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令和元年度以前入学者 | 基礎演習1 | ||||
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教員名 | 高野奈未 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンライン授業と課題研究を組み合わせて実施します。 オンライン授業はテレビ会議システムを利用して行い、使用するシステムとその使い方については、授業第1回で解説します。 Blackboardの本授業コースの「連絡事項」でログインや設定の方法を知らせますので、5/6以降授業開始までに確認しておいてください。 なお授業の状況によっては方式を変更する可能性があります。 |
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授業概要 | 上田秋成の和文を読む |
授業のねらい・到達目標 | 上田秋成の歌文集『藤簍冊子』(つづらぶみ)は全6巻のうち後半3巻が和文集で、紀行文・歴史物語・不思議な話など多岐にわたる内容が、変化をつけた文体で記されています。 この『藤簍冊子』の和文を読むことを通じて、近世文学研究のための基礎知識と調査方法、考え方を身につけます。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,6,7,8に対応している。 ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | 上田秋成『藤簍冊子』を輪読形式で精読します。 毎回発表担当者を決め、口頭発表と質疑応答を行います。 発表担当者は、本文を翻刻して語釈を施し、典拠や当時の文化・通念等を調査し、考察を加えます。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、4月13日(月)17時50分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月18日(土)8時50分頃、コミッツ・国文学科掲示板にて発表する。 なお、手続きについては4月1日(水)に国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方・成績評価の方法等の告知、テキスト配布)、近世文学の基礎知識
【事前学習】シラバスをよく読んで授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
2 |
上田秋成、『藤簍冊子』に関する基礎知識の解説、見本発表
【事前学習】事前に配布する資料を熟読し、疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
3 |
近世文学および和文に関する調査・考察方法の解説、発表担当日の決定
【事前学習】これまでに学習した資料収集と調査・分析の方法を復習し、疑問があればまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で示された辞書・データベースを実際に使用してみること。 そのほか授業内で学んだ事項についてよく復習し、確実に実践すること。 (2時間) |
4 |
くずし字の読み方
【事前学習】事前に配布する資料を熟読し、疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
5 |
発表と質疑応答(1)受講者A・Bの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
6 |
発表と質疑応答(2)受講生C・Dの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
7 |
発表と質疑応答(3)受講生E・Fの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
8 |
発表と質疑応答(4)受講生G・Hの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
9 |
発表と質疑応答(5)受講生I・Jの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
10 |
発表と質疑応答(6)受講生K・Lの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
11 |
発表と質疑応答(7)受講生M・Nの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
12 |
発表と質疑応答(8)受講生O・Pの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
13 |
発表と質疑応答(9)受講生Q・Rの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
14 |
発表と質疑応答(10)受講生S・Tの発表
【事前学習】発表担当者は発表レジュメを作成してくること。 そのほかの受講生はテキストを熟読し、質疑応答に備えて疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間) |
15 |
レポート課題およびその作成方法の解説
【事前学習】14回までの内容をよく復習し、疑問点をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習し、レポート課題に取り組むこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布します。 |
参考書 | 『近世歌文集 下 (新日本古典文学大系68)』 岩波書店 1997年 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記―改訂版』 笠間書院 1994年 『字典かな』は当初教科書に指定したものの例年の教科書販売に比して入手が困難な状況であるため、やむなく参考書に変更しましたが、くずし字読解のためには必須の資料であり、持っている人は本授業で是非活用しましょう。 このほか授業中に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内課題(30%)、授業参画度(30%)、授業内発表(40%) 授業内課題は、授業ごとに課す、発表を聞いて答える課題、授業参画度は質疑応答への参加で評価します。 |
オフィスアワー | 火曜2限の時間帯にテレビ会議システムを利用して実施。事前にアポイントを取ること。 |