地の芸術(1):18世紀のイギリス風景式庭園の(安西信一の分析による)「開かれた庭のパラドックス」の世紀後半の凋落の問題性
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
大地の芸術(2):「ピクチャレスク」と「イリュージョニズム」もしくは現代ランドアート『スパイラル・ジェッティ』のスミッソンによる誤読の問題性
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
カントの『判断力批判』(1):自然もしくは(付属美と対置される)自由美の問題性(「草地の緑」、「小鳥の囀り」、「小川のせせらぎ」、「暖炉の炎」を巡るカント)
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
カントの『判断力批判』(2):美と崇高を巡っての、(質・量・関係・様相)独自な四契機と美的主体の触発、主客の相互性の問題圏
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
カントの『判断力批判』(3):「天才」概念を巡る新旧論争、自然と芸術、自由美と付属美、そして必然と偶然の再構築
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
カント以後の「天才」による「機械」と対立する「生命」としての「芸術」の神秘化と「美術市場」:サロン展、ルーヴル開館、コッペグループと画家ダヴィッドの試みの挫折
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
ヘーゲルとハイデガーにおける「芸術」:芸術史としてのヘーゲルの美学史とハイデガーによる美学批判
【授業形態】対面授業 |
| 9 |
ハンスリック音楽論とフォルマリズムの帰趨:ルソーとカントにおける音楽の位置付けと、19世紀における音楽の絶対化(ショーペンハウアー)、そして印象派からモダニズムにおけるフォルマリズム的立場の優位と、アメリカ抽象表現主義におけるフォルマリズムの矛盾的位置付け(シュルレアリズムとロスコの絵画の「奥行き」)
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
海から上がるアフロディテ(ヴィーナス)を巡るラヴェッソン・ベルクソン:優美の復権と偶然性
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
形と線の美学におけるロマネスクとゴシック再評価そして「生成の美学」:フォション、ヴォリンガー、ドゥルーズ=ガタリ
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) |
| 12 |
九鬼周造における恵みの「現在」の美学:『偶然性の問題』における「芸術」
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
和辻哲郎の『古寺巡礼』の美学的射程:自己と他者の力動的対峙における「日本的なもの」の美的生成
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
和辻の人形論の射程:『歌舞伎と操り浄瑠璃』の反ヘルダー的美学
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】講義内で指定されたテキストを読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
後期授業の総括と質疑と授業内テスト
【事前学習】講義内で配布された資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内テストの自身の回答について改めて考えてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | レジュメをこちらで配布します。 |
| 参考書 | 特に指定しませんが、授業では日本の三人の哲学者、九鬼周造、和辻哲郎、松永澄夫の著作に度々言及するので、彼らの本に親しむと授業の理解度が深まると思います。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:最終日に授業内テストを行います。テスト課題は大体1ヶ月前には発表しますので解答を考えておいてください。持ち込みは不可です。(50%)、授業参画度:リアクションペーパー(50%) |
| オフィスアワー | a_baba☆lab.twcu.ac.jpで対応します。 |