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特殊研究ゼミナール2

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令和2年度以降入学者 特殊研究ゼミナール2
教員名 久保木秀夫
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 ・履修者は初回授業開始時までに必ず、Canvas LMS への登録を済ませておくこと。
授業概要 原本資料・歴史資料・絵画資料などを活用した、中古中世文学に関する実証的調査研究。
授業のねらい・到達目標 ・中古中世文学に関する原本資料(含・図版)類や、校訂以前の翻刻類を主対象としつつ、書誌学(原本資料の形態に関する研究)・文献学(書写印刷内容に関する研究)的な方法に基づき、諸作品の諸伝本・諸本文の、文学資料としての価値や意義を明らかにする知識と技術を身につける。
・また、古典文学に関わる歴史的な人物や出来事の考証、あるいは絵画資料を含む、作品個々の解釈や表現分析ができるようになる。
・また、原本資料を活用した、中古中世文学を中心とする書物史・蔵書史などを構築・分析できるようになる。
・それらいずれの場合でも、簡便な校注テキストばかりではない、多種多様な資料を存分に活用するかたちで調査研究を進められるようになる。
・以上を踏まえた、卒業論文執筆に向けた準備をも整えていく。
・より具体的には、前期のこの授業内で、受講生各自の関心のあるテーマ(複数可)と、その先行研究の熟読、問題点の整理、具体的な研究対象の候補の仮選定(複数可)まで決められるようにする。
〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。
〈日本大学教育憲章との関係〉
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性をもって、世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら、責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら、学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3)
授業の形式 講義、演習、実習、研究、ゼミ
授業の方法 ・講義形式と演習形式とを適宜組み合わせていく。
・くずし字解読能力を高めながら、書誌学・文献学的な調査研究方法、また歴史資料や絵画資料をも活用した考証の方法について、専門的・実践的に学んでいく。
・授業の前半では、古典文学・歴史資料・絵画資料を、原文や校訂以前の翻刻から読み解いていく。
・また既存の多数の研究成果を具体的な事例として読み込みながら、問題設定の仕方・調査研究の進め方などについて、受講生全員での討議を積み重ねていく。
・それらを踏まえつつ、授業の後半では、各期ごとに設定するテーマに即したグループ発表を行っていく。また卒論のテーマ決定を目指しての、事前準備的な個別発表をも行っていく場合がある。
・個別発表時における質疑応答を踏まえ、学期末にレポートとしてまとめる。かつ、各自でさらに調査研究を深化させ、後期のゼミへと繋げていく。
・課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。
・ほか学外でのゼミ活動として、年に数回程、原本資料に関する都内近郊の展覧会等にも赴く予定。

・対面参加が困難な学生については、Canvas LMSのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、オンライン受講を認める。
履修条件 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、特殊研究ゼミナール1(前期)の第1回目の授業で申し出ること。
授業計画
1 スタートアップ:授業内容の確認、個別発表の順番の決定など
【事前学習】前年度中に提示した参考文献を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント1(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 講義・ディスカッション:書誌学・文献学的研究方法について
【事前学習】前回紹介した参考文献1を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント2(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 講義・ディスカッション:歴史資料を活用した考証方法について
【事前学習】前回紹介した参考文献2を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント3(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 講義・ディスカッション:テーマ例 中古文学に関する資料
【事前学習】前回紹介した参考文献3を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント4(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 講義・ディスカッション:テーマ例 中世文学に関する資料
【事前学習】前回紹介した参考文献4を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント5(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 講義・ディスカッション:テーマ例 歴史的事象・歴史的人物に関する資料
【事前学習】前回紹介した参考文献5を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント6(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 講義・ディスカッション:テーマ例 絵画に関する資料(仮名散文)
【事前学習】前回紹介した参考文献6を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント7(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 グループ発表(1)
【事前学習】発表予定の作品・資料について各自予習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント8(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 グループ発表(2)
【事前学習】発表予定の作品・資料について各自予習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント9(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 グループ発表(3)
【事前学習】発表予定の作品・資料について各自予習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント10(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 グループ発表(4)
【事前学習】発表予定の作品・資料について各自予習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント11(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 グループ発表(5)
【事前学習】発表予定の作品・資料について各自予習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント12(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 グループ発表(6)
【事前学習】発表予定の作品・資料について各自予習しておく。 (2時間)
【事後学習】課題プリント13(くずし字解読等)に取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 ディスカッション:グループ発表の総括
【事前学習】これまでの各回の内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】総括を踏まえて各自の研究テーマを絞り込んでいく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括:全体の振り返り・夏季休暇中の個別学修に向けて
【事前学習】これまでの学修内容全般を振り返っておく。 (2時間)
【事後学習】学期末レポートに取り組む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな 出典明記 改訂版』 笠間書院 1972年
堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年
・配付資料は各回の授業前にOneDriveの共有フォルダにアップし、LINEで連絡するので、各自ダウンロード(また環境的に可能であればプリントアウト)して持参すること。
参考書 その他、授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:各自関心のある研究テーマに関して、具体的な資料や先行研究を挙げながらまとめ、問題点等を指摘する。(50%)、授業参画度:実習・発表・議論等、授業への積極的な参画度、及び個別指導毎の調査・研究・執筆の進展具合を総合的に判断。(50%)
オフィスアワー 随時授業の前後やLINEで受け付ける。必要に応じてオンライン面談をも行う。対応までに時間を要することもある。

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