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現代日本語学の方法2

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令和元年度以前入学者 現代日本語学の方法2
教員名 荻野綱男
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型(音声付き資料を配信する) Blackboard ID=20201500
授業概要 質問調査法の実際
授業のねらい・到達目標 質問調査の手法について、現実の調査の例などに即して具体的に学ぶとともに、受講者が自力で質問調査の実施が可能になることを目標とする。その意味で、卒論などで質問調査を行う予定者にも役立つようにしたい。
この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP,2,3,4,5及びカリキュラムポリシーCP2,3,4,5に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性をもって、世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら、責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3)
授業の方法 荻野の講義が中心となる。質問調査のさまざまな側面について学ぶ。また、現実の質問調査を取り上げて、その調査のようすから結果の分析までを解説する。受講者は、調査計画を練り上げて、レポートを書くことになる。アンケート調査を念頭におくが、現実の調査票を自分で作成することがレポート課題である。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。
授業計画
1 イントロダクション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】参考書などを読んで、質問調査法の特徴を把握しておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
2 調査計画
【事前学習】各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
3 調査票の設計
【事前学習】各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
4 質問文の作成方法
【事前学習】各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
5 調査の実施と集計
【事前学習】各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
6 調査票の批判的検討(1)
【事前学習】アンケート調査の方法論に関する本を読み、調査の全体を把握しておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。レポートの仮題をメールで提出すること (2時間)
7 仮題の検討&調査票の批判的検討(2)
【事前学習】第6回の配布プリントを基に、調査票の問題点を考えること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
8 仮題の検討&調査票の批判的検討(3)
【事前学習】第7回の配布プリントを基に、調査票の問題点を考えること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
9 質問調査と WWW 調査
【事前学習】日本語研究における WWW の活用法とその特徴を考えておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
10 クロス集計表の考え方と質問文の構成、レポートの書き方
【事前学習】クロス集計とは何か、その特徴を調べて把握しておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
11 質問文作成上のよく見る間違い(1)自由回答と選択肢式
【事前学習】自分のテーマについて調査票を試作すること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
12 質問文作成上のよく見る間違い(2)あいまいな質問文
【事前学習】自分のテーマについて調査票を試作すること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
13 質問文作成上のよく見る間違い(3)選択肢の設定
【事前学習】自分のテーマについて調査票を試作すること (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
14 質問文作成上のよく見る間違い(4)フェイスシートなど
【事前学習】自分のテーマに則して実際に調査票として形式を整えること (2時間)
【事後学習】レポートの内容・誤字について確認すること (2時間)
15 よりよい質問文の作り方
【事前学習】参考書などを読んで、質問調査法の方法論を把握しておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること (2時間)
その他
教科書 なし。適宜プリントを配布する。
参考書 『現代の質問調査法 (「日本語学」2004年6月臨時増刊号)』 明治書院 2004年 第1版
荻野綱男・田野村忠温 『質問調査法と統計処理 (講座 ITと日本語研究 8)』 明治書院 2012年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
授業参画度は、毎回の課題の提出で評価します。
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