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令和3年度以降入学者 | 社会事業史 | ||||
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令和2年度以前入学者 | 社会事業史 | ||||
教員名 | 越前聡美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド形態で行う。 blackboardコースID:20224995 |
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授業概要 | 社会福祉は、時代や社会の構造的な変容の過程において、各種の社会問題を対象とした実践的な性格を持つ。特に資本主義社会の発達段階に応じ生じた課題とともに、社会福祉が歩んできた過去を学ぶことは、現在の理解だけではなく社会福祉の将来を展望する上でも不可欠である。 本講義では、資本主義社会を先駆けて実現させてきたイギリスの歴史を考察し、その上でアメリカなども取り上げ、各国の社会状況や社会事業など今日につながる社会福祉の過程を幅広くとらえる。さらには、わが国における近代以降の社会福祉の展開過程を検証し、今後の社会福祉のあり方に対する視座を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)資本主義社会への社会体制の変化に伴う貧困問題とそれに関連する思想的背景を学び、社会福祉の役割について説明することができる。 (2)ベヴァリッジ体制の変遷から福祉国家への理解を深め、戦後の社会福祉の歩みについて説明することができる。 (3)わが国における社会福祉の展開過程と、各国の社会福祉の展開過程について比較することができる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 なお新カリキュラム(令和2年度以降入学対象者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディペロマポリシーDP1、DP2およびかリキュラムポリシーCP1、CP2に対応しています。 ・学修から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて、社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を説明することができる。(A-2-1) |
授業の方法 | 授業の形式【講義 オンデマンド】 毎回の授業で授業確認振り返りシートを配信するので、翌週の講義までに所定の方法で提出すること。授業確認振り返りシートの解答例は、次回の授業までに提供するので、復習すること。また、本シートを通して質問の機会を提供する。 |
授業計画 | |
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1 |
社会福祉の歴史を学ぶ意義・イギリスにおける貧困問題の発生
【事前学習】シラバスを事前に確認し、教科書の序章に目を通しておくこと (2時間) 【事後学習】第2回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
2 |
イギリスにおける旧救貧法・新救貧法の成立(A-2)
【事前学習】第1回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第3回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
3 |
慈善組織協会(COS)とセツルメント運動(A-2)
【事前学習】第2回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第4回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
4 |
福祉国家体制の背景と形成過程―社会主義の台頭、貧困調査の意義―(A-2)
【事前学習】第3回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第5回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
5 |
ベヴァリッジ体制の確立と展開(A-2)
【事前学習】第4回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第6回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
6 |
貧困の再発見とパーソナルソーシャルサービスの展開(A-2)
【事前学習】第5回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第7回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
7 |
近年のイギリスにおける福祉改革(A-2)
【事前学習】第6回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第8回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
8 |
アメリカの社会福祉の歩み―ソーシャルワークの成立と社会保障法の成立背景―(A-2)
【事前学習】第7回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第9回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
9 |
わが国における近代国家形成期の慈恵慈善事業(A-2)
【事前学習】第8回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第10回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
10 |
わが国における社会事業の成立(A-2)
【事前学習】第9回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第11回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
11 |
わが国における戦後の社会福祉の発展①(A-2)
【事前学習】第10回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第12回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
12 |
わが国における戦後の社会福祉の発展②(A-2)
【事前学習】第11回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】第13回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 (2時間) |
13 |
まとめ(わが国における社会福祉の展開過程と他国の社会福祉の展開過程について理解を深める)
【事前学習】第12回の授業内容のプリントを確認すること。 (2時間) 【事後学習】指定した教科書の内容を復習すること。 (2時間) |
14 |
まとめ(イギリスにおけるベヴァリッジ体制の変遷から福祉国家への理解に関する授業内容の理解を深める)(A-1)
【事前学習】第1回目~第7回目までの授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】指定した教科書の内容を復習すること。 (2時間) |
15 |
まとめ(わが国における社会福祉の展開過程と他国の社会福祉の展開過程について比較する視点から、わが国の社会福祉に関する理解を深める)(A-1)
【事前学習】第8回~第12回目までの授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】指定した教科書の内容を復習すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 『社会福祉のあゆみ (金子光一)』 有斐閣 2011年 第6版 |
参考書 | 『日本社会福祉の歴史 付・史料 (菊池正治・室田保夫)』 ミネルヴァ書房 2003年 『イギリス地域福祉の形成と展開 (田端光美)』 有斐閣 2003年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内で指示する。主に第14回、第15回で取り組んでもらうまとめに該当する。(60%)、授業参画度:毎回の授業確認振り返りシートの提出状況等で評価する。この内容により(A-2)の達成度を評価する。(40%) ディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2の達成度は、毎回の授業確認振り返りシートの提出状況、レポートを通してその達成度を確認する。新カリキュラムのDP1、DP2、CP1、CP2の達成度も、毎回の授業確認振り返りシートの提出状況、試験またはレポートを通してその達成度を確認する。5回以上欠席がある場合は、成績の対象としません。 【授業形態が対面授業であるが、参加できない場合の成績評価について】 (1)対面授業に参加できない場合の要件を満たし、ZOOMde参加した場合、課題の提出によって評価する。 (2)授業内試験を受けられない場合、レポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 授業確認振り返りシートへの記載、またはメールを通して質問を受け付ける。 |
備考 | シラバスの内容は、学生さんの学修状況を考慮して、変更することもあります。 成績評価は、成績評価の欄を確認ください。この内容により(A-1)の達成度を評価します。 |