文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 英語 > 英語5 (英文)
日本大学ロゴ

英語5 (英文)

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 英語5 (英文)
教員名 奥井裕
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 * 原則として対面授業。但し大学からの指示により、オンライン授業になった時、及び悪天候など諸般の事情により、当日対面で授業を行えなかった場合は、(後日)オンデマンドの課題研究(Canvas LMSを通じて講義・音声ファイルなどを閲覧・視聴した上で、その成果を課題として提出する形式)方式で行う場合がある(対面での補講もあり得る)。
* 初回授業時までにCanvas LMSでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
*(Canvas LMSのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPS で履修登録を行うこと。
Canvas LMSコースID・コース名称 3256610F7 2024英語5(英文)(奥井裕・前・月5)
授業概要 当初は文法を中心に英語の基礎を固める。その後、イギリスの短編小説を講読する。
また「英詩」への導入も兼ねて時々洋楽(ポップス)の歌詞も扱う予定。並行して英文法研究も続ける。従って、このクラスは3年次で本格的に英文学・英語学を勉強するつもりでいる学生及び教職(英語)志望の学生に向いている。
授業のねらい・到達目標 授業では小説講読が中心になる。英文学作品の原典を正確に読解出来るようにする。(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英語学を勉強する上で必要な英文法の基礎知識を習得する。(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
この科目は文理学部のDP及びCP1・3・4に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 授業の形式:【演習方式】
当初(英語の基礎固めの時期)は、まず始めに講義をして、次にそれに基づいた質疑応答を含む演習行うことになる。基礎固めが終わった後は、予復習に基づく講読演習を行う(学生の発表が中心となる)。本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とする。但し、学習時間は各自の英語力によって大きく異なるだろうから、あくまで一応の目安に過ぎない。それでこの授業では【事前学習】と【事前学習】に要する時間数については、それぞれの比率に読み換えることも出来るように表記してある。
履修条件 ①(英語習熟度別テストによる履修クラスの指定など)学部が示した履修条件に必ず従うこと。
② 本質的な予復習を励行すること。分からない語句は辞書を使って調べた上で必ず和訳をしておくこと。
③ 予習及び課題は自力で(単独で)やること。これらについてクラスメート及び第3者のものを参照または流用したり、ネットを含めて文献の剽窃をしたりするなどの不正行為は厳禁(不正行為をした場合、大幅な減点を取る。尚、参照可となる例外事項については授業中に説明)。ネットを使用した場合は、検証可能な形で必ず出典(URL)も示しておくこと。またネットなどを含めて翻訳機能(翻訳ソフト)及び Chat DPT などの使用を禁じる(不正行為と看做す)。
④ 不真面目な受講態度は大幅な減点対象となる。ただ教室にいるだけでは単位を取得することは出来ない。詳細は事前に配布する「受講上の注意」「平常点の算出基準」に書いてあるのでこれを熟読し、その諸規則を遵守すること。

------------------上記①の具体内容:学部の定める履修条件(厳守)--------------------
①英語習熟度別クラス分けテストを受け、その結果により振り分けられたクラスで履修すること。
②英語習熟度別クラス分けテスト未受験の者は、GRECで振り分けられたクラスで履修すること。振り分けられたクラス以外での履修はできません。
③「英語5」(前期)と「英語6」(後期)は同一教員による同一時限のクラスを履修すること。
授業計画
1 【対面授業】 イントロダクション:学習方法について。英文法の必要性について。(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
【事前学習】このシラバスに目を通しておくこと。英語のどこが苦手なのかを自分なりに考えておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】配布した教材をよく読んでおくこと。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 【対面授業】 英文法研究(基礎編)1(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
主部と述部・完全自動詞・修飾語・句と節・副詞の理解。
「使える英語」の名の下に文法の学習が軽視されているのは極めて憂慮すべきことである。文構造の理解を抜きにして言語を習得するのは不可能である。そこで授業の当初はこれに充てる。
【事前学習】教材1.1.「SV」を熟読し、疑問点を明確にしておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 【対面授業】 英文法研究(基礎編)2(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
不完全自動詞・補語・形容詞の理解。
 形容詞の理解は極めて重要である。形容詞が分かれば、分詞(現在分詞・過去分詞)とは何かということも理解出来るだろう。分詞構文の習得も容易である
【事前学習】教材1.2.「SVC」を熟読しておくこと。以後「教材」の部分は省略し、1.2.などのセクション番号のみの表示とする。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 【対面授業】 英文法研究(基礎編)3(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
他動詞・目的語の理解。
【事前学習】教材1.3.「SVO」を熟読しておくこと。以後「教材」の部分は省略し、1.2.などのセクション番号のみの表示とする。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 【対面授業】 英文法研究(基礎編)4(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
直接目的語と間接目的語及び授与動詞の理解。
 授与動詞(give 型と buy 型)の研究。 to と for の違い(使い分け)。
【事前学習】1.4.「SVOO」を熟読しておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 【対面授業】 英文法研究(基礎編)5(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
目的格補語の理解。
to不定詞・原形不定詞の研究(1)
 まず 「何故不定詞 と言うのか」 というところから始める。「不定詞」 とは 「定動詞」 に対する言葉である。「定動詞」とは、所謂普通の [述部] 動詞のこと。
【事前学習】1.5.「SVOC」を熟読しておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】復習をした上で、質問事項を考えること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 【対面授業】 洋楽の歌詞を読む 1 (A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:前置詞ofの研究
【事前学習】配信した歌詞教材を辞書を活用しながらよく読み、和訳をしておくこと。 (0.8時間)
【事後学習】十分に復習をすること。off と of の親近性について確認すること。 (0.2時間)
【授業形態】対面授業
8 【対面授業】 洋楽の歌詞を読む 2(詩への導入も兼ねて)(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
to不定詞・原形不定詞の研究(2)、名詞構文の研究
英語の発想について。語源と中心義(単語の基本的な意味)を理解することの重要性。
【事前学習】辞書を活用しながら歌詞教材をよく読んでおくこと。名詞構文に注意すること。 (0.8時間)
【事後学習】 十分に復習すること。 (0.2時間)
【授業形態】対面授業
9 【対面授業】 原典講読 1 (A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:分詞構文について
尚、これ以降、2行目に表示される授業中に取り上げる各種文法項目は、進度・理解度を勘案しながら行う為に、実際の授業の回数と対応しない場合がある。
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書を精読し、分からない語句は辞書でよく調べた上で、和訳をしておくこと。 (0.6時間)
【事後学習】 十分に復習すること。 (0.4時間)
【授業形態】対面授業
10 【対面授業】 原典講読 2(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:日本人が誤りやすいYesとNoについて
【事前学習】 辞書と解説プリントを活用して教科書を精読し、分からない語句は辞書でよく調べた上で、和訳をしておくこと。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。 (0.4時間)
【授業形態】対面授業
11 【対面授業】 原典講読 3(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:go と come の意外な落とし穴(「行く」をめぐって)
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書を精読し、分からない語句は辞書でよく調べた上で、和訳をしておくこと。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.4時間)
【授業形態】対面授業
12 【対面授業】 原典講読 4 (A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:場所句倒置構文の研究
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書を精読し、分からない語句は辞書でよく調べた上で、和訳をしておくこと。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。 (0.4時間)
【授業形態】対面授業
13 【対面授業】 原典講読 5(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:分詞形容詞の位置の問題
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書を精読し、分からない語句は辞書でよく調べた上で、和訳をしておくこと。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。課題に取り組むこと。 (0.6時間)
【授業形態】対面授業
14 【対面授業】 原典講読 6(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
英文法研究:sureとcertainの使い分け
これまでの総復習と習熟度確認テスト(授業内テスト)
【事前学習】辞書と解説プリントを活用して教科書を精読し、分からない語句は辞書でよく調べた上で、和訳をしておくこと。 (0.6時間)
【事後学習】十分に復習すること。 (0.6時間)
【授業形態】対面授業
15 【対面授業】 原典講読 7 (作品解説)(A-1-2、A-3-2、A-4-2)
習熟度確認テスト(授業内テスト)の解答と解説と振り返り。
【事前学習】これまで学んだことに全て目を通しておくこと。 (0.7時間)
【事後学習】解説を読んで、自分の苦手な箇所を確認すること。 (0.3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 行方昭夫・柴田稔彦他 『詳注・詳解 英語の読み方』 鶴見書店 1993年
この教科書は後期も引き続き使う。
参考書 必要に応じて授業中に紹介。また原典講読においては「解説プリント」を配信する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度(平常点)は、本質的な予復習に基づく発表(建設的な質問や発言を含む)などで評価する。欠席・遅刻・怠業など不真面目な受講態度は大きく減点するので留意のこと。教室にいるだけでは単位にならない。「履修条件」にも書いておいたように、不正行為は厳禁である(不正行為に対しては大幅な減点を取るので、単位の取得も困難になる)。
他方、授業参画度(平常点)で顕著な成績を収めた場合、これだけでも単位取得可。その詳しい基準については事前に配布する「受講上の注意」「平常点の算出基準」を参照。開講時にも説明する。従って平常点だけでも単位の確保が出来るように日々の予復習を怠らないこと。
止むを得ない事情で授業内試験を受けられなかった場合は、原則として平常点評価とし、追試などはケースバイケースで判断する。
教科書の難度は高いが、高2レベルを超える英語の諸事項については、それらを全て網羅した「解説プリント」を事前に配布する。
オフィスアワー 原則として授業の前後。但し場合によってはメールでも対応する。

このページのトップ