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令和元年度以前入学者 | 特殊研究ゼミナール4 | ||||
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教員名 | 鈴木晴彦 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 「Blackboard Collaborate Ultra」によるオンデマンド型の遠隔授業に加え、原則5回の対面授業 「Blackboard ID:20201550/2020特殊研究ゼミナール4(鈴木晴彦・後・金4)」 |
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授業概要 | 日本の能書と古筆の探求のために、第1回はガイダンス、第2回は選定項目の概説と分担の決定を行なう。第3回以降は口頭発表と討議を進めていく。通年目標としては、卒業論文堤出に向け、調査報告および進捗状況等について資料を作成して発表する。前期目標としては、卒業論文の題目・目的・先行研究を盛り込んだ上で、テーマにそって発表をする。また、前期発表をふまえ、後期目標をより完成度の高い発表とするよう指導したい。なお、卒論は冬季休業直前までにほぼ完成させ、冬季休業中は論文体裁の統一や最終的な微調整作業とする。1月末に卒論成果発表会(発表5分・質疑1分)を開催予定。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本書道史に関わる能書家論、作品論、書論などを検討し、学術的にその位置づけを確認する。本年は古代から室町時代末期までの能書家とその作品をとりあげる。なお、本講座は2年間を通して、日本書道の流れをゼミ生一人ひとりが把握し、そこに内在する諸問題や疑問点をテーマとして徐々に絞り込み、各自が「卒業論文」にまとめあげることを最終目的とする。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ、日本文学・日本語学研究の高度な専門性を活用し、自己の高度な倫理観を倫理的な課題に適切に適用することができる。(A-1-4) ・日本文学・日本語学研究の高度な専門性をもって、世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-4) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報に基づく論理的・批判的な考察を通じて,課題に対し,具体的かつ論理整合的な見解を示すとともに,その限界を認識することができる。(A-3-4) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題につき、創造力と独自性をもって解決の方法と手順を立案し,独力または他者と協働して問題を解決することができる。(A-4-4) ・日本文学・日本語学研究のスキルを高度に活用しながら、責任と役割を担い,あきらめない気持ちで新しいことに果敢に挑戦することができる。(A-5-4) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを高度に活用しながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて他者との信頼関係を確立し,ときに強い影響を与えることができる。(A-6-4) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを高度に活用しながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,他者と協働し,作業を行うとともに,指導者として他者の力を引き出し,その活躍を支援することができる。(A-7-4) ・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら、学修状況の自己分析に基づく評価を,今後の学修に活かすことができる。(A-8-4) |
授業の方法 | ゼミ生全員が選定項目を分担し、その研究成果を口頭発表する。その口頭発表を討議し、ゼミ生全員の共通認識として理解を深めること。また、理論の裏づけという意味から、必要に応じて現地調査や博物館などへ行き、理論と実技、および鑑賞との整合性をはかりたい。 |
履修条件 | 受講を許可された4年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の概要と進め方について説明・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】シラバスを事前確認して授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表研究計画書への記入。 (2時間) |
2 |
発表とディスカッション(書は芸術かについて・オンデマンド型の遠隔授業と対面授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】書は芸術かについて理解を深めること。 (2時間) |
3 |
発表とディスカッション(起筆について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】起筆について理解を深めること。 (2時間) |
4 |
発表とディスカッション(送筆について・オンデマンド型の遠隔授業と対面授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】送筆について理解を深めること。 (2時間) |
5 |
発表とディスカッション(終筆について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】終筆について理解を深めること。 (2時間) |
6 |
発表とディスカッション(多折法について・オンデマンド型の遠隔授業と対面授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】多折法について理解を深めること。 (2時間) |
7 |
発表とディスカッション(無限微動法について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】無限微動法について理解を深めること。 (2時間) |
8 |
発表とディスカッション(縦画と横画について・オンデマンド型の遠隔授業と対面授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】縦画と横画について理解を深めること。 (2時間) |
9 |
発表とディスカッション(筆脈について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】筆脈について理解を深めること。 (2時間) |
10 |
発表とディスカッション(空間美について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】空間美について理解を深めること。 (2時間) |
11 |
発表とディスカッション(時間美について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】時間美について理解を深めること。 (2時間) |
12 |
発表とディスカッション(平仮名の形状について・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】平仮名の形状について理解を深めること。 (2時間) |
13 |
発表とディスカッション(片仮名の形状について・オンデマンド型の遠隔授業と対面授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】片仮名の形状について理解を深めること。 (2時間) |
14 |
発表とディスカッション(書学・書道の問題提示・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】書学・書道の問題提示について理解を深めること。 (2時間) |
15 |
発表とディスカッション(書学・書道の総括・オンデマンド型の遠隔授業)
【事前学習】発表担当者における資料作成。 (2時間) 【事後学習】書学・書道の総括について理解を深めること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 発表担当者によるレジュメ。 |
参考書 | 全国大学書道学会編 『書の古典と理論(改訂版)』 光村図書出版 2020年 第改訂版1版 書学書道史学会編 『書道史年表事典』 萱原書房 2007年 井垣清明ほか編 『書の総合事典』 柏書房 2010年 小松茂美編 『二玄社版 日本書道史辞典』 二玄社 1987年 開講時、もしくは授業の内容に応じて参考資料などを配布する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:課題提出(40%)、課題提出内容(60%) 授業参画度は,毎回のディスカッション等で授業参画度を評価します。 |
オフィスアワー | 「Blackboard Collaborate Ultra」及びメールによる対応。 |