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特殊研究ゼミナール2

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令和元年度以前入学者 特殊研究ゼミナール2
教員名 久米依子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 ①主として同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ中継)。Zoomによる発表とディスカッション。
Blackboard ID︓20201514
授業概要 近現代小説を読み、発表し、受講者の意見を取り入れてレポートを仕上げる。
各自のテーマに沿ったテクストを選び、演習形式で読み解く力を身につける。3年生の関心にしたがってテーマを決め、テクストを選択し、発表を行う。各自の研究テーマが深まるような発表・分析を目指す。
授業のねらい・到達目標 各自のテーマに沿ったテクストについて、発表を通じて的確に読む能力を育てる。
各自の研究テーマが深まる発表を心がけ、テクスト分析の力を付ける。
発表後はクラスでディスカッションを行い、感想を提出して自分の考えをまとめ、様々なテクストに対応できるようになる。
多角的なテクスト分析の方法を身に付ける。

この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性をもって、世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら、責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら、学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3)
授業の方法 第1回にガイダンスを行い、発表テクストと発表分担の割り当てを決める。第2回には資料の収集方法や、文献の使い方、レジュメの作成方法、テーマの展開方法などを確認する。
第3回から発表を始め、発表者には事前指導として発表前に必ず教員と面談し、発表の相談をする。ゼミ生に、事前に発表作品の資料を配布する。各自の卒業論文のテーマを確定するために、執筆に必要な資料収集、文献調査、論考の構成や論文執筆の手順などを、近現代文学テクストの読解・分析を通じて学ぶ。前期の発表や資料収集、文献探索の経験を踏まえ、より深くテクストにアプローチする方法や立論の方向性を確認する。
履修条件 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、特殊研究ゼミナール1(前期)の第1回目の授業で申し出ること。
授業計画
1 授業の方法、受講の心構えなどを説明する
【事前学習】前期の授業の反省点を整理しておく (2時間)
【事後学習】授業のスケジュールを確認する (2時間)
2 発表順番決定、スケジュール確認
【事前学習】発表テクストについて整理しておく (2時間)
【事後学習】自分のスケジュール表を作成する (2時間)
3 テーマの選定、発表準備の開始
【事前学習】発表テーマを考察をしておく (2時間)
【事後学習】発表テーマを深めるための準備を始める (2時間)
4 資料・文献の収集と内容の吟味
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】これまでに集めた資料を整理しておく (2時間)
5 資料・文献の使い方を確認し、応用を試みる
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】不足している文献を理解し、再収集を始める (2時間)
6 作家情報の確認と、読解に関する使い方を考える
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】作家情報の不足部分の補足を始める (2時間)
7 同時代の社会状況を理解し作品読解に反映させる
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】同時代の社会状況を整理しておく (2時間)
8 同時代の文学状況を理解し作品読解に反映させる
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】文学状況の知識を整理しておく (2時間)
9 読解の方向性(1)テーマの同時代性
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】同時代における作品の意味を考える (2時間)
10 読解の方向性(2)テーマの現代性
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】現代において作品から得られるメッセージを考える (2時間)
11 登場人物の特色、関係性の考察
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】登場人物を理解するための読み方を考える (2時間)
12 語り、文章、比喩など、表現の特色を考える
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】作品の表現の特色を確認しておく (2時間)
13 物語の構造を確認し、メッセージの性質を捉える
【事前学習】発表テクストの資料を読んでおく (2時間)
【事後学習】ストーリーの捉え方を考える (2時間)
14 各自のテーマを確認し、次年度の課題を考える
【事前学習】発表テクストについて考察を深める (2時間)
【事後学習】レポートの準備をする (2時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
【事前学習】レポートの仕上げを点検する (2時間)
【事後学習】レポートを提出し、反省点を考える (2時間)
その他
教科書 プリントを使用する。
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:最終レポート(30%)、授業参画度:発表、課題回答(70%)
授業参画度は、発表、ディスカッションへの参加、感想の提出を含む。
オフィスアワー 水曜4時間目、木曜3時間目 7号館4階久米研究室 またはメール

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