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令和2年度以降入学者 | 日本史研究法入門 | ||||
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教員名 | 田中大喜 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | B00302A01 2024日本史研究法入門(田中大喜・後・木3) |
授業概要 | 日本史研究の基礎を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 日本史を研究するうえでの留意すべき点や、さまざまな研究視角・研究方法を学ぶ。日本史研究上の争点、各時代の史料状況、事典類、文書館・図書館・博物館、公的機関のインターネットサイトにどのようなものがあり、どう使えるかという、研究の基礎知識を習得する。 【到達目標】 ・日本史研究方法(先行研究の整理、論点の見つけ方、レポートや論文の書き方など)の基礎を身につけることができる。 ・的確に史料や書籍、論文を探すことができる。 ・辞書類・辞典類、データベースなどを使いこなすことができる。 【ディプロマポリシーとの関係】 この科目は、文理学部史学科(学士(文学))のディプロマポリシーDP2、3、及びカリキュラムポリシーCP2、3に対応しています。 【日本大学教育憲章との関係】 ・現代社会における人文学・歴史学の役割を説明することができる(A-2-1)。 ・既存の知識にとらわれることなく、日本史研究の方法を踏まえて、物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・毎回講義のあとに、授業内容に対するコメントや質問(リアクションペーパー)を提出してもらい、それらに対するフィードバックを次の授業にて行います。 ・本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 ・対面授業に参加できない要件を満たした場合は、Zoomでの参加を認めます。必ず事前に教員に申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
日本史の地理的範囲
【事前学習】シラバスの概要を確認する。 (1時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
日本史研究の基礎知識
【事前学習】暦の変化と十干十二支について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
日本史の時代区分
【事前学習】古代・中世・近世・近代という言葉の意味について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
古代史研究の争点
【事前学習】大化改新論争について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
中世史研究の争点
【事前学習】荘園制成立史論について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
近世史研究の争点
【事前学習】鎖国と四つの口について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
近現代史研究の争点
【事前学習】ジェンダー史について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
さまざまな歴史資料
【事前学習】歴史資料にはどのようなものがあるかについて調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された史料を図書館等で読んでみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
一次史料と二次史料
【事前学習】一次史料と二次史料にはどのようなものがあるかについて調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された史料を図書館等で読んでみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
文献史料の読解・調査方法
【事前学習】文献史料の資料としての特徴について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献・事典類を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
史料として日記を読む
【事前学習】古代から近現代までの日記にどのようなものがあるかについて調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された史料を図書館等で読んでみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
史料の保存・公開・活用と史料所蔵機関
【事前学習】東京大学史料編纂所・国立歴史民俗博物館・埼玉県立文書館・佐賀県立図書館のホームページを探索しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介されたホームページを見てみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
フィールドワークの有効性
【事前学習】荘園現地調査の歴史について調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で紹介された文献を読み、授業内容の理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内テストと問題の解説
【事前学習】前回までの授業内容を整理・復習する。 (2時間) 【事後学習】解説を復習しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
テスト答案に対する総評と授業全体のまとめ
【事前学習】日本史の研究方法の特徴について考えをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】今後の学修に役立つよう、授業内容全体を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 岩城卓二・上島享・河西秀哉・塩出浩之・谷川穣・告井幸男 『論点・日本史学』 ミネルヴァ書房 2022年 五味文彦・杉森哲也 『日本史史料論 (放送大学大学院教材)』 NHK出版 2015年 新井浩文 『文書館のしごと アーキビストと史料保存』 吉川弘文館 2024年 その他、授業中に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:期末試験を行い、その点数を評価する。(70%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパーの内容により評価する。(30%) A-2,3の達成度はリアクションペーパーの内容と期末試験の結果にて判定します。 |
オフィスアワー | 授業前・後あるいは教員へのメールにて受け付けます。 |