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令和3年度以降入学者 | ソーシャルワーク演習(専門)1 | ||||
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令和2年度以前入学者 | ソーシャルワーク演習2 | ||||
教員名 | 関根麻美 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 集中講義による授業(授業の性質上、対面授業を予定しているが、大学方針によってzoomによる同時双方向型授業へ変更となる場合もある) blackboardコースID 後期集中 20223975 |
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授業概要 | ・本科目は、ソーシャルワーク実践に求められる価値・知識・技術を総合的・包括的に学習する科目のうち、前期のソーシャルワーク演習〔共通科目〕の発展として位置づけられていることから、ソーシャルワークに関する重層的な理解、実践への応用を目標とした演習を行う。 ・多問題家族を題材とした視聴覚教材を用いて、個人、家族、グループ、組織、コミュニティ等のクライアント対象とのエンゲージメントを促す力を習得し、人間行動と社会環境に関する理論に基づくアセスメントと介入について学習する。模擬カンファレンスやプレゼンテーションを実施し、学生が主体的に事例に向き合い、ケースの展開に参画する実践的な演習を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ① 社会福祉士に求められるソーシャルワークの価値規範を理解し、倫理的な判断能力を養う。(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) ② 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について理解する。(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) ③ ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークの対象と展開過程、実践モデルとアプローチについて理解する。(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) ④ 模擬カンファレンスやプレゼンテーション等の企画・運営を通して、実践者としての自覚を高める。(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のDP4,5,6及びCP4,5,6に対応しています |
授業の方法 | 授業の形式【演習】 ・20名以下の少人数クラスで編成される。主にグループワーク形式で進めるが、必要に応じて講義や個別ワークを取り入れながら具体的なソーシャルワークの場面を想定した実技指導(ロールプレイング、カンファレンス、プレゼンテーション、スーパービジョン等)を行う。 ・15コマの演習(集中:3コマ/日×5日間)には専門職意識を持って臨み、主体的な参画を期待する。 ・対面授業に出席できない場合の代替方法として、事前に教員まで申請した学生は、オンライン(ZOOM)での参加を認める。その場合、授業後に指定の課題を提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(演習の目的と概要・ねらい・集中授業の進め方)、カリキュラム上の演習の位置づけ アイスブレイク・グループの形成(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) 【事前学習】本科目のカリキュラム上の位置づけと演習2の概要を把握する (1時間) 【事後学習】演習の目的と概要、講義・演習・実習の関連性を理解する (0.5時間) |
2 |
ソーシャルワーカーの業務内容、ブレインストーミング、ソーシャルワークの定義(演習Ⅰの復習)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ソーシャルワーカーの業務内容を想像の範囲で言語化する (1.5時間) 【事後学習】グループワークを通して得た学びをフィードバックする (0.5時間) |
3 |
ジェネラリストソーシャルワーカー、ソーシャルワークのコンピテンシー(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ソーシャルワークのコンピテンシー(1)~(9)を読む (2時間) 【事後学習】1日(3コマ分)の演習内容を議事録にまとめる (2時間) |
4 |
(視聴覚教材)インテーク面接と仮定し記録を取りながら視聴する(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) 事例に対して抱く自身の感情を客観視する、ソーシャルワークの価値 【事前学習】ソーシャルワークの展開過程について確認する (1.5時間) 【事後学習】事例に対して抱く自身の感情を整理する (1時間) |
5 |
(視聴覚教材)情報の整理、アセスメント①マッピング(ジェノグラム・エコマップ・タイムライン)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】フェイスシートとアセスメントシートの項目を想像し書き出す (2時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) |
6 |
アセスメント②実践モデルに基づく見立て (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】実践モデルについて予習する (2時間) 【事後学習】1日(3コマ分)の授業で書ききれなかった部分をまとめる (3時間) |
7 |
アセスメント③事例の背景にある生活課題、社会問題(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) クライアント対象の選定、ミクロ・メゾ・マクロ 【事前学習】事例のクライアントが抱える生活課題について書き出す (1時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) |
8 |
介入 家庭訪問による面接場面の分析、実践アプローチ、介入の糸口を探る(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) プレゼンテーション①(ここまでの過程をグループごとに発表) 【事前学習】面接技術について予習する (1.5時間) 【事後学習】プレゼンテーションの準備を行う (2時間) |
9 |
プレゼンテーション②(ここまでの過程をグループごとに発表)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】プレゼンテーションの準備を行う (2時間) 【事後学習】1日(3コマ分)の演習内容を議事録にまとめる (3時間) |
10 |
模擬カンファレンス、多職種・多機関の連携、分野横断的な総合的かつ包括的な支援(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】カンファレンスの目的を下調べし、準備を行う (2時間) 【事後学習】カンファレンス記録を作成する (3時間) |
11 |
カンファレンスをもとに支援計画を作成する①(ミクロ・メゾ)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】クライアントが利用できる社会保障制度や福祉サービスを調べる (3時間) 【事後学習】支援計画を作成する (2時間) |
12 |
カンファレンスをもとに支援計画を作成する②(メゾ・マクロ)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】事例の時代背景、社会構造、地域性について調べる (1時間) 【事後学習】1日(3コマ分)の授業で書ききれなかった部分をまとめる (3時間) |
13 |
ソーシャルワークの対象、ミクロ・メゾ・マクロを一体的に捉える、ジェネラリストソーシャルワーク(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ここまでのプロセスを振り返る (2時間) 【事後学習】プレゼンテーションの準備 (2時間) |
14 |
プレゼンテーション③(ここまでの過程をグループごとに発表)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】プレゼンテーションの準備を行う (2時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) |
15 |
ソーシャルワーカーのコンピテンシー、全体のまとめ、授業内レポート、ポートフォリオ提出(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ポートフォリオ作成 (2時間) 【事後学習】全体の振り返りを行う (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 『⓻ソーシャルワーク演習〔社会専門〕 (最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座)』 中央法規 2021年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(40%)、議事録・ポートフォリオ(20%) 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、事前に教員に申請のうえオンライン(ZOOM)受講した学生の評価は、課題の提出によって行う。 |
オフィスアワー | 集中講義日の授業前後 |