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日本語学入門1

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令和2年度入学者 日本語学入門1
令和元年度以前入学者 日本語学入門1
教員名 荻野綱男
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(全15回)
授業概要 日本語学の見方・考え方を知る
授業のねらい・到達目標 教科書の前半部分を理解し、日本語学のそれぞれの分野の考え方や現在研究されているテーマなどを幅広く知ることがねらいである。講義では教科書で説明されていないことも解説するが、基本は教科書なので、教科書に書かれていることが理解できていれば合格になる。
この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,日本文学・日本語学研究、ひいては人文学の役割や、倫理的な課題を理解し、説明することができる。(A-1-1)
・日本文学・日本語学研究を学びながら、それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の方法 荻野の講義が中心である。
毎回試験ないしアンケートを行い、受講者全員とのコミュニケーションをはかることを予定している。
第14回(8月11日)に授業内テストを行うので、この回の欠席者は不合格になる。
この日、何かの集中講義などと時間が重なる場合は、8月4日までに荻野に申し出て指示を仰ぐこと。
授業計画
1 イントロダクション(日本語学とは)
【事前学習】教科書 pp.2-16 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
2 音声と音韻[1] 音声学
【事前学習】教科書 pp.18-24 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
3 音声と音韻[2] 音韻論と韻律
【事前学習】教科書 pp.25-35 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
4 語彙[1] 語と語彙・語形
【事前学習】教科書 pp.36-46 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
5 語彙[2] 語種・語構成
【事前学習】教科書 pp.46-53 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
6 語彙[3] 位相・語彙の体系と計量
【事前学習】教科書 pp.53-57 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
7 意味[1] 語の意味・意味関係・意味分野
【事前学習】教科書 pp.58-63 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
8 意味[2] シソーラス・意味の派生・意味の合成
【事前学習】教科書 pp.63-69 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
9 文法[1] 活用
【事前学習】教科書 pp.70-78 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
10 文法[2] 格と文の成分
【事前学習】教科書 pp.79-86 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
11 文法[3] ヴォイス
【事前学習】教科書 pp.86-91 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
12 文法[4] アスペクトとテンス
【事前学習】教科書 pp.91-97 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
13 文章と文体[1] 指示詞と接続詞
【事前学習】教科書 pp.98-103 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
14 文章と文体[2] 文章論+授業内試験
【事前学習】教科書 pp.103-109 を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
15 試験結果の解説と講評
【事前学習】教科書の全体を参照しながら、各自の解答結果と対比しつつ自分で正解を考えておくこと (2時間)
【事後学習】誤答の部分を確認し、なぜ誤答したのか、どう考えれば正解に至るかを復習すること (2時間)
その他
教科書 荻野綱男 『現代日本語学入門 改訂版』 明治書院 2018年 第1版
古い版は、内容が大きく異なり、誤植があるので、使わない。文理学部の教科書売り場では最新版が購入できる。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
授業参画度は、毎回の試験ないしアンケートで評価します。
オフィスアワー 水曜日 16:20-17:50 荻野研究室(7410)
メールアドレスは授業内で公開する

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