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| 令和2年度以降入学者 | 美学特殊講義5 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 櫻井一成 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 「自己責任の時代」における美容活動 現代の日本人(とりわけ女性)は、美容活動に多大な時間とお金を費やしている。なぜなのだろうか。それによって私たち(とりわけ女性たち)は幸福になることができるのだろうか。 「ルッキズム」という言葉の流行から読み取れるのは「終わりのない美容活動から距離を取りたい、だがゲームから降りることができない」という人々の心理であるように思われる。 本授業では「新自由主義経済」や「個人化社会」という文脈のなかで人間の美容活動の意味を理解し、「ルッキズム」を終わらせることの可能性(不可能性)について、受講者とともに考えていくことにしたい。 |
| 授業のねらい・到達目標 | この授業では以下のことを目標としています。 ・美学とはいかなる学問で、どのような問題を扱っているのかを理解する。 ・美や芸術に関する自分たちの理解が、歴史的な制約を受けた特殊なものであることを自覚する。 ・哲学的問題をみずからの頭で考えることや、意見の異なる他人と討論することの楽しさを知る。 ・美や幸福の追求が内包する暴力性を自覚し、「理想」や「標準」に対して批判的態度をもって接することができる。 ・日常的な現象を美学的・倫理学的観点から分析・解釈する習慣を身につける。 ・日常に潜在・遍在するジェンダーバイアスに気づき、現実に存在する不公正の改善につなげることができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP1, 4に対応しています。 ・真・善・美・聖の探究から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,人間と社会の倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-3) ・文献や資料の読解・解釈を通じて,あるいは,現代の思想的状況を注意深く考察することによって,哲学的問題を発見し,解決策を考えることができる。(A-4-3) |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 毎回リアクション・ペーパーを設定します(Canvas LMS)が、提出は義務ではありません。疑問・確認・主張・リクエスト等があるときに記入してください。内容に応じて加点します。有意義とみなしたペーパーについては、次回の授業時に紹介します。 受講者の興味関心に応じて授業計画を修正する場合があります。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
授業オリエンテーション(授業の進め方、文献紹介、単位認定の方針など)
【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを把握する。 (1時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
新自由主義について デヴィッド・ハーヴェイ、ウェンディ・ブラウン、PISAなど 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
新自由主義のレトリックについて ハッピークラシー、ポジティブ心理学、クリエイティブ労働など 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
メディアリテラシーを向上させる 『幸せのちから』の分析 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
個人化社会について ジグムント・バウマン、ウルリッヒ・ベック、自己のテクノロジー、自己啓発など 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
自己責任について ヤシャ・モンク、マイケル・サンデル、道徳的運など 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
見た目がいいと得をする 『美貌格差』『美容資本』『エロティック・キャピタル』など 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
フェミニズムからの応答 『美の陰謀』『美とミソジニー』『キレイならいいのか』など 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
バイオテクノロジーとエンハンスメント文化 マイケル・サンデル、ニコラス・ローズ、佐藤岳詩など 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
恥とルサンチマンと資本主義 ウィリアム・コノリー、キャシー・オニール、澁谷知美、エイジズムなど 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
性的モノ化 ティモ・ユッテン、ラジャ・ハルワニ、A・W・イートンなど 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
メディアリテラシーを高める 美容広告の分析 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
折り合いをつける 『美容は自尊心の筋トレ』『ちょうどいいブスのすすめ』『「ありのまま」の身体』 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
進化論は何を語るか 『美の進化』『美の約束』『美の起源』 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
総括 サラ・アーメッド、ヘザー・ウィドウズなど 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】これまでに配布されたプリントを通読する(A-4-3)。論述問題について考える(A-1-3)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は使用しません。毎回プリントを配布します。 |
| 参考書 | 授業内でそのつど新たに参考文献を紹介します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(90%)、授業参画度:リアクション・ペーパーの内容など(10%) 期末レポートにより、授業内容を理解することができているかを確認します。 〈問題を共有し、共に考える〉という観点からリアクション・ペーパーを評価します。 成績評価の仕方については、初回の授業でより詳しく説明する予定です。 |
| オフィスアワー | メールでアポイントメントをとってください。 |