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英語音声学演習1

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令和元年度以前入学者 英語音声学演習1
教員名 森晴代
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンライン授業(ZOOMによるライブ中継)と課題(3回)を組み合わせる
授業概要 イントネーションについて考察します。テーマは以下の2つです。
1.英語におけるイントネーションの重要性を探求する。
2.コンテクストに応じた適切なイントネーションの使い方を、文法構造、情報構造との関連において考察する。
授業のねらい・到達目標 1. 日本人がうまく表現できない英語のイントネーションについて、文法、情報、コンテキストに応じた実践練習をすることができます。
2. 英語らしさとは何かについて、イントネーションの練習をすることで深く考え、コミュニケーションツールとして使える力を養うことができます。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 Zoomに参加してもらいます。進め方は対面と変わりません。
テキストに沿って内容をまとめ、発表形式で進めます。テキストにある練習問題を解きながら理解を深めます。発音練習が多くなります。人数が多ければグループで、少なければ全体で一緒に問題を解き、発表してもらいます。練習問題で特に興味を持った部分を学生それぞれの課題として、レポート提出してもらう予定です。「全員で問題に取り組む」授業とします。
本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 授業内容についてのオリエンテーション(オンライン授業)
第一章:英語のイントネーションの概論(1)(P.11-24)
【事前学習】シラバスを読んで、テキスト全般に目を通して全体の流れを理解しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】イントネーションについて、授業で説明したことをまとめておくこと (30分時間)
2 イントネーションの諸機能(P.11-24及びプリント配布)(オンライン授業)
【事前学習】イントネーションの概論をよく読んでおくこと (30分時間)
【事後学習】扱った事象のイントネーションの発音練習をすること (30分時間)
3 第二章:課題1 Where is John Smith?のイントネーション(オンライン授業)
    課題2 Who IS he? vs. Who is HE?
課題3 Where is EVerybody? vs. Where IS everybody? (P.28-35)
【事前学習】28ページから35ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
4 課題4 イギリス英語のyes-no question(オンライン授業)
課題5 注意しなければいけない否定文
課題6 Adverbs of manner or degree (P.36-43)
【事前学習】36ページから43ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
5 課題7 Adverbs of time(オンライン授業)
課題8 Adverbs of place
課題9 You are what you eat. (P.44-51)
【事前学習】44ページから51ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
6 課題10 It is quite good. の意味(オンライン授業)
課題11 会話伝達文のイントネーション
課題12 Excuse ME.とExcuse YOU. (P.52-58)
【事前学習】52ページから58ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
7 課題13 You are a dark horse!(オンライン授業)
課題14 相手の反応を窺うイントネーション
課題15 I don't want a ticket. (P.59-66)
【事前学習】59ページから66ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
8 課題16 I left it somewhere.(オンライン授業)
課題17 新情報vs.既知情報
課題18 慣用的表現I know.とI don't know. (P.67-75)
【事前学習】67ページから75ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
9 課題19 句動詞の強勢(オンライン授業)
課題20 Adverbs of place(再訪)
課題21 The house is on the hill. vs. The house is on fire.(P.76-82)
【事前学習】76ページから82ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
10 課題22 That's funny.(オンライン授業)
課題23 下降+上昇調の返答文
課題24 前置詞に置かれる不可解な文強勢 (P.83-91)
【事前学習】83ページから91ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
11 課題25 文頭における高いピッチ:その問題点(オンライン授業)
課題26 賛同、激励、賞賛を表す決まり文句 
課題27 Obvious questions (P.92-99)
【事前学習】92ページから99ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
12 課題28 double wordsの強勢(オンライン授業)
課題29 What is that?の3種のイントネーション
課題30 既知情報を伝える低上昇調 (P.100-107)
【事前学習】100ページから107ページまでを音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
13 これまでの練習問題を再考及び発音発表(課題研究)
提出レポート課題について考える
【事前学習】難しいと感じた部分の音声を聞きながら発音練習をしておくこと (30分時間)
【事後学習】授業内容を復習し発音練習をしておくこと (30分時間)
14 レポート課題発表(課題研究)
レポート提出
【事前学習】提出レポートを適切に作成すること (30分時間)
【事後学習】他の学生のレポート内容を読むこと (30分時間)
15 レポートの課題研究及び解説
【事前学習】これまでの内容をテキストやまとめノートで復習しておくこと (30分時間)
【事後学習】試験でわからなかった箇所を理解しておくこと (30分時間)
その他
教科書 伊達 民和 『教室の音声学教本 (英語のイントネーションの理解に向けて)』 大阪教育図書株式会社 2019年 第1版
参考書 J.C.ウェルズ著、長瀬慶來監訳 『英語のイントネーション』 研究社 2009年 第1版
J.C.Wells, English Intonation, Cambridge University Press, 2006
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(50%)、発音テスト(20%)
授業参画度は,授業中の発言、的確な発表を含みます。発表担当日の欠席は大きな減点となります。
発音テスト:毎回行う授業内練習発表における状況も含みます。
レポート:3回あります。テキストの中からこちらで設定します。授業中にお知らせします。
オフィスアワー Blackboardを通しての質問は直接回答します。授業は金曜日5限に行います。16時20分にZoomに参加してください。
備考 オンライン授業は皆にとってはじめての試みとなります。課題発表の方法など、不安なことも多いと思います。
それでもどこまで目標を達成できるか、試してみる機会でもあります。やりにくさは当然ですから、チャレンジする気持ちを
しっかり持って一緒にやっていきましょう。課題、質問のやり取りはBlackboardで行いましょう。

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