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日本詩歌史

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令和元年度以前入学者 日本詩歌史
教員名 髙橋優美穂
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型授業(音声付きスライド資料を配信)と課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)の組み合わせで行う。
Blackboard ID:20201487
授業概要 ・勅撰和歌集を中心とした日本の韻文の展開について講義する。
・古典和歌の表現や歌ことばの仕組みを講義する。
授業のねらい・到達目標 (1)授業のねらい
・日本の古典和歌の歴史的展開を理解することができる。
・和歌文学の表現の特性を理解し、和歌を分析できるようになる。
(2)到達目標
・日本の古典和歌の歴史的展開を説明することができる。
・歌ことばの特性や、作品の歴史的背景を調査する方法を修得する。
・修得したスキルを踏まえて、作品の分析ができるようになる。
この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP3,4,5,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,8に対応している。
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2)
・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2)
・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2)
授業の方法 オンデマンド型授業(音声付きスライド資料を配信)と課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)の組み合わせで行う。
授業の前半は、その授業で取り上げる作品や関連する作品について講義を行い、後半で作品の読解を行う。
課題の提出方法等については、授業内で指示する。
授業計画
1 ガイダンス
第1回課題の提示
【事前学習】シラバスを熟読し、授業全体の流れを理解する。 (1.5時間)
【事後学習】勅撰和歌集に関する事項をノートにまとめる。 (2.5時間)
2 第1回課題のフィードバック
【事前学習】勅撰和歌集について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】第1回課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
3 和歌の成立と歴史的展開について
第2回課題の提示
【事前学習】国語便覧などを用いて、どのような和歌文学作品があるのか確認し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた和歌文学の歴史的展開を振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
4 第2回課題のフィードバック
【事前学習】和歌の成立と歴史的展開について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】第2回課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
5 勅撰集の歴史①:『古今集』・『後撰集』・『拾遺集』
第3回課題の提示
【事前学習】『古今集』・『後撰集』・『拾遺集』について、校本や注釈書のリストを作成する。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた『古今集』・『後撰集』・『拾遺集』に関する事項を振り返り、ノートにまとめておく。 (2時間)
6 第3回課題のフィードバック
【事前学習】『古今集』・『後撰集』・『拾遺集』について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】第3回課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
7 中間まとめとアンケート
【事前学習】これまでの学修内容について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】これまでの課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
8 勅撰集の歴史②:『後拾遺集』・『金葉集』・『詞花集』
第4回課題の提示
【事前学習】『後拾遺集』・『金葉集』・『詞花集』について、校本や注釈書のリストを作成する。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた『後拾遺集』から『詞花集』に関する事項を振り返り、ノートにまとめておく。 (2時間)
9 第4回課題のフィードバック
【事前学習】『後拾遺集』・『金葉集』・『詞花集』について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】第4回課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
10 勅撰集の歴史③:『千載集』と『新古今集』
第5回課題の提示
【事前学習】『千載集』と『新古今集』について、校本や注釈書のリストを作成する。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた『後拾遺集』から『詞花集』に関する事項を振り返り、ノートにまとめておく。 (2時間)
11 第5回課題のフィードバック
【事前学習】『千載集』と『新古今集』について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】第5回課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
12 勅撰集の歴史④:『玉葉集』と『風雅集』
第6回課題の提示
【事前学習】『玉葉集』と『風雅集』について、現在の研究状況を確認し、校本や注釈書のリストを作成する。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた『玉葉集』と『風雅集』に関する事項を振り返り、ノートにまとめておく。 (2時間)
13 第6回課題のフィードバック
【事前学習】『玉葉集』と『風雅集』について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】第6回課題を通じて、理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
14 勅撰集の歴史⑤:室町時代の勅撰集
第7回課題の提示
【事前学習】室町時代の勅撰集について、現在の研究状況を確認し、校本や注釈書のリストを作成する。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた室町時代の勅撰集に関する事項を振り返り、ノートにまとめておく。 (2時間)
15 第7回課題のフィードバックとまとめ
【事前学習】室町時代の勅撰集について、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で学んだ事項についてよく復習すること。 (2時間)
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 渡部泰明 『和歌とは何か (岩波新書)』 岩波書店 2009年
有吉保 『勅撰和歌集入門―和歌文学理解の基礎』 勉誠出版 2009年
参考書は上記以外にも、適宜授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は、課題を評価対象とする。課題は全7回を予定しており、詳細は各授業にて発表する。
オフィスアワー 授業に関する質問は、担当教員にメールで問い合わせるか、Blackboardの掲示板機能を利用すること。

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