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令和元年度以前入学者 | 特殊研究ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 田中ゆかり | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | Blackboardをベースとした遠隔授業。双方向型(オンライン型)の遠隔授業(12回)とオンデマンド型または課題研究(3回)を組み合わせる予定。双方向型で使用する会議システムは、授業内で説明する。 |
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授業概要 | 演習形式による「ことば」についての調査の企画立案・実施・分析とその報告。 |
授業のねらい・到達目標 | 「ことば」についての課題を自身で発見・設定し、問題解決していくスキルを獲得すると同時に、言語学・日本語学についての知識を深めていく。プレ卒論としてゼミを書き上げることを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1-8およびカリキュラムポリシーCP1-8に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的な考察を通じて,課題に対する見解を示すことができる。(A-3-3) ・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3) ・責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3) ・さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3) ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3) |
授業の方法 | シラバス内の履修条件を確認の上、履修希望者は、第1回授業開始(5月11日)前までにBlackboardに自己登録のこと。 コース番号とコース名は 「20201520 : 2020特殊研究ゼミナール1(田中ゆかり・前・火5)」の通り(3年生も4年生もコース登録は「20201520 : 2020特殊研究ゼミナール1(田中ゆかり・前・火5)」)。 5月11日から8月1日までの授業実施日(12回)に、Blackboardならびに会議システムを通じ、双方向型(オンライン型)授業を中心とする。回により、オンデマンド型・課題研究を用いることもある。詳細は、授業内で説明する。各回の内容と進め方についても、授業内で説明する。 この授業は、火曜日5限にオンラインで開講する。開講時間の5分前までに、受講に用いるデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)が、インターネットに接続しているか、音声などが聞き取れるかなどの確認を済ませ、指定された会議システムへのアクセスを完了させておくこと。 受講生は、受講前に配布資料教材をダウンロードしておくこと。指定した教科書と配布資料を手元に置きながら、双方向型(オンライン型)授業に参加すること。 会議システムを通じた受講者による発表を行う。受講者の発表方法については授業内で解説する。 各回課題や最終課題の提出方法と締め切りについては、授業内で指示する。 「ことば」についての課題を各自自由に設定し、その課題にふさわしい調査を企画立案・実施する。その上で、自身の調査で得たデータを整理・分析し、報告する。各自の調査課題や分析・報告については、ゼミにおける発表・討議の中で洗練させていく。各自の調査課題については、初回までになるべく具体的に考えておくこと。 |
履修条件 | 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスならびに過年度『卒論ハイライト』をよく読み、各自調査課題候補を検討しておく。遠隔授業受講の準備をしておく。 (2時間) 【事後学習】課題候補に関連する記事・データ・論文等の収集 (2時間) |
2 |
研究課題(1):課題を設定するために
【事前学習】自身の課題に関連の深い『データで学ぶ日本語学入門』の章を読む (2時間) 【事後学習】課題候補に関連する記事・データ・論文等の収集 (2時間) |
3 |
研究課題(2):課題と調査方法を結びつける方法
【事前学習】『方言萌え!?』の各章は何を知るためにどのような調査を行ったのか、①章、②目的、③どのような調査に基づくのか、④その調査を選択した理由、という観点でノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】課題候補に関連する記事・データ・論文の収集、課題の選定 (2時間) |
4 |
課題・基礎文献概要・調査企画原案の検討:【発表と討議1】①
【事前学習】【発表と討議1】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
5 |
課題・基礎文献概要・調査企画原案の検討:【発表と討議1】②
【事前学習】【発表と討議1】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
6 |
課題・基礎文献概要・調査企画原案の検討:【発表と討議1】③
【事前学習】【発表と討議1】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
7 |
課題・基礎文献概要・調査企画原案の検討:【発表と討議1】④
【事前学習】【発表と討議1】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
8 | 課題・基礎文献概要・調査企画原案の検討:【発表と討議1】⑤ |
9 |
調査概要・調査票等の検討:【発表と討議2】①
【事前学習】【発表と討議2】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
10 |
調査概要・調査票等の検討:【発表と討議2】②
【事前学習】【発表と討議2】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
11 |
調査概要・調査票等の検討:【発表と討議2】③
【事前学習】【発表と討議2】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
12 |
調査概要・調査票等の検討:【発表と討議2】④
【事前学習】【発表と討議2】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
13 |
調査概要・調査票等の検討:【発表と討議2】⑤
【事前学習】【発表と討議2】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
14 |
調査概要・調査票等の検討:【発表と討議2】⑥
【事前学習】【発表と討議2】の準備 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った再検討 (2時間) |
15 |
最終課題提出、最終課題に対するフィードバック、授業全体に対するふりかえり
【事前学習】最終課題(調査企画・調査票等・調査計画)の作成 (2時間) 【事後学習】フィードバックに従った修正と調査実施準備 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 田中ゆかり 『方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く』 岩波ジュニア新書 2016年 荻野綱男・田野村忠温 『講座ITと日本語研究 第8巻 質問調査法と統計処理』 明治書院 2011年 計量国語学会 『データで学ぶ日本語学入門』 朝倉書店 2017年 教科書は第一回までにかならず購入の上、参加のこと。 |
参考書 | 授業中適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終課題(50%)、授業参画度:授業参加、課題、発表(50%) |
オフィスアワー | 授業時に知らせる。 |
備考 | (1)『卒論ハイライト』をよく読んでおくこと。ゼミ論のテーマは自由に選択できるが、授業開始時までに具体的なテーマを固めておくこと。日本語学関連学術雑誌などのバックナンバーを見てみることを推奨する。 (2) Blackboardを活用するため、Sアカウントが必要。 (3)連絡等にはゼミ専用のMLを活用する。随時確認のこと。 |