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令和元年度以前入学者 | 基礎演習2 | ||||
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教員名 | 田中ゆかり | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 主としてオンデマンド型授業(動画、配布資料、課題)。 この科目のBbコースIDとコース名は次の通り「20201461 : 2020基礎演習2(田中ゆかり・後・水5)」。 |
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授業概要 | 「方言」で読み解く日本語社会 日本語社会における「方言」の価値の高まりを受け、「方言」の保存・継承・活用の事例に事欠かない。この科目では、各地の取り組みについて調査・分析・報告することを通じ、日本語社会を読み解く目を養うことを目的とする。 本科目の一部では日本の言語政策を扱う。文部科学大臣及び文化庁長官諮問機関・文化審議会臨時委員(国語分科会)の実務経験から日本国における言語政策策定の背景などについて具体的に教授する。 |
授業のねらい・到達目標 | 「方言」の保存・継承・活用の実態は、時代・地域・媒体により異なる。この違いは、時代・地域・媒体・コンテンツによって「方言」の価値が異なるということを示唆するものである。 この科目では、各地の取り組みについて調査・分析・報告することを通じ、日本語社会を読み解く目を養うことを目的とする。同時に、具体的な言語研究の企画・実施、分析と報告までの一通りを学び、自分自身で現代日本語学の研究テーマについて調査の立案から分析まで実行するための知識とスキルを獲得することも目的とする。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,6,7,8に対応している。 ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | 開講曜日限にオンライン型授業を実施する。資料配布やフィードバックなどはBlackboardを活用する。一部、課題研究を含む予定。 シラバス内の履修条件を確認の上、履修希望者は、第1回授業開始(9月24日)までにBlackboardに自己登録のこと。 「方言」の保存・継承・活用事例についての導入的講義ならびに文献・電子資料等の使い方などを毎回の課題を積み上げるかたちで学びながら、履修者各自においてテーマを選択し、そのテーマについてのデータ収集・調査・発表を行う演習。毎回の課題は事前・事後の学修をつなぐものとして課す。各自発表はパワーポイントを使用したものを予定している(画面共有形式)。最終課題は、発表を発展させた2タイプのレポート(冊子用、サイト用)。最終課題は、冊子版・Web版2種類の報告書としてまとめる予定。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、4月13日(月)17時50分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月18日(土)8時50分頃、コミッツ・国文学科掲示板にて発表する。 なお、手続きについては4月1日(水)に国文学科HP「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について解説する 課題:調査対象地域の検討 【事前学習】シラバスを読んだ上で、昨年度までの報告書(サイト版・冊子版)を閲覧しておく (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ (2時間) |
2 |
「方言」の保存・継承・活用事例についての導入的講義 課題:調査対象地域を選び、調査対象地域についての基本的な調査を行い、整理する。 【事前学習】課題にとりくむ (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ (2時間) |
3 |
「方言」の保存・継承・活用事例を調査するための文献・電子資料の使い方(講義と実習) 課題:文献・電子資料を用いて調査対象地域の「方言」について調査を行い、整理する。 【事前学習】課題にとりくむ (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ (2時間) |
4 |
発表についての解説 課題:発表についての解説に従い調査を実施し、整理する。 【事前学習】課題にとりくむ (2時間) 【事後学習】発表準備 (2時間) |
5 |
課題研究(発表準備) 発表についての質問・相談(オンライン授業) 【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】発表準備 (2時間) |
6 |
発表とフィードバック 3人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
7 |
発表とフィードバック 3人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
8 |
発表とフィードバック 3人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
9 |
発表とフィードバック 3人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】調査データの整理と分析の準備 (2時間) |
10 |
発表とフィードバック 3人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
11 |
発表とフィードバック 3人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
12 |
発表とフィードバック 4人
【事前学習】発表準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックを受けての見直しと修正 (2時間) |
13 |
発表全体へのフィードバック 最終課題作成解説 【事前学習】最終課題作成に際しての課題の整理 (4時間) 【事後学習】最終課題作成 (4時間) |
14 |
課題研究(最終課題報告の作成) 最終課題作成についての質問・相談(オンライン授業) 【事前学習】最終課題の作成 (4時間) 【事後学習】最終課題の作成 (4時間) |
15 |
最終課題の提出 全体のふりかえり 【事前学習】最終課題作成 (4時間) 【事後学習】授業全体のふりかえり (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。適宜印刷資料を配布する。 |
参考書 | Blackboardに参考文献の一部を格納する。その他については、授業中適宜案内する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:二種類の最終課題(冊子版とサイト版)(50%)、授業参画度:調査・発表・討議への参画などを含む(50%) |
オフィスアワー | 授業の前後 その他については、メール、必要に応じてメール等で予約の上会議システムによる面談 |
備考 | ・この科目は銀座地域における実地調査を伴う「言語景観・言語サービス入門」を予定していましたが、遠隔授業となり実地調査が困難となったため、「「方言」で読み解く日本語社会」にテーマを変更しました。併せて同じ理由により、グループワークから各人による調査・発表・報告による演習形式に授業方法を変更しました。 ・第1回授業までに前年度最終課題をまとめた冊子報告書を学科事務室より履修予定者に郵送します。最終課題をまとめたサイトのURLは下記の通りです。冊子・サイトともに目を通しておいてください。 「田中ゆかり担当科目授業報告」 http://www.chs-jp.info/tnk/ |