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| 令和7年度以降入学者 | 批評理論 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和2年度以降入学者 | 批評研究 | ||||
| 教員名 | 堀井一摩 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 国文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
|---|---|
| 授業の形態 | 対面授業 |
| 授業概要 | 【批評理論を学ぶ:テクストの解読から社会の批評へ】 本講義では、文学や文化事象を読み解くための知の道具立てとなる批評理論を学びます。 授業の前半では、ロシア・フォルマリズムや構造主義、脱構築といった、言葉の仕組みや作品の構造を緻密に分析するテクスト中心の理論を扱います。まずは、自明のように見える言葉の「仕掛け」や物語の「仕組み」を暴く、形式主義的な手続きを習得します。 しかし、文学は決して真空の中に孤立しているわけではありません。後半ではその視座を社会へと大きく開き、精神分析、フェミニズム、ジェンダー・クィア批評、ポストコロニアリズムといった、歴史・身体・権力構造に深く関わる理論へと展開します。これにより、作品の背後に潜む無意識の欲望や、社会的な規範がいかにして私たちの「当たり前」を(ときに暴力的に)形作っているかを批評的に検討します。 本講義の目的は、単に文学作品を解説することではありません。理論というレンズを通して見ることで、私たちが生きる現代社会の権力関係や文化現象を、多角的に、かつ鋭く批評できる力を身につけることにあります。最終的には、受講生自身が自明のように見える日常や社会に対して批評的な問いを立て、自分なりの言葉でアクチュアルな批評ができるようになることを目指します。 |
| 授業のねらい・到達目標 | ①批評理論の基本的概念を理解する。 ②フォルマリズムから始まる現代批評理論に至る流れを理解する。 ③文学のみならず文化現象や社会問題を読み解き、批評できる力を習得する。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3) |
| 授業の形式 | 講義 |
| 授業の方法 | ・対面参加が困難な学生については、Canvas LMSのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、zoomによるオンライン受講を認める。許可を得ないままオンライン参加した場合は、原則として【欠席扱い】とされる。 フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス:授業の目標、進め方および成績評価の説明(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
ロシア・フォルマリズム:自動化、異化、ストーリー/プロット(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
ロシア・フォルマリズム実践編:萩原朔太郎『月に吠える』を読む(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
構造主義・記号論:ソシュールの言語論と文学の構造分析(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
構造分析実践編:芥川龍之介「羅生門」を読む(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
脱構築批評:ジャック・デリダとイェール学派(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
フェミニズム・ジェンダー批評:フェミニズム批評、ガイノクリティックス、ジェンダー批評(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
脱構築批評・ジェンダー批評実践編:芥川龍之介「奉教人の死」を読む
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
精神分析批評:無意識、夢分析、エディプス・コンプレックス(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
トラウマ論:トラウマ、反復強迫、喪の作業(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
精神分析批評・トラウマ論実践編:奥泉光「石の来歴」を読む(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
| 12 |
クィア批評:ジェンダー・パフォーマティヴィティ、メランコリー・ジェンダー、ホモソーシャリティ(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
| 13 |
クィア批評実践編:夏目漱石『心』を読む(1)(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
クィア批評実践編:夏目漱石『心』を読む(2)(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】授業で取り上げる作品を熟読する (2時間) 【事後学習】レジュメを復習し、授業で学んだ概念について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
授業内試験と復習(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】批評理論の要点を整理する (2時間) 【事後学習】テストを復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は使用しません。授業で取り上げる作品は青空文庫や古書を利用して読んでください。授業ではプリント教材を配布します。 |
| 参考書 | 使用しない |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート:方法論を実践してもらう小レポートを課します。(20%)、授業内テスト:理解度をはかる授業内テストを行います。(50%)、授業参画度:リアクションシートで評価します。(30%) |
| オフィスアワー | 木曜5限、7号館4階の研究室にて。 |