文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 中国語中国文化学科 > 上級中国語1
日本大学ロゴ

上級中国語1

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 上級中国語1
教員名 神谷智幸
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 本講義は主に日本語で書かれた現代中国語(以下、「中国語」)の文法に関する研究論文の精読を通じて、中国語文法をテーマごとに関連付けて整理しながら学習する。中国語文法や言語学の論文をはじめて読む学生のために、前提となる知識、基本用語、重要な概念について詳しく解説する。中国語の表現の面白さや豊かさをより深く理解できるようになることを目指す。
授業のねらい・到達目標 中国語文法および言語学の基本用語と重要な概念について正しく説明することができる。
日本語で書かれた中国語文法に関する研究論文、論説の内容を(教員の解説があれば)正しく読み取ることができる。
同一のテーマや文法カテゴリについては、現代日本語文法と簡単な比較をすることができる。
文化的・社会的背景が異なる他者の価値観を尊重し、その思考を理解し、自分の考えを明確に言語化することができる(A-6-3)。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP6、およびCP6に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ①教室で資料とレジュメを配布する。
②レジュメの指示に従って事前学習課題を行う。
③授業は基本講義形式で進めるが、履修学生には学期内に1回程度授業時に発表してもらう。
④事後、各回に学習した内容を復習し、学期に3回程度授業内試験(小テスト)を実施する。
⑤レポートを提出する。
発表の仕方や担当順については授業内で指示する。理解を深めるためにグループワークやディスカッションによってアクティブラーニングを行う。
授業計画
1 ガイダンス。中国語の類型論的特徴について。
【事前学習】これまで学んだ中国語の文法項目のうち、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】学んだ内容を振り返り、中国語の類型論的特徴について簡単に説明できるようにする。 (0.5時間)
2 テーマI「連続性」:研究論文1を読む上で前提知識となる中国語文法について学ぶ。中国語における四種の述語タイプについて。
【事前学習】配布されたレジュメの指定箇所を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、基本用語と重要な概念についてノートにまとめ、中国語の述語タイプについて簡単に説明できるようにする。 (0.5時間)
3 テーマI「連続性」:研究論文1を精読する。中国語の二重主語文とその他の構文の連続性について学ぶ。(A-6-3)
【事前学習】研究論文1を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。発表者は発表の準備、それ以外の履修者は質問を用意する。 (0.8時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、中国語の二重主語文についてポイントを説明できるようにする。 (0.2時間)
4 テーマI「連続性」:研究論文2を読む上で前提知識となる中国語文法について学ぶ。中国語における連動文と兼語文について。
【事前学習】配布されたレジュメの指定箇所を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、基本用語と重要な概念についてノートにまとめ、中国語の連動文と兼語文の特徴について簡単に説明できるようにする。 (0.5時間)
5 テーマI「連続性」:研究論文2を精読する。連動文と兼語文の連続性について学ぶ。(A-6-3)
【事前学習】研究論文2を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。発表者は発表の準備、それ以外の履修者は質問を用意する。 (0.8時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、連動文と兼語文の連続性についてポイントを説明できるようにする。 (0.2時間)
6 テーマI「連続性」まとめ。
【事前学習】テーマIで学んだ基本用語と重要な概念を整理し、授業内試験の準備をする。 (0.8時間)
【事後学習】テーマIで学んだ内容を振り返り、さらに調べてみたい点を考え、レポートの下準備をする。併せて参考となる文献を読み込む。 (0.2時間)
7 テーマII「典型性」:研究論文3と研究論文4を読む上で前提知識となる中国語文法について学ぶ。中国語におけるヴォイスと結果補語について。
【事前学習】配布されたレジュメの指定箇所を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、基本用語と重要な概念についてノートにまとめ、中国語のヴォイスと結果補語の関係について簡単に説明できるようにする。 (0.5時間)
8 テーマII「典型性」:研究論文3を精読する。“把”構文の典型用法と非典型用法について学ぶ。(A-6-3)
【事前学習】研究論文3を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。発表者は発表の準備、それ以外の履修者は質問を用意する。 (0.8時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、“把”構文の典型用法と非典型用法についてポイントを説明できるようにする。 (0.2時間)
9 テーマII「典型性」:研究論文4を精読する。形容詞を用いた結果補語の典型用法と非典型用法について学ぶ。(A-6-3)
【事前学習】研究論文4を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。発表者は発表の準備、それ以外の履修者は質問を用意する。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、結果補語の典型用法と非典型用法についてポイントを説明できるようにする。 (0.5時間)
10 テーマII「典型性」まとめ。
【事前学習】テーマⅡで学んだ基本用語と重要な概念を整理し、授業内試験の準備をする。 (0.8時間)
【事後学習】テーマⅡで学んだ内容を振り返り、さらに調べてみたい点を考え、レポートの下準備をする。併せて参考となる文献を読み込む。 (0.2時間)
11 テーマⅢ「多義性」:研究論文5を読む上で前提知識となる中国語文法について学ぶ。中国語において多義性を有する動詞、それらの動詞から構成される二重目的語構文について。
【事前学習】配布されたレジュメの指定箇所を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、基本用語と重要な概念についてノートにまとめ、中国語において多義性を有する動詞や構造の特徴について簡単に説明できるようにする。 (0.5時間)
12 テーマⅢ「多義性」:研究論文5を精読する。中国語において「借りる」「貸す」を表す“借”のような両義を表す動詞、それらの動詞から構成される構造や構文について学ぶ。(A-6-3)
【事前学習】研究論文5を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。発表者は発表の準備、それ以外の履修者は質問を用意する。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、中国語の(一部の)動詞に見られる多義性についてポイントを説明できるようにする。 (0.5時間)
13 テーマⅢ「多義性」:研究論文6を読む上で前提知識となる中国語文法について学ぶ。指示詞、数詞、量詞を順に整理し、「指示詞+数詞+量詞」(D)を用いた連体修飾について解説する。
【事前学習】配布されたレジュメの指定箇所を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、基本用語と重要な概念についてノートにまとめ、中国語において指示詞を用いた連体修飾の特徴について簡単に説明できるようにする。 (0.5時間)
14 テーマⅢ「多義性」:研究論文6を精読する。「指示詞+数詞+量詞」(D)を含む連体修飾(「NP1+D+NP2」)が両義性を有する場合があり(“你这个老奶奶”「あなたという(この)おばあさん[同格関係]/あなたの(この)おばあさん[所有関係]」)、二種のタイプに分かれることについて理解を深める。(A-6-3)
【事前学習】研究論文6を読み、分からない用語や概念は辞書で調べておく。発表者は発表の準備、それ以外の履修者は質問を用意する。 (0.8時間)
【事後学習】授業で学んだ内容を振り返り、授業で扱った二種の連体修飾に見られる特徴についてポイントを説明できるようにする。 (0.2時間)
15 テーマⅢ「多義性」まとめ。
【事前学習】テーマⅢで学んだ基本用語と重要な概念を整理し、授業内試験の準備をする。 (0.8時間)
【事後学習】テーマⅢで学んだ内容を振り返り、さらに調べてみたい点を考え、レポートの下準備をする。併せて参考となる文献を読み込む。 (0.2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 木村英樹 『中国語はじめの一歩〔新版〕 (ちくま学芸文庫[キ-24-1])』 筑摩書房 2017年
日本中国語学会編 『中国語学辞典』 岩波書店 2022年
成績評価の方法及び基準 レポート:テーマと内容、提出状況から評価する。(30%)、授業内テスト:小テストにより評価する。(30%)、授業参画度:授業内発表、積極的な発言や内容により評価する。(40%)
オフィスアワー 授業の前後。

このページのトップ