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令和2年度以降入学者 | 社会学入門1 | ||||
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教員名 | 黒須伸之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業(ハイフレックス型) |
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授業の形態 | ハイフレックス型授業で対面授業を行い、個人研究の時間を設けて遠隔授業を組み合わせて授業を進めます。8回の対面授業とzoomによる7回の遠隔授業により構成いたします。教室での対面授業やzoomでの授業を行う時間でも、すべての時間でオンデマンド授業も平行して実施いたします。新型コロナの濃厚接触の場合、体調不良、事情により出席できない場合への対応としてオンデマンド授業を利用することができます。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | G01207A04 2024社会学入門1(黒須伸之・前・火1) |
授業概要 | 全15回では、前半の8回を使い社会学基本的な研究方法論について、主として社会学史のうえでの最も重要な理論と、その理論を確立した研究者を取り上げ、後半の7回には、自分自身が社会学研究におけるテーマを見いだして個人研究とプレゼンテーションを行い、社会学の入門となる学習を行うことといたします。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> 人類史的な展望も踏まえ、まず最初に、日本大学がなぜ誕生したかという歴史的な背景と、その本学の使命について取り上げ、わが国の私学において社会学科が最初に誕生した事柄を学び、社会学科で学ぶ意義について理解しつつ、これから社会学科で学んでいく展望を描けるようにします。社会学への入門として社会学が他の社会科学とことなる独自の研究方法を持つことを理解し、これから受講者が独自の独創的な研究ができるようになるよう、その基礎的な創発力を身につけられるようにします。そこから、自らテーマを見つけ、zoom のブレイクアウトルームなどで相互に意見を交わしつつ、現在進行している諸社会現象への見方を深めていきます。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標です。 ・与えられた課題に対し,自分なりの考えを提示する姿勢を示すことができる。(A-5-1:挑戦力) ・社会的背景の異なる他者と相互に意思を伝達することができる。(A-6-1:コミュニケーション力) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮することができる。(A-7-1:リーダーシップ・協働力) ・自身の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1:省察力) この科目は文理学部(学士(社会学)のDP5~8及びCP5~8に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習、研究 |
授業の方法 | ハイフレックス型授業(平行して実施するオンデマンドは、パワーポイントによるスライド資料配信)による講義を基本として、毎回の簡単な課題研究(Canvas LMSを通じた学習資料配信)で進めます。社会学が誕生して以来、いかに「社会」というものを解明しようと取り組んできたかに光をあて、社会学の基本的な世界観を理解できるようにします。受講者によるプレゼンテーション資料の作成と質疑応答を行い、コミュニケーション力と発信力を身につける機会を設けます。提出された課題は、とりまとめて受講者間で意見をシェアできるようなフィードバックの機会を設けます。 |
授業計画 | |
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1 |
全員との対面によって、パワーポイント資料を用いて、なぜ、日本大学が誕生したのか、その歴史的な背景と日本思想史上の位置を取り上げ、またわが国において日本大学の社会学科が最初期に設置された歴史上の意義についても考察する。(オンデマンド授業を平行して実施しますが、初回はzoomは用いません)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
社会学とは何か?その使命とは?近代社会が生まれてくる大きな社会変動のなかで「社会学」は誕生した。私たちは、どのような社会のうちにくらしているのだろうか? 世界が対峙している現代における侵略戦争もまた、グローバルな社会変動の引き金となることが予見される。ネット上などで得られるデータなどを分析して、社会学的な視点を勘案して今後の世界の行方を予見する。(ハイフレックス型授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
3 |
オーギュスト・コントと社会学の誕生。理想を掲げる運動は、恐ろしい破壊を結果することもある。いったいどのような背景があって社会学という学問が生まれたのだろうか? 情報化・グローバル化が世界を覆う状況が、世界の構造を変動させる可能性についても展望を試みる。(ハイフレックス型授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
4 |
エミール・デュルケームと社会学方法論の確立。経済学や政治学などの社会科学とは違う、社会学の独自の研究方法論はどのようにして誕生したのだろうか?それは、どのような経緯だったろうか? (ハイフレックス型授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
5 |
遠隔型授業1.ゲオルグ・ジンメルの社会学。私たちは「心」をもっている。では、その「心と心」はどんな間柄となるのだろうか?ジンメルによる社会学の方法論の誕生について取り上げる。 (zoomによる遠隔授業および、、平行してオンデマンド授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
6 |
遠隔型授業2.マックス・ウェーバーの社会学。社会を見渡すと、実にさまざまな出来事が生起している。この世界の出来事は、いったいなぜ、そのようなことがおきているのか?その意味を「理解する」とはどういうことなのか?どうすれば「理解」できるのか?ウェーバーの「理解社会学」と取り上げる。 (zoomによる遠隔授業および、平行してオンデマンド授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
7 |
遠隔型授業3.マックス・ウェーバーと宗教社会学。「宗教」の性質と社会のありかたに深い因果関係があることに着目したウェーバー。現代においても、宗教社は会の深いところで大きな働きをしている。宗教と社会の関係について取り上げる。(zoomによる遠隔授業および、平行してオンデマンド授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
8 |
遠隔型授業4.ICTプレゼンテーション資料作成の準備。独自の研究テーマを見出して掘り下げ、パワーポイントなどを用いてプレゼンテーションを行うための資料作成を行う。zoomのアウトブレイクルームで、個人研究についてのグループ討論を行い、自主研究力を研鑽する。(zoomによる遠隔授業および、平行してオンデマンド授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】自ら関心のあるフィールドが近いメンバーと研究内容の共同分析をして、プレゼンテーション資料の作成を行う。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
9 |
遠隔型授業5.ICTプレゼンテーション資料作成の準備。独自の研究テーマを見出して掘り下げ、パワーポイントなどを用いてプレゼンテーションを行うための資料作成を行う。zoomのアウトブレイクルームで、個人研究についてのグループ討論を行い、自主研究力を研鑽する。(zoomによる遠隔授業および、平行してオンデマンド授業)(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
10 |
遠隔型授業6.ICTプレゼンテーション資料作成の準備。独自の研究テーマを見出して掘り下げ、パワーポイントなどを用いてプレゼンテーションを行うための資料作成を行う。zoomのアウトブレイクルームで、個人研究についてのグループ討論を行い、自主研究力を研鑽する。(zoomによる遠隔授業および、平行してオンデマンド授業)(1)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
11 |
遠隔型授業7.ICTプレゼンテーション資料作成の準備。独自の研究テーマを見出して掘り下げ、パワーポイントなどを用いてプレゼンテーションを行うための資料作成を行う。zoomのアウトブレイクルームで、個人研究についてのグループ討論を行い、自主研究力を研鑽する。(zoomによる遠隔授業および、平行してオンデマンド授業)(1)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく (2時間) 【事後学習】Canvas LMSの資料を読み、課題を行う。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
12 |
第1回 個人研究のICTプレゼンテーション. 対面授業(ハイフレックス型授業)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1) 【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】今回の個人研究プレゼンテーションについて、メンバーと研究内容の共同分析を行う (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
13 |
第2回 個人研究のICTプレゼンテーション. 対面授業で実施する。(ハイフレックス型授業)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1) 【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】今回の個人研究プレゼンテーションについて、メンバーと研究内容の共同分析を行う (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
14 |
第3回 個人研究のICTプレゼンテーション. 対面授業(ハイフレックス型授業)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1) 【事前学習】アップされた資料をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】今回の個人研究プレゼンテーションについて、メンバーと研究内容の共同分析を行う (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
15 |
それぞれの個人研究のプレゼンテーションを、発見されたことと、今後の課題について総合的な討論を行い、これから社会学科の学生として学習と研究を深めていく方向性を探求する。対面授業(ハイフレックス型授業)。(A-5-1,A-6-1,A-7-1)
【事前学習】それぞれ作成された資料を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】全15回にわたる資料をよく咀嚼し、自らの社会学へのヴィジョンを構築する。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。各回、印刷物とCanvas LMSで資料を配布する。 |
参考書 | 適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:個人研究のパワーポイントを用いたICT資料に関するレジメとブラックボードへの課題提出(30%)、授業参画度:パワーポイント資料からどの程度、知見を深めたのかを提出課題から確認し、また必要に応じてzoomとメールなどを用いて質疑応答を行います。(30%)、作成された独自ICTプレゼンテーション資料の提出(40%) |
オフィスアワー | メール、Canvas LMS機能等による質疑応答を行う。 |