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総合研究１～８（文理的思考のすすめ～知のスクランブル～）

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令和２年度以降入学者 総合研究１～８（文理的思考のすすめ～知のスクランブル～）
教員名 市原一裕　伊佐野龍司　李婷
単位数    2 学年 1～4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 2139550A7　2024総合研究１～８（文理的思考のすすめ～知のスクランブル～）（市原一裕・後・木5）
授業概要 文理学部が展開する文系・理系の学問を複合した知の世界を体験し，人文科学・社会科学・理学の領域横断的な「知のスクランブル」を学ぶための講義を行います。
さらに，それをもとにしたグループ・ディスカッションとプレゼンテーションを含めたアクティブラーニング形式授業も実践します。
授業のねらい・到達目標 ＜授業のねらい・到達目標＞
・文理学部が展開する文系・理系学問を複合した知の世界を体験し，実感を伴って説明できる。
・人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知」を学び，様々な視点から議論を行うことができる。
・グループ・ディスカッションや調べ学習に自主的かつ対話的に参加できる。
・プレゼンテー ション技術を学び，積極的に発表できる。

＜ディプロマポリシーとの関係＞
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。

＜日本大学教育憲章との関係＞
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて，倫理的な課題を理解し説明することができる（A-1-1）。
授業の形式 講義、演習、オムニバス
授業の方法 基本として，前半は講義方式，後半はグループ・ディスカッション，プレゼンテーション，調べ学習を組み合わせて授業(講評を含む)を行います。
各回の詳しい授業形態については、それぞれの内容を確認してください。（なお状況によっては変更もあるので注意してください。）
対面参加が困難な学生については，教員の許可を受けて，授業の録画を視聴できるよう対応します。
授業計画
1 ガイダンス：
これから何を学ぶかを mini-World Cafe 形式でディスカッションします。
【事前学習】シラバスを事前に読み，この講義で何を学びたいかを考えてくること。 （3時間）
【事後学習】説明内容と議論した内容をまとめ，今後の学びに備えて整理しておくこと。　 （1時間）
【担当教員】市原一裕
【授業形態】対面授業
2 「はじめに 〜「知のスクランブル」とは 〜」:
この講義が目指す文理融合の知のスクランブルについて、「情報」の役割について議論します。
【事前学習】テキストの「まえがき」「プロローグ」を読んで「知のスクランブル」について考えておくこと。また、事前配布資料を読みすべての人が情報を学ぶべき意義を考えておくこと。 （3時間）
【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめておくこと。 （1時間）
【担当教員】谷聖一
【授業形態】対面授業
3 体育学「体育学解体新書」:
体育・スポーツに関する多角的な視点の獲得を企図しています。
【事前学習】テキストの第10講を読んでおくこと。 （3時間）
【事後学習】】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 （1時間）
【担当教員】水島宏一
【授業形態】対面授業
4 国文学「大学で学ぶ古典」
中学校・高等学校の国語でも学ぶ『伊勢物語』をとりあげ、さまざまな解釈の可能性を考えます。大学で国文学や古典を学ぶとはどういうことなのか、実際に体験してみましょう。
【事前学習】中学校・高等学校での国語（古文）の学習をふりかえり、どのようなことを学んできたかをまとめておくこと。 （2時間）
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 （2時間）
【担当教員】高野奈未
【授業形態】対面授業
5 地球科学「我らは火山大国日本の住人」:
日本列島とその周辺は４つものプレートがひしめき合っており、地球上でも有数の変動帯に位置しています。自然災害に遭遇する可能性は誰にでもあり、どのように対処したらよいかを平時から考えておくことが重要です。ここでは火山噴火を対象として、皆さんの居住地域に火山の噴煙が及んだ場合や、旅先や登山時に火山噴火に遭遇した場合を想定して、起こりうる災害とその対策を具体的に考えてみたいと思います。
【事前学習】反転授業形式で行います。授業の前までに事前学習動画を必ず視聴し、生じた疑問などをGoogle Fomsに記入すること（URLはLMS参照）。 （2時間）
【事後学習】講義内容をまとめておくこと。 （2時間）
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業
6 社会学「シンボルと社会」：
社会学が扱う「社会」は目に見えません。しかしこの目に見えないものが私たちをずいぶん強く拘束しています。ただし、そんな社会を私たちが作り出しているのも事実。考えてみると、なんだか謎めいています。ここでは「シンボル」という言葉を手がかりに、社会という謎を解いていくヒントになればと考えます。
【事前学習】身の回りにある「シンボル」や「象徴」という言葉が使われている例を三つ以上書き出してください。 （2時間）
【事後学習】講義内容をふまえ人間にとっての「シンボル」がどのように出来上がっており、またどのような影響を及ぼしているのかを考えまとめること。 （2時間）
【担当教員】犬飼 裕一
【授業形態】対面授業
7 英文学「文系・理系を横断する英文学」:
ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』の名台詞を英語で読み、人文学・理学を複合した知の世界を体験してもらうとともに、(英)文学を学ぶことの意義を語ります。
【事前学習】教科書の第５講を読んでおくこと。 （3時間）
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 （1時間）
【担当教員】堀切大史
【授業形態】対面授業
8 情報科学「ソーシャルメディアの情報科学」:
ソーシャルメディアを多様な面から利活用するための情報科学技術の一端を概観します。
【事前学習】テキストの第15講を読んでおくこと。 （2時間）
【事後学習】講義での内容とグループワークでの内容を振り返り、まとめること。 （2時間）
【担当教員】尾崎知伸
【授業形態】対面授業
9 地理学「地理学の調査を通して‘文理‘のさまざまな現象にふれる」：
地理学の研究を進める中で研究者たちは様々な学問分野のエッセンスと遭遇し、自身の視野・知識を拡大させていきます。ここでは地理学の現地調査の紹介を通して、地理学が多くの学問分野とハーモニーを奏でることができる素敵な学問分野であることについて紹介していきます。
【事前学習】地理学とはどのような学問か、皆さんのイメージ・考えをノートにまとめてください （1時間）
【事後学習】講義内容・グループワークの成果をもとに、大学で学ぶ地理学の学問としての特徴とは何かについて、ノートにまとめてください （3時間）
【担当教員】吉野裕
【授業形態】対面授業
10 歴史学「歴史を学ぶ、歴史から学ぶ」
歴史学は、過去の人々が遺した様々な史資料を手掛かりに、ある出来事について総合的かつ通時的に考える学問です。なぜ私たちは歴史を学ぶのでしょうか。一つの史料を出発点にして、歴史を学ぶことの意義や奥深さ・面白さについて考えます。
【事前学習】中学校・高等学校での歴史の授業を振り返り、歴史の学習から私たちはどのようなことを学んできたか、具体的に考えてくること。 （2時間）
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 （2時間）
【担当教員】武井 紀子
【授業形態】対面授業
11 数学教育学「ことばを数学で，数学をことばで」：
昔から、数学は自然科学のことばと言われてきました。日常に潜む様々な事柄や関係を数や図形などを用いて表現したり、式から事象を想像し考察したりしてみます。このような活動を通して、数学を学ぶことの意義や数学的に見たり考えたりすることの楽しさ・大切さについて考えていこうと思います。
【事前学習】中学校や高等学校での数学の教科書の内容を振り返ったり、日常での生活を翻ったりして、数学が自分にとって「役に立っている」と感ずる事柄を３つあげてみること。 （2時間）
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 （2時間）
【担当教員】山崎 浩二
【授業形態】対面授業
12 文理鼎談「国際社会で生きていくということ」：
総合文化研究室の教員によるパネル・ディスカッションです。外国語教育と日本語教育の立場から，これからの国際社会で生きるために必要なこと，大切なことなどについて語ります。
【事前学習】テキストの第4講「映画に見る現代「中国」」，第5講「越境する英語と英文学」，第6講「異文化に向きあう」を読んでおくこと。 （3時間）
【事後学習】パネル・ディスカッションとグループワークの内容を復習し，まとめておくこと。 （1時間）
【担当教員】小林和歌子，李婷，土屋弥生
【授業形態】対面授業
13 次世代社会「知のスクランブルからドラえもんはつくれるか？」：
環境が日々目まぐるしく変化する現代を生きる私たちは、次世代社会をどのように予測し、変化を味っていけばよいでしょうか。ドラえもんをつくることを目指すと、多種多様な立場・専門性の方々の協力が必須ということがわかります。ドラえもんをつくることを例に、知のスクランブルから生み出される価値について皆さんで考えを深めていきましょう。
【事前学習】これまでの学びをまとめ，これからの学びに向けて課題を考えてくること。 （2時間）
【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し，まとめておくこと。 （2時間）
【担当教員】大澤正彦
【授業形態】対面授業
14 「自ら学ぶということ」：
第1回から第13回までの内容をふまえて，新たな学びに発展させます。これまでの学修とテキストをもとに，テーマを設定して調べ学習をおこない，自らの学びを深めます。
【事前学習】第1回から第13回の授業の内容を振り返り，自分が学んだことをまとめておくこと。 （2時間）
【事後学習】次回のプレゼンテーションに向けて，自らの学びのまとめや調べ学習の内容を確認しておくこと。 （2時間）
【担当教員】伊佐野龍司，李婷
【授業形態】対面授業
15 「私たちの「知のスクランブル」」：
これまで学んできたことをまとめ，プレゼンテーション発表会を行います。
【事前学習】これまでの学修を振り返り，まとめたことを発表する準備をすること。 （2時間）
【事後学習】これまでの学修をまとめ，レポートを作成する。 （2時間）
【担当教員】伊佐野龍司，李婷
【授業形態】対面授業
その他
教科書 日本大学文理学部 編集 『知のスクランブル: 文理的思考の挑戦 （ちくま新書 1239）』 筑摩書房 2017年
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート:議論の正確さと学修内容の理解度を評価する(50%)、授業参画度:デスカッションへの参加の姿勢やプレゼン テーションでの発表内容を評価する。(50%)
授業参画度は，講義への参加状況，レポート課題等の提出状況，およびディスカッションでの発表内容等で評価します。
※遠隔参加でも対面参加と同様に評価します。
オフィスアワー 対面授業後、および、Canvas LMS もしくはメールにて，随時，質問を受け付ける。
備考 「総合研究１～８」を最初に履修登録するときは「総合研究１」で登録し、２回目は「総合研究２」に登録します。

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