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令和元年度以前入学者 | イギリス文学史1 (共通) | ||||
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教員名 | 飯田啓治朗・小山誠子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) (CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにBlackboardでこの科目の登録をしておくこと。 |
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授業概要 | (1) イギリス文学の黎明期から17 世紀に至る主要な人物・作品・事項を概観し、イギリス文学における伝統の継承と創造性の問題について理解を深める。 (2) 「文学史」という考え方がどのようにして確立されたかを理解する。 (3) 文学作品の解釈の方法、芝居の視方、作品が誕生した時代の歴史的・政治的・経済的状況などを考察し、作品誕生の必然的要件について考える習慣を学生が身につける。 |
授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、に対応している。 (1)イギリス文学の黎明期から17世紀に至る主要な人物・作品・事項を概観し理解できる。 (2)作品が誕生した時代の歴史的・政治的・経済的状況などを考察し、作品誕生の必然的要件を理解できる。 (3)イギリス文学の代表的作品群のそれぞれ抜粋を音読し、英語を適正に発音するとともに、文学作品の響きとリズムを体感し、それらが現代英語の核となる部分に生きていることを確認できる。 |
授業の方法 | 受講者の予習発表に基づいて講義を進める。英文のテキストを読みつつ、必要な資料をもとに、講師が様々な説明・解説を行う。 学生は授業で扱われる作品や作家について、前もってある一定の長さのリポートを作成・提出することが要求される場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する)
【事前学習】教材全体を確認し、Blackboardを確認し、配布物を印刷し、通読したうえで持参すること。 (2時間以上) 【事後学習】ガイダンスの内容を復習しておくこと。 (1時間程度) |
2 |
Beowulf (9th century) (A-3-1)
【事前学習】_Beowulf_の説明を読み、_Beowulf_の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】_Beowulf_の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
3 |
Geoffrey Chaucer (1343-1400), The Canterbury Tales を中心に (A-3-1)
【事前学習】Geoffrey Chaucerの説明を読み、_The Canterbury Tales_の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】_The Canterbury Tales_の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
4 |
Sir Thomas Malory (1410-71), Morte Darthur (1469-70)を中心に (A-3-1)
【事前学習】Sir Thomas Maloryの説明を読み、_Morte Darthur_の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】\Morte Darthur_の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
5 |
Queen Elizabeth (1533-1603), Speech to the Troops at Tilbury を中心に (A-3-1)
【事前学習】Queen Elizabethの説明を読み、Speech to the Troops at Tilbury の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】Speech to the Troops at Tilbury の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
6 |
Sir Philip Sidney (1554-86), Defense of Poesie (1582?) 及び、妹 Pembroke 伯爵夫人との共訳「詩篇」を中心に (A-3-1)
【事前学習】Sir Philip Sidneyの説明を読み、_Defense of Poesie_の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】_Defense of Poesie_の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
7 |
The English Bibles:ウィクリフ訳、ジュネーブ訳、リーマス=ドウェー訳、ジェームズ国王欽定訳ほか (A-3-1)
【事前学習】The English Biblesの説明を読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】ウィクリフ訳、ジュネーブ訳、リーマス=ドウェー訳、ジェームズ国王欽定訳を読んでおくこと。 (1時間程度) |
8 |
「詩篇」訳:カヴァーデイル訳、スターンホールド=ホプキンズ訳ほか (A-3-1)
【事前学習】「詩篇」の説明を読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】カヴァーデイル訳、スターンホールド=ホプキンズ訳を読んでおくこと。 (1時間程度) |
9 |
Sir Thomas Wyatt (1503-42) and Henry Howard (1517-47) を中心に (A-3-1)
【事前学習】Sir Thomas WyattとHenry Howardの説明を読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】Sir Thomas WyattとHenry Howardの引用を読み直しておくこと。 (1時間程度) |
10 |
Edmund Spenser (1552-99), The Faerie Queene (1596) と叙事詩 (A-3-1)
【事前学習】Edmund Spenserの説明を読んで、_The Faerie Queene_の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】_The Faerie Queene_の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
11 |
William Shakespeare (1564-1616) の悲劇 (A-3-1)
【事前学習】Shakespeareの悲劇の説明を読んで、悲劇作品を1つ選んで翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】1つ選んだ悲劇作品の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
12 |
William Shakespeare (1564-1616) の喜劇 (A-3-1)
【事前学習】Shakespeareの喜劇の説明を読んで、喜劇作品を1つ選んで翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】1つ選んだ喜劇作品の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
13 |
William Shakespeare (1564-1616) の歴史劇 (A-3-1)
【事前学習】Shakespeareの歴史劇の説明を読んで、歴史劇の作品を1つ選んで翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】1つ選んだ歴史劇の作品の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
14 |
John Milton (1608-74), Paradise Lost (1667) と叙事詩 (A-3-1)
【事前学習】John Miltonの説明を読んで、_Paradise Lost_の翻訳を半分読んでおくこと。 (2時間以上) 【事後学習】_Paradise Lost_の翻訳の残り半分を読んでおくこと。 (1時間程度) |
15 |
これまでの授業内容及び課題を含めた復習・解説を行い授業の理解を深める。(A-4-1)
【事前学習】前回までの教科書を読み直して、ノートを整理しておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】今回の授業内容をノートに整理しておくこと。 (1時間程度) |
16 |
試験(定期試験期間中)
【事前学習】教務課発表の定期試験時間割を確認し、計画を立てて復習を行うこと。 (14時間以上) 【事後学習】試験で問われた内容を教材、ノートで復習し、次の学期に備えること。 (2時間程度) |
その他 | |
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教科書 | 芹沢栄著 『イギリス文学史』 開拓社 担当教員の用意したプリント等も使用する。 |
参考書 | 吉田徹夫ほか編著 『映画で楽しむイギリスの歴史』 金星堂 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(10%)、授業参画度(40%) レポート課題は授業中に伝達する。 授業参画度は、予習発表だけでなく、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄が評価対象となる。授業に集中していない場合などは、授業参画度は加点されない。 予習(事前学習)発表は、教室外で、図書館や自宅で、参考書(辞典類)を調べて、発音・アクセントを調べて音読の練習をし、どれだけていねいに語彙の意味を検討しているか、文法や構文を把握できているかが評価される。 |
オフィスアワー | 第1回授業で伝達する曜日・時間・場所で20分程度実施する。 |
備考 | 必ず4月のガイダンス期間中にBlackboardに掲載される本科目の注意事項を確認し、授業開始までに準備をしておくこと。 ★令和2年5月11日開始の授業の形態の変更に伴う注意事項★ (CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにBlackboardでこの科目の登録を行い、連絡事項を確認すること。 |