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総合研究1~8(英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア2)

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令和2年度以降入学者 総合研究1~8(英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア2)
教員名 村瀬雅之
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 2137550A7 2024総合研究1~8(英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア2)(村瀬雅之・後・木5)
授業概要 「英語を用いて知を楽しみ,学識を広げる」授業です。「英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア1・2」をタイトルとして,人文系・社会系・理学系の枠を超えて,英語を用いて,様々な知を体験し,共有します。英語が,教室内で単位を取ったりテストで高得点を得たりするために学習する言語なのではなく,生活の場や学問の場などで,実際に相手の言うことを理解し,こちらの言うことも理解してもらうために使用する言語であることを体験すると同時に,英語を用いて文理融合の様々な分野の知を学び,その知を他者と共有する楽しさを実感することを目的とした授業です。さらに各領域の最先端の知に触れることも目指します。
授業のねらい・到達目標 ・「英語を学ぶ」と同時に「英語を使って学ぶ」ことの楽しみを理解する。(A-6-1)
・過剰に気負うことなく英語を用いてコミュニケーションを行うことができる心的態度を身に着ける。(A-6-1)
・自身が英語を用いて国内外で他者の意見を聞いて,自分と異なる価値観を理解・尊重し,活躍するイメージを抱くことができる。(A-1-1, A-6-1)
・英語をコミュニケーション・ツールとして用いて,グローバルな視点で教養を身に着けると同時に学問的倫理観,社会的倫理観を高めることを,あきらめない意思をもって自らに動機づけることができる。(A-1-1, A-2-1, A-5-1, A-6-1)
この科目は文理学部のDP及びCPの1,2,5, 6に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の方法   様々な分野の教員が,オムニバス形式により,英語で授業を行います。概してまず基礎的または話題性のある内容を教員が英語で説明しますので,分野外の受講者の方も安心して出席してください。これにより,たとえば「5割る2は2余り1」,「生物は細胞でできている」,「小説の登場人物には主役と脇役がいる」といった日本語であれば当たり前の知識を,英語では表現できないこと,そしてそれは英語でしかコミュニケーションをとることができない相手にとっては「なにも知らない」に等しいことを,気づくところから始めます。そして授業後半でそれぞれの教員が現在もっとも興味をもっている分野やその分野の最先端の事情などについて,より専門的な内容に言及します。
 ただし分野や内容によって,英語によるペアまたはグループ・ディスカッションを行うなどのアクティブ・ラーニングを挟んだり,オーディオ・ヴィジュアル教材を動画で見せる,コンピュータを使用するなど,それぞれの方法が用いられます。分野による授業形式の多様性も含めて,知の多様性とそのフロンティアを学ぶことのできる方法となっています。課題の指示・フィードバックは基本的にCanvas LMSを通して行います。
 なお,授業計画は,実際の進行上の理由から場合によっては変更されることがあります。

感染症などの影響で対面授業に参加できない場合には,以下のようにします。
・出来るだけ早く担当教員に連絡してください。
・具体的な対応は個々の教員によって異なります。当該教員の指示にしたがってください。Canvas LMSに情報が掲載されることもあるので,Canvas LMSの掲載内容に注視してください。
履修条件 1)すでに過年度に英語オムニバス授業を修得済みの学生も履修・単位修得可(授業タイトルや担当教員等が過去のオムニバス講義から変更されているため)。
2)10月3日までにCanvas LMSで必ずこの科目を登録すること。
3)選抜・抽選を行った場合,結果はこの科目の初回授業の3日前(9月23日)までにお知らせします。
なお,語学としての英語の授業ではないので,英語力は問いません。
授業計画
1 Guidance ガイダンス
【事前学習】シラバスを読み、その上で自分の専攻について英語で説明できるようにする。 (2時間)
【事後学習】他の受講生からの情報を基に、文理学部における専攻について英語で説明できるように準備し、原稿をCanvas LMS上より提出する。 (2時間)
【担当教員】村瀬雅之(地球科学科)A-1, A-2, A-5,A-6
【授業形態】対面授業
2 Mathematics and absolute truth 数学と絶対真理
【事前学習】絶対真理の言葉の意味について調べて下さい。尚、数学は高校数学の知識があれば十分です。 (2時間)
【事後学習】授業で聞いたり学んだ内容についてレポートを作成してください。 (2時間)
【担当教員】下元数馬(東工大理学院数学系)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
3 How Do Cells Talk to Each Other? 細胞同士のコミュニケーション
【事前学習】高等学校の「生物基礎」あるいは「科学と人間生活」で学んだ「細胞の構造」「遺伝子のはたら き」について復習しておく。上記科目を履修していない方は,インターネットを利用して「細胞」 「遺伝子発現」「遺伝子のはたらき」について少し調べておく。 (2時間)
【事後学習】授業で新たに学べたこと,あるいは再確認できたことを,英語でまとめる。 (2時間)
【担当教員】外川 徹(生命科学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
4 Sports biomechanics スポーツバイオメカニクス
【事前学習】健康スポーツ教育論の教科書の「バイオメカニクス」の箇所を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】授業で学んだことについての意見や感想を英語でまとめる。 (2時間)
【担当教員】関 慶太郎(体育学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
5 Ferdinand Magellan - the First Circumnavigator of the World? フェルディナンド・マゼラン - 世界最初の世界一周旅行者?
【事前学習】Please read the text of the PowerPoint presentation provided for you on Blackboard. Look up unknown words in the dictionary and make yourself familiar with the tasks for the teamwork (Blackboard で提供されている PowerPoint プレゼンテーションのテキストをお読みください。 辞書で知らない単語を調べて、チームワークのタスクに慣れてください). (2時間)
【事後学習】Please write a short essay in which you assess Magellan's "achievements" from your point of view (あなたの視点からマゼランの「功績」を評価する短いエッセイを書いてください). (2時間)
【担当教員】Thomas Schwarz(ドイツ文学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
6 Experience What Computation Is through Viscuit Programming  計算って何だろう? ー Viscuit プログラミングを通じて ー
【事前学習】Canvas での指示に従い,CS Unplugged の動画を視聴してください。 (2時間)
【事後学習】CANVAS での指示に従い,Viscuit で作品を制作してください。 (2時間)
【担当教員】谷 聖一(情報科学科)A-1, A-3, A-4
【授業形態】対面授業
7 What Is Gothic?:The Gothic Elements in Koji Suzuki’s The Ring  ゴシックとは何か? 鈴木光司「リング」を基に
【事前学習】英米文学史におけるゴシック的要素をまとめておく。事前に配布した資料参照 (2時間)
【事後学習】『リング』の映画を日本とアメリカバージョンで見て比較検討する (2時間)
【担当教員】牧野 理英(英文学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
8 The Novelist and the Interplay between Translation and Creation 小説家、創作と翻訳のあいだで戯れる
【事前学習】YouTubeには、多和田葉子・村上春樹・大江健三郎など多くの小説家のインタビューや講演の動画がアップされています。どれでもよいので、動画を見て、英語(日本語を交ぜてもよい)で紹介する準備をしてきてください。 (2時間)
【事後学習】授業で取り上げた文学作品を読み、簡単な感想を英語(日本語を交ぜてもよい)でまとめてみましょう。 (2時間)
【担当教員】高榮蘭(国文学科)A-5, A-6
【授業形態】同時双方向型授業
9 Beauty Activities and Human Well-being 美容活動と人間の幸福
【事前学習】現代の日本人がどのような美容活動に従事しているかを調べ、美容活動と幸福の関係について自分なりに考える。 (2時間)
【事後学習】授業で学んだことをふまえ、英語でリアクションペーパーを書く。 (2時間)
【担当教員】櫻井一成(哲学科)A-1, A-2, A-6
【授業形態】対面授業
10 Think about Why It Matters?: Gender Equality and Women’s Empowerment 世界のジェンダーの動きを一緒に考えてみよう
【事前学習】事前に資料を提供します。それを読んで用語などの確認をお願いします。 (2時間)
【事後学習】ビデオを見て,ジェンダーの問題を英語で聞いて,自分の考えをまとめる(英語) (2時間)
【担当教員】鴨澤 小織(社会福祉学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
11 Let's think about "Chemistry" related to our daily life  身の回りにある「化学」について考えてみる
【事前学習】私たちの生活に役立つ身の回りの化学製品を一つ選び,それについて簡単な英語で説明できるようにしてくる。 (2時間)
【事後学習】授業で学んだことを踏まえ,化学の役割について自分の考えを英語でまとめる。 (2時間)
【担当教員】嶋田修之(化学科) A-1, A-2, A-5,A-6
【授業形態】対面授業
12 Cells of the human body 人体を構成する細胞
【事前学習】人体の組織について簡単に調べておく (2時間)
【事後学習】授業で学んだことについて、概要を英語でまとめる (2時間)
【担当教員】安原 徳子(生命科学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
13 Contemporary Youth Culture and Communication 現代の若者文化とコミュニケーション
【事前学習】事前の配布資料を読み、要点と疑問点のメモを作成してくる (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて、ミニレポートを作成して提出する (2時間)
【担当教員】小川 豊武(社会学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
14 The Sociology of Romantic Love and Friendship 友情と恋愛の社会学
【事前学習】事前の配布資料を読み、メモを作成してくる (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて、課題を提出する (2時間)
【担当教員】久保田 裕之(社会学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
15 Closing クロージング
【事前学習】本科目の中で最も興味をもった内容について,英語で説明できるようにする。 (2時間)
【事後学習】自分並びに他の受講生が最も興味深かったとした講義内容について英語で説明できるようにする。 (2時間)
【担当教員】村瀬雅之(地球科学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特になし
参考書 特になし
成績評価の方法及び基準 授業参画度:リアクションペーパーの提出ペアもしくはグループワーク等(50%)、事前学習・事後学習の実施状況によって評価する。(50%)
積極的な授業参画を求めます。
・感染症などの影響で「対面授業」に参加できない学生については,各回の担当教員により対応が異なります。Canvas LMSなどを通じて必ず担当教員に連絡し,指示を仰いてください。
オフィスアワー 授業終了後
備考 昨年度は,英語オムニバス講義の正課授業とは別に,自由参加の各種の課外授業(COIL,英語連続特別講演会など)を実施しました。本年度についてもこうした課外授業が実施可能になった際には,授業内の広報およびCanvas LMSを通じて,受講生のみなさんに案内する予定です。

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