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科目名平成28年度入学者	＊＊＊
科目名平成27年度以前入学者	地誌学
教員名	山崎　達夫
単位数	2	学年	2～4	開講区分	文理学部
科目群	コース科目
学期	通年	履修区分	選択必修

授業テーマ	地図から地域を考える
授業のねらい・到達目標	現在，地表面に展開する多様な生活形態や文化景観は，地域固有の自然環境や歴史・社会性を反映しながら具現化されている。この地域固有の事象がいかに形成されたのかということを自然と人間の関わりを通して明らかにするのが地誌学である。したがって，地域固有の事象が地理的諸条件の関連によって成り立っていることの理解を目標とする。加えて，地域に生起する事象とその因果則の理解には地形図による予察が効果的であるため，授業では，地形図に関する基礎やその読図法などについても習得してもらう。
授業の方法	教科書（地図帳）、配布するプリント（地形図、主題図、グラフ等）およびPOWERPOINTによって授業を進める。
履修条件	第1回目の授業（ガイダンス）に必ず出席のこと。地理学科の履修は不可。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	まず何より身の回りの事象に興味をもち，その説明を考えてほしい。地図に対する必要以上の先入観や苦手意識をもたず，常に素直に向かい合ってほしい。

授業計画
1	授業ガイダンス
2	地理学のなかの地誌学
3	日本地誌の事例　関東地方の自然環境と人びとの生活Ⅰ～関東地方の地理的環境～
4	日本地誌の事例　関東地方の自然環境と人びとの生活Ⅱ～自然環境、歴史的背景および産業を中核とした考察を中心に～
5	日本地誌の事例　関東地方の自然環境と人びとの生活Ⅲ～環境保全、人口や都市・村落、生活・文化および他地域との結び付きを中核とした考察を中心に～
6	日本地誌の事例　中部地方の自然環境と人びとの生活Ⅰ～中部地方の地理的環境と地域区分～
7	日本地誌の事例　中部地方の自然環境と人びとの生活Ⅱ～自然環境を中核とした考察を中心に～
8	日本地誌の事例　中部地方の自然環境と人びとの生活Ⅲ～地域の自然災害に応じた防災対策～
9	日本地誌の事例　近畿地方の自然環境と人びとの生活Ⅰ～近畿地方の地理的環境～
10	日本地誌の事例　近畿地方の自然環境と人びとの生活Ⅱ～歴史的背景を中核とした考察を中心に～
11	日本地誌の事例　九州地方の自然環境と人びとの生活Ⅰ～九州地方の地理的環境～
12	日本地誌の事例　九州地方の自然環境と人びとの生活Ⅱ～環境問題・環境保全を中核とした考察を中心に～
13	日本地誌の事例　北海道の自然環境と人びとの生活Ⅰ～北海道地方の地理的環境～
14	日本地誌の事例　北海道の自然環境と人びとの生活Ⅱ～産業を中核とした考察を中心に～
15	講義内容の整理およびまとめ

その他
教科書	帝国書院編集部編『中学校社会科地図』帝国書院教科書である「中学校社会科地図」を毎時間持参のこと。教科書を忘れた場合には授業内に行うミニレポートを受けられないので注意のこと。
参考書	各回の授業内容に即した参考文献については、授業時に配布するプリントに記載するので参照のこと。
成績評価の方法及び基準	平常点(40%)、レポート(50%)、授業参画度(10%) 授業時に行う小レポートや作業（平常点）は成績評価上重要ですので，授業には欠席・遅刻をしないようにしてください。なお，３分の２割以上の出席を絶対条件とします。
オフィスアワー	授業の前後，本館2Fの講師室にて15分程度。