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令和2年度以降入学者 | 東洋史研究法入門 | ||||
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教員名 | 福島恵 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | B00402A02 2024東洋史研究法入門(福島恵・後・月2) |
授業概要 | 高等学校時代,歴史の授業は「日本史」と「世界史」の2分野に分けられていましたが,大学教育では「日本史」「東洋史」「西洋史」の3分野に分けられています。これはいったいなぜなのでしょうか。本科目では,「東洋史」が成立した歴史的背景をはじめとして,「東洋史」の史料の種類や扱い方,研究の進め方について学びます。授業は基本的に①「東洋史」とは何か,②「東洋史」研究の進め方,③「東洋史」の基本史料,④「東洋史」の一次史料,の4部構成で行います。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 「東洋史」分野の歴史性・政治性について理解し,研究法を知る。 <到達目標> 到達目標は,以下の5点。 ①ヨーロッパの対極としてつくり出された「東洋」の存在を理解できる。 ②「東洋史」の成立とその歴史的な流れについて理解できる。 ③「東洋史」研究の伝統とその研究方法の多様性について理解できる。 ④「東洋史」関係の諸史料について適切な知識を習得できる。 ⑤ あたらしい研究手法についてその知識を有することができる。 <日本大学教育憲章との関係> ・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し,そのことを踏まえて,国際社会が直面している問題を説明することができる(A-2-2)。 ・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(文学))のDP2,3及びCP2,3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 毎回配布する資料をもとに対面で講義をします。 毎回の講義後に,理解度を確認する小テスト(授業内テスト)をCanvas LMSを用いて行います。 また,この小テストには,質問・意見・感想などのリアクションを記入できる欄も設けます。 小テスト・質問などについては,次回の授業で講評・回答します。 ※初回の講義開始までにCanvas LMSのコース登録をしてください。受講者への連絡はCanvas LMSを通じて行うので随時確認してください。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の進め方および教科書、成績評価の方法等について説明する。
【事前学習】高等学校時代の世界史の教科書を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「東洋史」とは何か
【事前学習】「東洋史」について基本的な知識を習得しておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
時代区分と分野史
【事前学習】高等学校時代の世界史の教科書でどう時代が区切られているかを確認する。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
グローバル・ヒストリーと「東洋史」
【事前学習】グローバル・ヒストリーとは何か調べてみる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
「東洋史」研究の進め方(1)オンラインでできる第一歩
【事前学習】東洋史分野で興味・関心がある時代・人物・事件・地域などを考えておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「東洋史」研究の進め方(2)入門書、概説書
【事前学習】これまで入門書・概説書を読んだことがあるのか,あれば何を読んだのか振り返る。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
「東洋史」研究の進め方(3)工具書
【事前学習】漢和辞典で自分の名前の漢字の意味を調べてみる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見て,自分のテーマで参考文献を調べてみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
「東洋史」研究の進め方(4)参考文献の集め方
【事前学習】東洋史で自分が関心あるテーマを考えておく。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
「東洋史」の基本史料(1):中国史と史料
【事前学習】「正史」とは何か調べてみる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
「東洋史」の基本資料(2):インターネットを使った漢文検索
【事前学習】自分が関心のあるテーマが掲載される史料は何かを調べておく。 (2時間) 【事後学習】将来、自分が研究したい分野について、インターネットで検索してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
「東洋史」の一次史料(1):簡牘
【事前学習】簡牘には何が書かれているだろうか,イメージをまとめる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
「東洋史」の一次史料(2):出土文書
【事前学習】出土文書はどこから出土するのだろうか,イメージをまとめる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
「東洋史」の一次史料(3):石刻
【事前学習】近所で石刻(石碑)を探してみる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
「東洋史」の一次史料(4):檔案と徽州文書(A-2-2,A-3-2)
【事前学習】公文書とはどんなものか,イメージをまとめる。 (2時間) 【事後学習】配布資料を見直し,授業内容を整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
テストと授業の総括とふり返り(A-2-2,A-3-2)
【事前学習】授業内容の重要だと思われるところを整理する。 (2時間) 【事後学習】今後の学びに役立つよう,授業・テストの内容を振りかえる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は指定せず,毎回,資料を配布します。 |
参考書 | 随時,紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(20%) 「授業内テスト(小テスト)」は,毎回授業後に理解度を測定するためにCanvas LMSで行います。また,「授業参画度」は,授業への質問・感想・意見などのリアクションなどで評価します。 |
オフィスアワー | Canvas LMSを通じて質問・相談などに対応します。 |