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自主創造の基礎1 (14組)

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令和2年度入学者 自主創造の基礎1 (14組)
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎1
教員名 前島洋平
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 全学共通教育科目、英文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) 
*(CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにBlackboardで本科目の登録を済ませること)
授業概要 大学入学までの学習から、自ら進んで学ぶ学修へと転換を遂げる。
高校で学んだ英語から大学の英語への橋渡しをする。また、自主的に勉強をした成果をまとめ、発表を行う練習をする。
課題の作成、個人・グループ発表などを通して、英語のセミナーとしての発表の仕方を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 初年次導入教育として「自主創造型パーソン」としての資質を身につけ、「日本大学の歴史」を学ぶとともに、主体的に学ぶ(学修する)意識を持った大学生であることを自覚することができる。
プレゼンテーション、レポートの作成能力など大学で学ぶための基本的な学修スキルを修得する。

・これまでの学修経験から得られた知識と教養に基づいて、英語を学ぶ者としての倫理観を身につける(A-1-1)。
・学修と発表を通して解決すべき問題を認識し、論理的・批判的に考える習慣を身につける(A-3-1, A-4-1)。
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる(A-5-1)。
・グループワークや討論を通じて、他のメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、お互いの意見を尊重しつつ、意見を交換することができる(A-6-1, A-7-1)。
・授業内容を振り返ることで事前学習時の問題点を解消することができる(A-8-1)。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,DP3~DP8及びカリキュラムポリシーCP1,CP3~CP8に対応している。
授業の方法 Blackboardを仮想の教室とした、グループ発表と受講者によるディスカッション形式。

◆具体的な授業の流れは以下の通り。
1. 発表担当グループ(原則3人.1回の授業につき2グループが担当, グループ分けと発表順は初回授業時に周知)は「ハンドアウト」(主として単語や文法などの「英語の理解」,「内容理解」,「(発表担当グループが考えた)質問」を項目別に記入)と「説明文」(ハンドアウトの内容に関する詳しい発表原稿)を火曜日午前0時までに担当教員にメールで送る。
2. 担当教員は上記1を毎週火曜日の午前9時にBlackboardの掲示板に掲載する。
3. 受講者は上記2に目を通したうえで、翌日(水曜日)午前9時までに、「発表資料に関する質問や意見」「テキストの英語に関する質問や意見」「発表担当グループが考えた質問に対する意見」を掲示板に書き込む。(Twitterのように、他の受講者からの意見や感想に対する自分の意見を書いてもよい。ただし、他者を傷つけるようなコメントは厳禁。)
4. 掲示板への書き込みとは別に、必要事項を記入したリアクションペーパーを水曜日午前9時までに担当教員にメールで送る。
5. 水曜日午前9時以降(準備ができ次第)、すべてをまとめた総括を担当教員がBlackboardに掲載するので、各自で内容を確認する。
履修条件 英文学科1年生(再履修者、編入・転部・転科・転籍生で受講を希望する者は事前に教員まで申し出ること)
授業計画
1 スタートアップ:自主創造型パーソンをめざして、授業の進め方、グループ分けなど(A-1)
【事前学習】教科書を購入し、どのような内容を学ぶことになるか目を通しておくこと (2時間)
【事後学習】発表に向けてグループでどのように準備を進めるか意見をまとめること (2時間)
2 日本大学の歴史【反転授業の実践:どのような予習が必要か】
【事前学習】指定された予習動画を見ておくこと (2時間)
【事後学習】文理学部英文学科の4年間で何を学び、どのような人物になりたいか考えること(A-1) (2時間)
3 Session 1 Introduction【コミュニケーション:自分の意見を伝え、他人の意見を聞く大切さを学ぶ(A-6, A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8)) (2時間)
4 Session 2 Language of Humor【プレゼンテーションの方法と実践①:実践を通して効果的な技術を学ぶ】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
5 Session 3 George Bernard Shaw, Pygmalion 【プレゼンテーションの実践②:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク①:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
6 Session 3 George Bernard Shaw, Pygmalion 映像鑑賞【グループワーク②:協働しながら文学作品の解釈に関するアイデアをまとめる(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】事前に配布されるプリントの内容を辞書を利用しながら読んでおくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
7 Session 4 Japanese Stories in Translation: Kenji and Ryunosuke【プレゼンテーションの実践③:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク③:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
8 Session 5 Suzanne Vega, “Luka”【プレゼンテーションの実践④:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク④:英語の歌の特徴に関して議論する(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
9 Session 5 Extra Your Favorite Song【プレゼンテーションの実践⑤:効果的な発表の技術を学ぶ】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】各グループで洋楽を1曲選び、歌詞、歌手、発表当時の社会風潮などをまとめた資料を作成する(A-3,A-4,A-5) (2時間)
【事後学習】授業の要点をまとめておくこと (2時間)
10 Session 6 Two Autobiographies: Martin Luther King and Ellen Glasgow, Text1【プレゼンテーションの実践⑥:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク⑤:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
11 Session 6 Two Autobiographies: Martin Luther King and Ellen Glasgow, Text2【プレゼンテーションの実践⑦:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク⑥7:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
12 Session 7 Graham Greene, A Sort of Life pp.28-29【プレゼンテーションの実践⑧:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク⑦:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
13 Session 7 Graham Greene, A Sort of Life pp.30-31 【プレゼンテーションの実践⑨:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク⑧:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】音読、単語調べ、内容把握、Post-Reading (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
14 英詩を味わう【プレゼンテーションの実践⑩:効果的な発表の技術を学ぶ, グループワーク⑨:文学作品の解釈をめぐる議論(A-5,A-6,A-7)】(Blackboardの掲示板)
【事前学習】事前に配布されるプリントの内容を辞書を利用しながら読んでおくこと (2時間)
【事後学習】授業内容を振り返り、事前学習時の疑問点に対する解答を考えること(A-8) (2時間)
15 授業内試験とまとめ
【事前学習】授業で扱った内容を理解しておくこと (2時間)
【事後学習】試験で問われた内容について理解を深めること(A-8) (2時間)
その他
教科書 斎藤兆治史・中村哲子(編注) 『文学で学ぶ英語リーディング』 研究社 2009年
Pre-ReadingやColumnで言及された人物や作品についても、各人の興味に応じて調べること。
参考書 山内久明・高田康成・高橋和久 『イギリス文学』 放送大学教育振興会 2006年
木下卓・窪田憲子・高田賢一 『英語文学事典』 ミネルヴァ書房 2007年
Birch, Dinah (ed.), The Oxford Companion to English Literature, Oxford University Press, 2009, 7 edition
その他、必要に応じて授業内で随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:第10週の授業時に回収するレポート(15%)、授業内テスト:第15週の授業時に行われる授業内テスト(40%)、授業参画度:Blackboard(掲示板)でのディスカッション貢献度、毎授業終了後24時間以内(水曜日午前9時まで)に提出するリアクションペーパーの内容に応じた授業参画度(25%)、プレゼンテーション資料(20%)
◆毎回の授業後24時間以内に提出するリアクションペーパーには、発表グループへの評価、英語や作品解釈に関する質問などを記入する。これは受講者の予習の程度や内容理解の深度を図るもので、成績評価の方法の授業参画度に該当する。
オフィスアワー 質問はメールで随時受け付ける。
備考 受講希望者は授業開始(5月11日)までにBlackboard(連絡事項)の指示を読み、所定の手続きを済ませておくこと。

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