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令和元年度以前入学者 | 文献資料解読2 | ||||
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教員名 | 竹下義人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主として同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)。blackboard使用―20201494 : 2020文献資料解読2(竹下義人・後・火3)。 Blackboard ID : 20201494 |
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授業概要 | 【くずし字を読む2】古典文学・近代文学を通して、いわゆる文献資料を取り扱う場合に、くずし字を読む能力が求められることがしばしばある。本講義は、そうした資料に遭遇した時を想定し、文献資料に対する読解技術を実践的に学習・習得するための授業である。受講時点では、くずし字の読解能力や学習経験などは問わない。 なお、「文献資料解読1」は古典を中心教材とし、「文献資料解読2」は教材の範囲を近代にまで広げたものである。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本の古典文学作品は、写本または刊本によって伝来・普及したもので、その多くは、いわゆるくずし字で表記されているのが普通である。また、古典の世界ばかりでなく、近代の作家たちの原稿や書翰や書作品などを読解・鑑賞する際にもくずし字を読む能力が必要とされることがある。この授業では、代表的な古典文学作品の読解から始めて、近代の作家たちの草稿・書簡・書作品までを視野にいれて、種々の文献資料を教材としてとりあげ、読解してゆくことによって、文字や表記の歴史に親しみ、あわせて作品理解を深めていくための一助とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 演習(実習)形式。毎回資料を配付するので、教員の指導にしたがって読解に取り組んでいく。授業時には漢和辞典・国語辞典を持参すること(電子辞書でもよい)。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス-授業のテーマや到達目標jよび授業の方法についての説明
【事前学習】シラバスを確認し、学習内容の概略を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、ガイダンスとシラバスの内容を再確認する。 (2時間) |
2 |
資料解読の基礎―書誌学概説
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間) 【事後学習】書誌学の意義について概略を整理。 (2時間) |
3 |
資料解読と発表(1)古典文学資料(Ⅰ)散文
【事前学習】古典文学のうち中古・中世の散文作品の整理・確認。 (2時間) 【事後学習】配付済み資料の復習と整理。 (2時間) |
4 |
資料解読と発表(2)古典文学資料(Ⅱ)散文
【事前学習】古典文学のうち近世の散文作品の整理・確認。 (2時間) 【事後学習】配付済み資料の復習と整理。 (2時間) |
5 |
資料解読と発表(3)古典文学資料(Ⅲ)韻文
【事前学習】古典文学のうち中古・中世の韻文作品の整理・確認。 (2時間) 【事後学習】配付済み資料の復習と整理。 (2時間) |
6 |
資料解読と発表(4)古典文学資料(Ⅳ)書簡
【事前学習】事前配付の書簡資料の解読(予習)。 (2時間) 【事後学習】配付済み資料の整理・復習。 (2時間) |
7 |
読解力の小テストと解説(1)
【事前学習】テスト範囲の確認。 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。テスト範囲の復習。 (2時間) |
8 |
資料解読と発表(5)近代文学資料〈Ⅰ〉
【事前学習】明治文学史の整理・確認 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。 (2時間) |
9 |
資料解読と発表(6)近代文学資料〈Ⅱ〉
【事前学習】事前配付の資料解読、予習。 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。 (2時間) |
10 |
資料解読と発表(7)近代文学資料〈Ⅲ〉
【事前学習】事前配付の資料解読、予習。 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。テスト範囲の復習。 (2時間) |
11 |
読解力の小テストと解説(2)
【事前学習】テスト範囲の確認。 (2時間) 【事後学習】テスト結果の反省と復習。 (2時間) |
12 |
資料解読と発表(8)近代文学資料〈Ⅳ〉
【事前学習】事前配付の資料解読、予習。 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。 (2時間) |
13 |
資料解読と発表(9)近代文学資料〈Ⅴ〉
【事前学習】事前配付の資料解読、予習。 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。 (2時間) |
14 |
資料解読と発表(10)近代文学資料〈Ⅵ〉
【事前学習】事前配付の資料解読、予習。 (2時間) 【事後学習】配付資料の復習・点検。テスト範囲の復習。 (2時間) |
15 |
読解力の小テストと解説(3)
【事前学習】テスト範囲の確認。 (2時間) 【事後学習】テスト結果の反省と復習。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを配付する |
参考書 | 高田竹山監修 『五體字類』 西東書房 2008年 第三版 児玉幸多編 『漢字くずし方辞典』 東京堂出版(旧版、近藤出版社) 1993年 児玉幸多編 『くずし字解読辞典 〈机上版〉』 東京堂出版(旧版、近藤出版社) 1993年 上記の書籍については、いずれも古書店でも入手可能である(旧版でも利用上の支障はない)。その他の参考書については授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は、発表、質疑応答等で評価します。また、blackboardの掲示板への書き込み(報告・感想)などによる参加姿勢も評価対象とします。 |
オフィスアワー | 連絡用のメールアドレスについては第1回の授業時に知らせる。また、専用のメーリングリストを開設するので活用されたい。 |