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令和2年度以降入学者 | 考古学研究実習2 | ||||
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教員名 | 小泉龍人 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | B088023F7 2024考古学研究実習2(小泉龍人・後・火3) |
授業概要 | 現代文明の起点となるメソポタミアにおける都市には多様な価値観をもつ人々が共存し、神殿を中心として祭祀儀礼が執り行われ、支配者の暮らす宮殿がつくられた。本授業では、メソポタミアをはじめとするエジプト、インダス、ギリシア、ローマなどの古代文明における多様な都市について、考古資料(遺構・遺物)や文献史料をもとに比較考察していく。同時に、古代都市と現代都市の類似点や相違点も探究し、古代と現代のつながりを見出していく。講師の実務経験(シリア、エジプト、トルコ、イラクなどでの考古学調査研究)を活かして講義を行い、希望者には歴史教育に関するNPO活動を体験する機会も提供予定。 |
授業のねらい・到達目標 | <ねらい> ・主要な古代文明の都市に関する基礎的な知識を身につける。 ・各都市の誕生に至る変遷を考古資料などから理解する。 ・海外におけるフィールド調査の現状等を習得する。 <到達目標> ・古代都市について考古資料などを用いて比較考察し、適切に説明することができる。 ・都市をめぐる古代と現代の異同について自分なりの意見を述べることができる。 <ディプロマポリシー> 新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。 様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。 ※この科目は文理学部(学士(文学))のDP5,6及びCPの5, 6に対応しています。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | ① おもに受講者による演習形式。原則として対面授業(通信環境に支障がなければZoomにてオンライン中継)、数回遠隔(同時双方向型)授業も実施(第13・14・15回を予定しているが、変更もあり得る)。特別な事情(新型コロナウイルスなどの指定感染症に罹患あるいは濃厚接触)により対面参加が困難な場合、事前に教員に相談の上で許可をもらい、Zoomオンラインにて参加できる。ただし、その場合は当該回の授業時間内に発表もしくは質問を行うことで出席扱いとし、許可を受けずにオンライン参加した場合は減点対象とする。 ② 発表者は前日までにCanvas LMSの掲示板フォーラムに発表資料(PDF推奨、A4版×5〜10枚程度)を添付投稿する。他の受講者は当日までに同資料をダウンロードして内容を確認しておく。各自の発表時間は1人15〜30分程度を見込み、質問者(2名)を皮切りに受講者全員でディスカッション(質疑応答)を行う。 ③ 最後の数回にて、各自の発表であぶり出された問題点(宿題)について、受講者全員による補足発表および総合ディスカッションを行う。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方・ガイダンス、各自の発表日・テーマ調整、アンケート
【事前学習】関心のある古代都市社会について発表テーマおよび発表日の候補を決めておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、授業の進め方や各自の発表日・テーマについてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
講師による「メソポタミアの都市誕生」解説
【事前学習】教材をCanvas LMSからダウンロードして、メソポタミアの都市の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、メソポタミアの都市誕生に至る経緯についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
講師による「メソポタミア周辺のワイン」解説
【事前学習】教材をCanvas LMSからダウンロードして、メソポタミア周辺のワインの概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、メソポタミア周辺のワインの起源と消費についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
メソポタミアの都市・ワインについてのディスカッション
【事前学習】第2・3回授業の配布資料および各自で整理したノートを確認して、質問・コメントを準備する。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、受講者による質問と講師による応答・補足説明についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
受講者による発表・ディスカッション(メソポタミアなど)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
受講者による発表・ディスカッション(メソポタミア・エジプトなど)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
受講者による発表・ディスカッション(エジプトなど)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
受講者による発表・ディスカッション(エジプト・インダスなど)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
受講者による発表・ディスカッション(ギリシア、ローマなど)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
受講者による発表・ディスカッション(ギリシア、ローマなど)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
受講者による発表・ディスカッション(中国、日本など)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
受講者による発表・ディスカッション(中国、日本など)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
受講者による発表・ディスカッション(全般)
【事前学習】発表資料(レジュメ)をCanvas LMSからダウンロードして、発表内容の概略について確認しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、発表趣旨および質疑応答についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
各自の補足発表
【事前学習】各自の発表にて指摘された問題点等を調べ、補足発表を準備しておく。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、各自の補足発表の趣旨についてノートなどに整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総合ディスカッション
【事前学習】前回の補足発表の内容を確認して、質問・コメントを準備する。 (0.5時間) 【事後学習】授業内容全体を振り返り、関心のある点についてより考察を深める。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:発表(50%)、ディスカッション・授業マナー(50%) 発表50%:具体的なテーマを設定し、必要な情報を収集・整理して、聞き手にも理解してもらえるよう工夫しているかどうかを評価。ディスカッション40%:各発表テーマについて自身の意見を明確に述べつつ、他者の多様な声にも耳を傾け、積極的に議論しているかどうかを評価。授業マナー10%:全出席を前提とし、遅刻(無断・遅延オンライン参加含む)2回で欠席扱い。NPO活動も評価対象とする。 |
オフィスアワー | 授業中対面・オンラインもしくはメール(第1回授業までにアドレスを通知)にて受付ける。 |
備考 | ※古代都市に興味のある学生向き。 ※受講者への連絡は授業教室で口頭にて伝え、Canvas LMS「連絡事項」にも掲示するので随時 確認すること。 ※授業計画の順番・内容の変更もあり得る。 ※講師の海外出張(発掘調査、国際学会)等による休講の場合、補講等実施予定。 |