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令和元年度以前入学者 | 日本語音声学 | ||||
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教員名 | 田中ゆかり | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主としてオンデマンド型授業(動画、配布資料、課題)。 この科目のBbコースIDとコース名は次の通り「20201465 : 2020日本語音声学(田中ゆかり・後・木1)」。 |
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授業概要 | 日本語の音のしくみを理解する。 本科目は、国語科教職必修科目のひとつである。高等学校教員(国語科)ならびに文部科学省教科書用図書検定調査審議会委員・国語小委員会部会長代理の実務経験を踏まえ、教職必修科目にふさわしい知識を提供する。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本語の音声・音韻・リズム・アクセント・イントネーションについて概説する。音声学の基礎的な考え方について学習し、日本語音声・音韻・リズム・アクセント・イントネーションの具体的な記述と考察が、受講者各自可能な段階に到ることを目標とする。併せて、中学・高校における教科としての国語「日本語のしくみ」「表記」についての教授ならびに日本語教育における日本語音声指導ができるようになることを到達目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3およびカリキュラムポリシーCP3に対応している。 ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) |
授業の方法 | Blackboardをベースとした遠隔授業。講義はBb格納の動画と配布資料によるオンデマンド型で実施し、Bb経由で提出する事前事後学修を兼ねた課題を毎回課す(12回)。開講曜日限に授業内試験を2回(中間試験と全体をふりかえる試験)実施予定。全体をふりかえる試験のあとに全体をふりかえる課題研究を課す(1回)。 シラバス内の履修条件(後期開講科目の履修条件は学生証番号が偶数)を確認の上、履修希望者は、第1回授業開始(9月24日)前までにBlackboardに自己登録のこと。 |
履修条件 | 後期開講の日本語音声学は、第1回授業まで(9/23中)にBb自己登録を完了した「学生証番号が偶数」の学生に受講を許可します。 学生証番号が奇数の学生は、前期シラバスの通り前期開講科目の受講を許可していたので、来年度以降に受講をしてください。 前期開講の日本語音声学履修済みの場合、単位修得済みか否かを問わず、同一科目の同一年度内の重複履修は学則上許可されないので、再履修はできません。 第2回までに、Bbコース上に履修許可者名簿を掲出します。受講許可者名簿に記載者のある学生のみが履修登録できます。 なお、科目等履修生/研究生がこの科目の履修を希望する希望する場合は、第1回授業(9月24日)前にBb自己登録をした上で、「ツール」>「Eメール」>「すべての教員」機能で受講許可メール(送信時タイトル「研究生/科目等履修生受講許可(学生証番号・氏名)」)を送信してください。その際、メール本文においても、科目等履修生または研究生である旨明記してください。 履修希望者数によっては、教職必修科目という性質上、上位学年の学生を優先した人数調整を行う可能性があります。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方や到達目標について説明し、第1回課題を課す。
【事前学習】シラバス概要を確認した上で遠隔授業受講の準備を整えておく(Bb自己登録の完了、教科書の購入など) (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ (2時間) |
2 |
第1回課題の解説 言語音声を生成するための器官の名称と働きについて学び、発音のメカニズムを知る。 【事前学習】課題にとりくむ。受講許可者名簿の確認。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する (3時間) |
3 |
第2回課題の解説 単音を構成する母音と子音の違い、母音を記述する重要な三つの観点について学ぶ。 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
4 |
第3回課題解説 母音記述の観点に照らし、日本語の母音を記述・分類する。 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する (3時間) |
5 |
第4回課題解説 子音を記述する重要な三つの観点について学ぶ 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
6 |
第5回課題解説 子音記述の観点に照らし、日本語の子音を記述・分類する。 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。定着度の確認1(授業内の中間試験)に備え、総合的な復習をする (3時間) |
7 |
定着度の確認1:中間試験(授業内試験) 中間ふりかえり課題 【事前学習】課題にとりくむ。定着度の確認1(授業内の中間試験)に備え、総合的な復習をする (2時間) 【事後学習】中間ふりかえり課題にとりくむ。 (3時間) |
8 |
第6回課題解説 日本語の清音・濁音・半濁音について学ぶ 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
9 |
第7回課題解説 音の交替現象について学ぶ 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
10 |
第9回課題解説 同化現象について学ぶ(条件異音) 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
11 |
第10回課題解説 同化現象について学ぶ(自由異音) 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
12 |
第11回課題解説 日本語のを例に拍・音節・フットという概念を学ぶ 【事前学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (2時間) 【事後学習】課題にとりくむ。ノート・配付資料と指定された範囲の教科書を読み復習する。 (3時間) |
13 |
第12回課題解説 日本語のアクセントについての基本を学ぶ 【事前学習】課題にとりくむ。 (2時間) 【事後学習】全体のふりかえり試験に備え総合的な復習を行う (3時間) |
14 |
定着度の確認2:全体のふりかえり試験(授業内試験) 全体のふりかえり研究課題についての解説 【事前学習】全体のふりかえり試験に備え総合的な復習を行う (2時間) 【事後学習】全体のふりかえり研究課題にとりくむ (3時間) |
15 |
全体のふりかえり研究課題の提出と全体のふりかえり
【事前学習】全体のふりかえり研究課題の作成と提出 (2時間) 【事後学習】この科目についての全体的なふりかえりを行う (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 田中真一著・窪薗晴夫監修 『日本語の発音教室』 くろしお出版 2,000円 1999年 |
参考書 | 初回シラバスと授業内で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:中間試験と全体のふりかえり試験の2回実施予定(60%)、授業参画度:毎回の課題と全体のふりかえり課題研究(40%) |
オフィスアワー | 授業に関する一般的な質問・相談は原則Bbに設ける記名投稿の掲示板で回答する。 その他については、メール、必要に応じてメール等で予約の上会議システムによる面談。 |
備考 | 履修条件ではないが、日本語学入門1・2を修得済みであることが望ましい。 |