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代数学特論Ⅰ

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令和5年度以降入学者 代数学特論Ⅰ
教員名 遠藤直樹
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 地球情報数理科学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 Cohen-Macaulay環は現代可換環論の中核を成す研究対象である。イデアル論の観点から見ると, 高次元のCohen-Macaulay環論は, 謂わば1次元Noether整域の理論の高次元版であり, 1次元の環に対して成立する端麗で特徴的な現象を, 正則列の概念を基盤に, ホモロジー代数を武器として高次元に拡張したものと捉えることができる。加えて, 1次元Cohen-Macaulay環論の源流の1つはJ. LipmanによるArf環の理論にあり, イデアルの節減や安定性, blow-up代数, 整閉イデアルの構造など, その後に可換環論の主要課題となった多様な話題の萌芽が既にArf環の理論の中に見出される。以上の背景を踏まえ, 本科目では, イデアルの節減や上表元の理論の学修を通して, Arf環に関する基礎理論を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
イデアルの節減や環と加群の重複度, Arf環に対する基本的事項を身に付ける。

<到達目標>
重複度の計算に習熟し, またArf環の豊富な具体例を提示することができる。
授業の形式 講義
授業の方法 ① 講義は基本的に対面で行う。
② 初回授業時にレポート課題を出題する。レポート課題の解答例は, 返却時に配布することでフィードバックする。
③ オフィスアワーでの質問の機会を設ける。また, emailでの質問にも対応する。
授業計画
1 環と加群の重複度
【事前学習】線形代数と環論の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 イデアルの節減
【事前学習】環と加群の重複度の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
3 Blow-up代数
【事前学習】イデアルの節減の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
4 上表元
【事前学習】Blow-up代数の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
5 巴系イデアルと重複度
【事前学習】上表元の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
6 Arf環の定義と例
【事前学習】巴系イデアルと重複度の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 Arf環の基本的性質
【事前学習】Arf環の定義と例の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
8 弱Arf環の定義と例
【事前学習】Arf環の基本的性質の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 弱Arf環の基本的性質
【事前学習】弱Arf環の定義と例の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
10 環のstrict閉包とstrictly closed環
【事前学習】弱Arf環の基本的性質の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 Zariski予想
【事前学習】環のstrict閉包とstrictly closed環の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
12 弱Arf閉包
【事前学習】Zariski予想の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 不変式環と行列式環のArf性
【事前学習】弱Arf閉包の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 Arf環上の反射的加群圏
【事前学習】不変式環と行列式環のArf性の復習 (2時間)
【事後学習】講義内容を纏め, レポート課題に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 復習とまとめ
【事前学習】Arf環上の反射的加群圏の復習 (2時間)
【事後学習】この講義で学修した内容全般を整理し, 理解しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 松村 英之 『復刊 可換環論』 共立出版 2000年 第1版
W. Bruns and J. Herzog 『Cohen-Macaulay rings』 Cambridge University Press 1997年 第2版
後藤四郎, 渡辺 敬一 『可換環論』 日本評論社 2011年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 講義終了後やお昼休みの時間に質問に対応する。また, emailでの質問も歓迎する。

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