健康・スポーツ実践１（ゴルフ）

科目名	健康・スポーツ実践１（ゴルフ）
教員名	水落文夫
単位数	1	学年	2	開講区分	文理学部
学期	半期	履修区分	選択

授業概要	運動・スポーツを実践する
授業のねらい・到達目標	1年次で学習した「身体知」と「科学知」について実践を通じ統合することで，より幅広い教養を身につけ，より深くスポーツを理解する。この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応している。
授業の方法	授業形態は主に学内ゴルフ練習場でのスポーツ実技である。プレゼンテーションには配布印刷物を用いる。学内のゴルフ練習場（4打席、30ヤード）あるいはテニスコートなどで，ゴルフスイングの基礎から段階的に練習してゴルフプレーのための基本技術を習得する。実際のゴルフコースでプレーするためのルールとマナーを身につける。ルール，マナー，基本技術と用具に関するペーパーのチェックテストを行う。なお，自らの身体にあった運動シューズとゴルフ手袋など，安全のための用具を必ず準備すること。
履修条件	授業内容と授業環境の点から，ゴルフ初心者および初級者を対象とする。

授業計画
1	【体育演習室】授業のガイダンス授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する。ゴルフのルール，マナー，用具，基本技術などについて説明する資料冊子を配布し，その記述に沿ってスタンスとスイングの基礎を解説する。
2	【ゴルフ練習場】ゴルフ練習場での授業展開の留意点危険状況と回避の原則を徹底理解し，自ら安全点検と環境づくりを行う。資料冊子の記述にしたがい試打をする。
3	【ゴルフ練習場】ゴルフクラブの名称と特性，ショートアイアンのスイング資料冊子の写真と記述にしたがいグリップとアドレスの基本を実践する。
4	【ゴルフ練習場】長さの異なるグラブによる素振り（フォームチェック），穴あきボールとゴルフボールによるショートアイアン打撃資料冊子の写真と記述にしたがいグリップ，アドレス，スイングの修正ポイントを確認して修正する。
5	【ゴルフ練習場】ショートアイアン打撃，動作撮影と動画によるフィードバック資料冊子の写真と記述にしたがい，スイングの基本を確認する。ルール，マナー，用具，基本技術のチェックテストを行う。
6	【テニスコート】テニスコートを利用したバードゴルフボールによるショートアイアンのアプローチ，パターによるパッティング
7	【テニスコート】テニスコートを利用したアプローチとパッティング（バードゴルフボールによるショート4コース設定によるトーナメント経験）
8	【百周年記念館外回り】百周年記念館周辺を利用したバードゴルフショート5コース設定によるトーナメント経験
9	【ゴルフ練習場】ショートアイアンによるアプローチテスト（的入れ課題），アドレスの方向とスイングクロックによる調整
10	【ゴルフ練習場】ミドルアイアン打撃，クラブの長さによるスイングの調整，動画によるスイングのフィードバック，ピアサポートによる修正ポイントの確認（チェックシート）
11	【ゴルフ練習場】ドライバー打撃練習，動画によるフィードバック，スイングの大きさとスタンス幅の調整資料冊子の写真と記述を見て，自分と他者の修正ポイントを確認（ピアサポート）
12	【ゴルフ練習場】実際のゴルフコースとホールの構造，ティインググランドからグリーンに至るまでのプレーのルールとマナー，ホールを想定したクラブ選択
13	【ゴルフ練習場】ゴルフコースに対応して様々なクラブで正確に打撃。クラブの種類とスイングクロックによる距離調整
14	【ゴルフ練習場】ゴルフ練習場での1ホールのシミュレーションテスト「ドライバー（ティインググランド） -> ミドルアイアン（フェアウェイ） -> ショートアイアン（アプローチ） -> パッティング（パット）」によるスコアテスト
15	【ゴルフ練習場】ゴルフスイングの習得度とゴルフマナーに関する理解度を確認し，実際にゴルフコースでプレーするための知識を解説する。

その他
教科書	テキストとなる「資料集」を配布する。
参考書	使用しない
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(30%)、授業参画度(70%) 「授業参画度」の評価は，ゴルフの技術向上度および身体動作調整に関するリアクションペーパー，さらに安全を確保するためのマナーや態度などに関するチェックシートにより行う。「授業内テスト」による評価は，第5回，第10回，第15回の授業で実施する小テストなどにより行う。
オフィスアワー	土曜日，15:00－17:00，総合体育館第1実験室
備考	運動シューズを着用し、ゴルフ手袋を持参すること。