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| 令和5年度以降入学者 | 心理的アセスメントに関する理論と実践(心理アセスメント演習) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 宇都宮敦浩 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 心理学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業形態 | 対面授業 |
|---|---|
| 授業概要 | 心理アセスメント法について概観した上で、授業担当者の司法・犯罪分野における臨床心理士、公認心理師としての実務経験を活かし、非行臨床における各種心理検査の活用事例、精神鑑定における心理検査の活用、多職種連携による心理アセスメント等について、架空事例の検討やロールプレイを通じて学びながら、心理検査の実施法や分析・解釈の技法習得に向けた授業を展開する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | 心理アセスメントに関する理論と方法を概観し、心理アセスメント結果を相談、助言、指導に応用するための所見書の書き方、フィードバックを実施できる。授業で取り上げる心理検査の測定内容、実施方法、結果の読み方などを臨床現場で実施できるレベルで身に付ける。 |
| 授業の形式 | 講義、演習 |
| 授業の方法 | 心理アセスメントに関する事前講義を踏まえ、実際に心理検査を実施する。学ぶのは描画法、知能検査法(WISC・WAIS)、投影法(TAT)の3種類であり、テスターとテスティに分かれてロールプレイを通じて実施法を習得する。また、心理検査結果の分析や解釈について、架空事例の検討を通じて実践的に学ぶ。授業時間のみでは実際の心理検査の使い方を習得することは不可能であるため、各自で時間を見計らって心理検査の練習を行うことを推奨する。事前学修では、授業内で指示する心理検査法の概要をよく調べて、マニュアルを一読する。事後学習では試行した検査結果を分析・集計するとともに、集計結果を所見書にまとめる作業を行う。提出された結果報告書の記載内容を一読し、書き方として良かった点および改善点について授業内でフィードバックを行う。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。本授業は、対面でないと実施ができない心理検査を数多く扱う関係上、遠隔での受講は理由を問わず認めない。 |
| 履修条件 | 心理科学コースの院生に限る。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
公認心理師として現場で実践を行う上での心理アセスメントの目的と意義、理論と方法について講義を行う。併せて全15回の授業の進め方に関するオリエンテーションを行う。
【事前学習】参考書を読み、心理アセスメントを施行し、フィードバックを行うまでの一連の流れをイメージしておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容の復習を行い、心理アセスメントの意義について再度確認する。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 2 |
面接法と観察法についてロールプレイを通じて学び、情報収集や行動観察における技術と留意点について学ぶ。
【事前学習】事前配布資料に基づき、面接法と観察法を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】受講者間でクライエント役を設定し、ロールプレイを実施する。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 3 |
スクイグル法や相互スクイグル法、HTPを通じて、描画法の演習を行う。
【事前学習】事前に指定する描画法の参考図書を読み、教示法や実施法について理解しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で取り上げた描画法の結果所見を文章にまとめる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 4 |
非行臨床における描画法の活用について、架空事例を通じて実践的に学ぶ。
【事前学習】事前に指定する描画法の参考図書を読み、分析・解釈法について理解しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ内容に基づき、架空事例の検査所見を文章にまとめる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 5 |
投影法(SCT、家族描画法)の実施法、活用法を学び、臨床場面での応用力を身につける。
【事前学習】事前に指定する投影法検査のマニュアルを読み、実施方法や解釈方法を予習する。 (2時間) 【事後学習】授業内で実施した投影法の結果と解釈を文章にまとめる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 6 |
知能検査法(WISC・WAIS)の概要について講義を行い、実施法、活用法、分析・解釈法について理解を深める。
【事前学習】知能検査法(WISC・WAIS)のマニュアルを参照して予習を行う。 (2時間) 【事後学習】知能検査器具を実際に確認し、具体的な教示法や記録法について概要を調べる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 7 |
知能検査法(WISC)の器具を用い、テスターとテスティに分かれてロールプレイを通じて実践的に実施法を学ぶ。
【事前学習】知能検査器具を実際に確認し、具体的な教示法や記録法について理解をしておく。 (2時間) 【事後学習】次回に行う心理検査について、教示法や実施法を確認する。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 8 |
知能検査法(WAIS)の器具を用い、テスターとテスティに分かれてロールプレイを通じて実践的に実施法を学ぶ。
【事前学習】知能検査器具を実際に確認し、具体的な教示法や記録法について理解をしておく。 (2時間) 【事後学習】テスター、テスティ体験を通じて感得した内容を文章としてまとめる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 9 |
絵画統覚検査法(TAT)について概要を講義した後に、全員がテスティになって模擬受検を行い、体験的に学ぶ。
【事前学習】絵画統覚検査法(TAT)について専門書を通じて概略を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】模擬受検した自身の内容を確認し、自分なりにその印象や感想について文章にまとめておく。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 10 |
絵画統覚検査法(TAT)について、ハーバード版を用いて各図版特性を説明し、分析・解釈の視点や視座を学ぶ
【事前学習】事前に配布した資料を熟読し、各図版特性について予習をしておく。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ各図版特性に基づいて模擬受検した自身の反応内容を分析し、所見を作成する。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 11 |
絵画統覚検査法(TAT)について、複数班に分かれて事例検討を行い、各グループごとにその結果を発表し、分析・解釈法について実践的に学ぶ。
【事前学習】事前に配布した事例について分析・解釈を行い、予め検査所見を作成しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ結果の解釈に基づき、所見書を作成する。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 12 |
精神鑑定における心理検査の活用法について、主として知能検査法を通じて学ぶ。
【事前学習】事前に配布する資料に基づき、精神鑑定事例の概略を理解しておく。 (2時間) 【事後学習】精神鑑定における心理検査の活用について学んだことを文章にまとめる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 13 |
少年鑑別所における心理臨床において、心理アセスメントがどのような形で進められ、心理検査が活用されているのかについて講義を行い、非行臨床における心理検査の実施について理解を深める。
【事前学習】事前に配布した資料を熟読し、少年鑑別所における心理臨床について概略を把握する。 (2時間) 【事後学習】次回の授業で使用する架空事例について、自分なりに見立てと方針を策定しておく。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 14 |
架空事例を通じて、複数班に分かれて事例検討及びロールプレイを行い、少年鑑別所における心理アセスメントについて実践的に学びを深める。
【事前学習】前回配布した資料を熟読し、架空事例についての所見を自分なりにまとめ、事例検討で意見を述べられるように準備をしておく。 (2時間) 【事後学習】授業内で指摘を受けた内容に即して架空事例の報告書を作成する。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| 15 |
授業全体を振り返り、心理アセスメントを実施する上での留意点、心理検査の活用方法およびテストバッテリーのあり方について理解を深める。
【事前学習】本業全体を受けての感想と疑問点を整理し、授業内で発言できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ心理検査全体について復習を行い、マニュアルを見ずに実施できるように練習を重ねる。 (2時間) 【担当教員】宇都宮敦浩 【授業形態】対面授業 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 使用しない |
| 参考書 | 津川律子 『精神科臨床における心理アセスメント入門』 金剛出版 2009年 第1版 髙橋依子 『描画テスト』 北大路書房 2022年 第6版 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) レポートは、各種心理検査を学び、感得した内容について、2000字程度についてまとめて提出する。授業参画度は各回授業内での心理検査の施行および分析への取り組み姿勢、積極的な発言で評価する。 |
| オフィスアワー | 授業終了時に授業実施教室で対面にて実施する。 |