健康・スポーツ実践１～１２（集中・ゴルフ）

科目名	健康・スポーツ実践１～１２（集中・ゴルフ）
教員名	水落文夫
単位数	1	学年	2	開講区分	文理学部
学期	集中	履修区分	選択

授業概要	運動・スポーツを実践する
授業のねらい・到達目標	1年次に学習した「身体知」と「科学知」について実践を通じ統合することで，より幅広い教養を身につけ，より深くスポーツを理解する。自然の中でのスポーツ行動によりスポーツの楽しさと快気分を表出できる。学外での宿泊をともなう集中授業のため，通常の実技授業に比べて技能向上，社会的スキルの獲得，学科を超えた学生と教員の交流が期待できる。この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応しています。
授業の方法	授業形態は学内および学外（宿泊）での集中実技である。プレゼンテーションには配布印刷物を用いる。学内ではゴルフ練習場（2時間），学外ではサンコー72カントリークラブ（群馬県高崎市：2泊3日）を利用して集中の実習を行う。練習場では自分のペースで様々なショットの技術を動画撮影により確認しながら技術の獲得を計る。実際のゴルフコースでは，ルールとマナーを身につけ，ショートコース，本コース9ホールと段階的に実践ラウンドを行う。

授業計画
1	学内および学外での集中実技のガイダンスおよび注意日程，ゴルフ用具，ルールとマナー，費用，宿泊，その他ゴルフ実技授業を実施するうえで必要なことと準備することを理解する。
2	スイングレッスン(1)　グリップ，スタンス，アドレスに関する基礎的知識の習得実技授業受講に際して遵守しなければならない安全のためのルールを理解する。配布した資料冊子（ゴルフの技術，ルールとマナー，ラウンドの心得など）にしたがって，ゴルフの基礎的技術を獲得する。
3	スイングレッスン(2)　アイアンとドライバーによるハーフスイングとフルスイング配布した資料冊子の記述と写真を見て，自分の修正ポイントを確認する。
4	ラウンド準備(1)　ゴルフコースでラウンドするためのドレスコート，ルール，マナーの習得，その必要性と歴史的背景配布した資料冊子の記述と写真を見て，宿泊をともなう集中授業の準備（持ち物，用具，スイング技能の向上など）を確認する。
5	ラウンド準備(2)　ラウンド用の用具を装備して練習場でショット練習，ショートアイアンによるアプローチ配布した資料冊子の記述と写真を見て，スイングの修正ポイントを確認して，真っすぐ飛ぶボールを目指す。
6	ショット練習(1)　アイアンとドライバーを中心とする様々なクラブによるショット
7	ショット練習(2)　バンカー，ラフ，林など，様々な状況でのショット
8	ショット練習(3)　アプローチとパッティング，配布した資料冊子を見て，グリーン周りの注意点を確認
9	ラウンドの手順とコースでのマナー配布した資料冊子を見て，ルールとマナーを確認して実践する。
10	ショートコース実践(1)　パーティーの形成，安全確保，ティインググランド・フェアウェイ・ラフなどのホール内で使用するクラブ，およびルールとマナー，配布した資料冊子を見てラウンドの手順を確認
11	ショットコース実践(2)　アプローチショット，バンカー・ウォーターハザードなどのホール内で使用するクラブ主にアイアンショットに関する自分の課題を確認しておく。
12	ショートコース実践(3)　パッティング，OBなどの場外区域や障害区域の処理，パッティンググリーンでのプレーのルールとマナー，ラウンド全体のエチケット仲間のサポートおよびパッティングに関する自分の課題を確認しておく。
13	本コースラウンド実践(1)　習得したそれぞれのクラブによるショット，プレーの戦略，安全の確保，スコア記録ラウンドにおけるコース周りの安全に関する要件を確認しておく。
14	本コースラウンド実践(2)　自然の中でのゴルフプレーの楽しさ，および競争・協同の仕組みを体験他者と協同してプレーする場面を確認しておく。
15	本コースラウンド実践(3)　ゴルフラウンドを総括ラウンドに際してゴルフの楽しさと生涯スポーツとしての価値を確認しておく。ゴルフを楽しむために，その環境を維持・管理する人や，サポートする周りの人と仲間の存在に気づいて感謝する。

その他
教科書	実習要項およびゴルフ資料集を配布する。
参考書	使用しない
成績評価の方法及び基準	授業参画度(100%) 「授業参画度」の評価は，学内実習および学外実習におけるゴルフ技術の習得プロセスと，ゴルフプレーで必要な安全を確保するためのマナーや態度に関する各段階のリアクションペーパーおよびチェックシートにより行う。
オフィスアワー	土曜日，15:00－17:00，総合体育館第1実験室
備考	学外実習は9月上旬に2泊3日で行い，25000円程度（宿泊費、プレー費、食費、保険料等を含む）の費用がかかる。服装はドレスコートを遵守し，運動シューズ（ゴルフシューズが望ましい）とゴルフ手袋を必ず準備すること。クラブやバッグなどのゴルフ用具は大学で貸し出しする。なお，実際にゴルフコースで実技授業を行うため，コースに限らず宿泊施設などでも他者に対する気配りを忘れないこと。宿泊をともなう集中授業のため健康には十分に留意すること。