検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 英語史1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 保坂道雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信) 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) 状況に応じて、上記の形態を組み合わせて授業を行う。 |
---|---|
授業概要 | 本講座では、英語に見られる様々な言語現象の謎を、英語の歴史を手がかりにして解明していく。広範囲の通時的言語現象を対象としたことばの研究の面白さを感じてもらいたい。特に英語史1の授業では、英語の音韻・形態的変化を中心に考察を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講座は、英語の発音や形態が、どのような変化の結果、現代の姿となったのかを実証的に考察することをテーマとする。また、古英語、中英語、近代英語の時代区分に関する基礎的知識と、英語の発音及び形態の具体的通時変化に関する知識を習得し、自ら説明できることを目標とする。この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。 |
授業の方法 | 5月11日から8月1日までの授業実施日(金曜日3時限目)に、Blackboardを通して、オンデマンド教材を配信する。受講生はその教材を視聴し、学修すること。また、課題を解き、期日までに所定の方法で提出すること。課題の説明は翌週の配信教材に含めるので、復習すること。また、Blackboardの掲示板機能を通して、「質問」と「議論」の機会を提供する。なお、試験方法については、後日再度連絡を行う。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
英語の歴史と英国の歴史:英語はいつどこで話されるようになったのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第1章〜第3章を読み、英国と英語の歴史について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英国と英語の歴史について理解すること (2時間) |
2 |
世界の言語・ヨーロッパの言語:仏語と独語、英語と密接な関係があるのはどちらか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第1章〜第3章を読み、英語と他の言語の関係について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語と他の言語の関係について理解すること (2時間) |
3 |
英語の綴りと発音について:なぜ、英語は綴りと発音にズレがあるのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の綴りと発音の関係について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の綴りと発音の関係について理解すること (2時間) |
4 |
英語の語彙について:英単語の約8割が外来語であるのはなぜか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第3章を読み、英語の語彙の増大について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の語彙の増大について理解すること (2時間) |
5 |
英語の冠詞について:英語に、なぜ冠詞が存在するか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の文法変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の文法変化について理解すること (2時間) |
6 |
英語の数について(1):なぜ、複数形には-(e)sがつくのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の形態変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の形態変化について理解すること (2時間) |
7 |
英語の数について(2):なぜ、単複同形の名詞が存在するのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の形態変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の形態変化について理解すること (2時間) |
8 |
英語の格について(1):なぜ、所有格には-'sがつくのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の格変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の格変化について理解すること (2時間) |
9 |
英語の格について(2):現代英語は、なぜ語順が固定しているのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の語順について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の語順について理解すること (2時間) |
10 |
英語の代名詞について(1):なぜ、youは形が変わらないのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の代名詞について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の代名詞について理解すること (2時間) |
11 |
英語の代名詞について(2):I は、なぜ大文字で書くのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、英語の代名詞について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、英語の代名詞について理解すること (2時間) |
12 |
英語の動詞の現在形について:なぜ、三人称単数だけ語形が変化するのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、動詞の屈折変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、動詞の屈折変化について理解すること (2時間) |
13 |
英語の動詞の過去形について:なぜ、-edがつく動詞とつかない動詞があるのか?(A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキスト第4章を読み、動詞の屈折変化について事前に調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、動詞の屈折変化について理解すること (2時間) |
14 |
期末試験とその解説
【事前学習】第1回〜第13回までの内容を中心に復習しておくこと (2時間) 【事後学習】解けなかった試験問題を解き直すこと (2時間) |
15 |
試験の総括及びこれまでの復習を行い、授業の理解度を深める。
【事前学習】テキスト第1章から第4章を再度読み直すこと (2時間) 【事後学習】英語史1で学んだ内容を復習し、整理すること (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 寺澤 盾 『英語の歴史』 中公新書 2008年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、レポート:課題の提出状況とその成績を評価する(20%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴状況等を評価する(20%) |
オフィスアワー | 金曜日の昼休み、保坂研究室 |