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令和2年度以降入学者 | 東洋史研究実習2 | ||||
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教員名 | 渡部良子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 Canvas LMSコースID:20233584 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | B082023A7 2024東洋史研究実習2(渡部良子・後・木3) |
授業概要 | 西アジア史・イスラーム史研究実践 |
授業のねらい・到達目標 | 本実習は、古代から近現代にいたる西アジア(現代の中東・北アフリカ地域)、および広くイスラーム圏の歴史研究を対象とします。西アジアは古代より様々な文明を生み、西暦7世紀アラビア半島で生まれた一神教イスラームは、ユーラシアの広域(アフリカ〜東南・東アジア)に拡大し、それぞれの地域の固有の文化と結びつきながら、多様な文化世界・歴史世界を形成しました。本研究実習では、英語研究文献輪読と個人研究発表の2つの実践を通して、西アジアとイスラーム圏の歴史研究に必要な基礎知識・研究技術(先行研究の探索法,英語研究文献の読解、研究論文の読み方・まとめ方、事典・工具の使い方、レジュメ作成法など)を身につけ、卒論研究の準備につなげていくことを目標とします。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP5、6、8及びCP5、6、8に対応しています。 ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3)。 ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。 ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8-3)。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 履修者は初回講義開始までにCanvas LMSのコース登録をしておいて下さい。毎回の授業の詳細に関する連絡はCanvas LMS「連絡事項」で行いますので、毎週確認を忘れないで下さい。 1)英語研究文献輪読 時代・地域を問わず、西アジア史・イスラーム史研究は世界で広く行われており、先行研究は外国語文献が大きな比重を占めています。本実習ではまず、西アジア史・イスラーム史の主要なテーマに関する英語論文の輪読・翻訳・訳註作成を通し、専門的な英語研究文献の読解力を身につけます(課題論文は、第1回ガイダンス時に発表します)。 輪読は、毎回2~3名の担当者を決め、担当箇所の訳・要約および登場する史料・研究文献・用語(人名・地名・術語など)を調査した訳註からなるレジュメを作成してもらいます。研究実習当日は、司会(受講者が担当)の進行のもと、担当者と他受講者が質疑・討論を通して輪読箇所の訳・要約・訳註の内容を修正・確認し、英語研究文献の正確な読解方法を学ぶとともに、卒論に欠かせない専門的工具の使い方や註の作成などを訓練します。 2)史料研究発表 歴史研究の基礎となるのは史料であり、研究対象地域・時代・テーマに関する史料の知識は卒論研究準備に必須です。実習の後半では、自分が卒論研究で取り組みたい地域・時代・テーマの史料について調べ、発表してもらうことで、史料についての知識を深め、卒論研究の準備につなげます。具体的な研究・発表準備方法については、ガイダンス時および指定の回で確認します。 授業方法は受講人数によって部分的に変更される可能性があります。 本実習の事前・事後学習は各2時間を目安としますが、本実習の目的は卒論に必須となる、自主的・計画的に自己の研究を進める訓練です。研究文献輪読、史料研究発表の担当準備は、ゆとりを持った計画性あるスケジュールを自身で考え、実践することを心がけて下さい。 |
履修条件 | 特に条件はありません。西アジア史、イスラーム圏の歴史で卒論研究を志す学生のみならず、西アジア史・イスラーム史に関心を持つ人は誰でも参加できます。ただし受講者は積極的に課題・研究に取り組むことを期待します。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:文献配布・実習計画の説明(対面授業)
【事前学習】シラバス内容をよく理解し、事前にCanvas LMSで配布される資料を読み、アンケートに回答する。 (2時間) 【事後学習】ガイダンスを踏まえ自分の計画を立てる。Canvas LMSで配布される第2回課題論文を読む準備を始める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
英語研究文献輪読の準備(1):論文の読み方(対面授業)
【事前学習】Blackboardで事前配布される輪読担当レジュメ例に基づき輪読文献を予習する。 (2時間) 【事後学習】実習で指定された課題(用語調査・訳注作成)を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
英語研究文献輪読の準備(2):事典・工具の使用法(対面授業)
【事前学習】前回指定された課題を確認する。 (2時間) 【事後学習】利用法を学んだ事典・工具を自分で一通り確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
英語研究文献輪読(1)担当者A、B(対面授業)
【事前学習】担当者は担当箇所のレジュメを準備し、期日までにCanvas LMS掲示板に投稿する。他受講者はそれを読み、訳・内容に関する質問・コメントを投稿する。 (2時間) 【事後学習】担当者は自身の担当の問題点を確認する。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
英語研究文献輪読(2)担当者C、D(対面授業)
【事前学習】担当者は担当箇所のレジュメを準備し、期日までにCanvas LMS掲示板に投稿する。他受講者はそれを読み、訳・内容に関する質問・コメントを投稿する。 (2時間) 【事後学習】担当者は自身の担当の問題点を確認する。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
英語研究文献輪読(3)担当者E、F(対面授業)
【事前学習】担当者は担当箇所のレジュメを準備し、期日までにCanvas LMS掲示板に投稿する。他受講者はそれを読み、訳・内容に関する質問・コメントを投稿する。 (2時間) 【事後学習】担当者は自身の担当の問題点を確認する。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
英語研究文献輪読(4)担当者G、H(対面授業)
【事前学習】担当者は担当箇所のレジュメを準備し、期日までにCanvas LMS掲示板に投稿する。他受講者はそれを読み、訳・内容に関する質問・コメントを投稿する。 (2時間) 【事後学習】担当者は自身の担当の問題点を確認する。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
英語研究文献輪読(5)担当者I、J(対面授業)
【事前学習】担当者は担当箇所のレジュメを準備し、期日までにCanvas LMS掲示板に投稿する。他受講者はそれを読み、訳・内容に関する質問・コメントを投稿する。 (2時間) 【事後学習】担当者は自身の担当の問題点を確認する。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
英語研究文献輪読(6)担当者K、L(対面授業)
【事前学習】担当者は担当箇所のレジュメを準備し、期日までにCanvas LMS掲示板に投稿する。他受講者はそれを読み、訳・内容に関する質問・コメントを投稿する。 (2時間) 【事後学習】担当者は自身の担当の問題点を確認する。他の参加者は実習を踏まえ自分の担当に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
史料研究発表と講評(1)発表者A,B(対面授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しCanvas LMS掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを準備する。 (2時間) 【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
史料研究発表と講評(2)発表者C,D(対面授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しCanvas LMS掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを準備する。 (2時間) 【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
史料研究発表と講評(3)担当者E,F(対面授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しCanvas LMS掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを準備する。 (2時間) 【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
史料研究発表と講評(4)担当者G,H(対面授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しCanvas LMS掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを準備する。 (2時間) 【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
史料研究発表と講評(5)担当者I,J(対面授業)
【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しCanvas LMS掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを準備する。 (2時間) 【事後学習】発表者は実習での討論に基づき今後の研究計画を立てる。参加者は発表・討論から学んだ成果を自分の研究発表に役立てる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
史料研究発表と講評(6)担当者K,L(対面授業) 実習のまとめ 【事前学習】発表者は発表レジュメを準備しCanvas LMS掲示板に公開する。他受講者はそれを読み質問・コメントを準備する。 (2時間) 【事後学習】実習での成果を踏まえ、今後の自分の研究計画を考える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 英語研究文献輪読のテキストは、初回ガイダンス時に配布します。 |
参考書 | 実習時にその都度必要な参考文献を紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:英語文献輪読、史料研究発表、毎回の討論への参加・コメント(100%) 「授業参画度」は,英語研究文献輪読の担当[35%=(A-5-3)の評価]・史料研究発表(1回)[35%=(A-4-3)(A-8-3)の評価]の担当が単位取得の必須条件です。これに,毎回の実習への参加(輪読・研究発表への質問・コメント、司会の担当)(30%)をあわせて総合的に評価します。 |
オフィスアワー | 授業後に質問に来て下さい。また輪読担当や研究発表準備に関する相談は、メールでも随時受け付けます。 |