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| 令和2年度以降入学者 | 美学特殊講義6 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 櫻井一成 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 哲学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 芸術と反芸術 「芸術」概念は18世紀に成立したと言われる。そこで「芸術」は「技術を超えた技術」というパラドキシカルな規定のもとで成立した。「技術」概念を「反復」や「再生産」と結びつけて理解するならば、芸術の超技術性は非反復性、すなわち「新しさ」として理解されることになるだろう。芸術は新しさを必要としている。ところで、芸術が制度として固定化し、「芸術家」の制作物が滞りなく「芸術」としてカテゴライズされるとき、そこでは「芸術」が再生産されていることになる。芸術の反復は芸術ではなかったはずだ。ここから生じるのが、反芸術こそが芸術であるという考え方である。近代以降、芸術は反芸術であることを運命づけられていたと考えることもできるだろう。本授業では「反芸術としての芸術」という観点から、上記の論理を自覚的に引き受けようとした現代の芸術理論と芸術実践ををたどっていくことにしたい。 |
| 授業のねらい・到達目標 | この授業では以下のことを目標としています。 ・美学とはいかなる学問で、どのような問題を扱っているのかを理解する。 ・美や芸術に関する自分たちの理解が、歴史的な制約を受けた特殊なものであることを自覚する。 ・芸術を語ることばや芸術経験のうちには、謎やパラドクスが含まれていることに気づく。 ・哲学的問題をみずからの頭で考えることや、意見の異なる他人と討論することの楽しさを知る。 ・近代美学における芸術観を理解し、説明することができる。 ・現代芸術の展開を俯瞰し、その概要を説明することができる。 ・日本の前衛芸術を支える論理を、伝統的な日本的美意識との連続性をふまえて説明することができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP1, 4に対応しています。 ・真・善・美・聖の探究から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,人間と社会の倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-3) ・文献や資料の読解・解釈を通じて,あるいは,現代の思想的状況を注意深く考察することによって,哲学的問題を発見し,解決策を考えることができる。(A-4-3) |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | 毎回リアクション・ペーパーを設定します(Canvas LMS)が、提出は義務ではありません。疑問・確認・主張・リクエスト等があるときに記入してください。内容に応じて加点します。有意義とみなしたペーパーについては、次回の授業時に紹介します。 受講者の興味関心に応じて授業計画を修正する場合があります。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
授業オリエンテーション(授業の進め方、文献紹介、単位認定の方針など)
【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを把握する。 (1時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
近代美学について
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
アカデミーについて
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
ボードレール(モデルニテ、ダンディズム)について
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
印象派、ポスト印象派について
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
未来派、ダダイズムについて
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
シュルレアリズムについて
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
マルセル・デュシャンについて
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
デュシャンと日本の前衛芸術について
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
もの派について
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
スナップ美学、中平卓馬について
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
赤瀬川原平について(その1) 読売アンパン、ハイレッドセンター 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
赤瀬川原平について(その2) トマソン、路上観察 【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
日本的美意識と日本の前衛芸術
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】配布されたプリントを再読し、授業で言及された著作や芸術作品があれば目を通しておく(A-4-3)。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
総括(学習内容の整理、レポートの取り組み方など)
【事前学習】前回の授業で提起された問題について考えてくる(A-1-3)。事前に配布されたプリントに目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】これまでに配布されたプリントを通読する(A-4-3)。論述問題について考える(A-1-3)。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は使用しません。毎回プリントを配布します。 |
| 参考書 | ピエール・ブルデュー 『芸術の規則 I・II』 藤原書店 1995年 授業内でそのつど新たに参考文献を紹介します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(90%)、授業参画度:リアクション・ペーパーの内容など(10%) 期末レポートにより、授業内容を理解することができているかを確認します。 〈問題を共有し、共に考える〉という観点からリアクション・ペーパーを評価します。 成績評価の仕方については、初回の授業でより詳しく説明する予定です。 |
| オフィスアワー | メールでアポイントメントをとってください。 |