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令和2年度以降入学者 | 社会調査入門 | ||||
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教員名 | 菊池真弓 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | G019070G7 2024社会調査入門(菊池真弓・前・火3) |
授業概要 | 社会の現状や人々のものの考え方を把握するために、社会調査はなくてはならないものです。調査結果のデータは、社会学の研究のみならず、 企業の経営判断や行政の政策立案などの場面で、ますます重視されるようになっています。本授業では、社会調査とは何か、どのようなことをするのか、何が出来るのかなど社会調査の基本的事項について学び、社会調査に関わる基礎的な知識の習得を目指します。担当教員の経験したまちづくり、地域福祉、震災復興などのアンケート調査や高齢者のライフコース調査などを取り上げながら、調査方法やデータの活用の実例などを紹介します。 <「社会調査士コース」の必修7科目の1科目> |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> 批判的思考力、論理力、問題発見・解決能力を養うことが授業のねらいです。そして、現代社会に対する批判的な思考力を身につけ、対話と議論を通じて社会問題を抽出するための論理力を養うとともに、解決のため様々な手段を習得することを到達目標とします。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・目に見えない社会事象や問題の性質を可視化する道具としての社会学理論や社会調査の重要性を説明することができる。(A-3-1 論理的・批判的思考力) ・多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について、社会学理論や社会調査を用いて発見することができる。(A-4-1 問題発見・解決力) *この科目は文理学部(学士(社会学)のDP3~4及びCP3~4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ☆授業形態は対面授業であるが、感染症などの状況により、一部オンデマンド型+課題研究を授業にとりいれることもある。 ※対面授業実施日までに、Canvas LMSを通じて、授業教材を配信する。(1)指定教科書などの該当箇所を読み、事前学習を行うこと、(2)対面授業に参加し、基本的な知識と方法論を身につけること、(3)課題に取り組み、期日までに所定の方法で提出すること、(4)課題についての振り返りは、次回授業の冒頭などで行うので、復習すること、(5)質問があれば、授業時に直接または教員用メールで問い合わせる(適宜、教員からフィードバックを行う)。(6)期末課題レポート(第12・13回頃)については、個別に課題レポートを作成して、Canvas LMSを通じて期日までに提出する。 |
履修条件 | ※履修者は、必ずCanvas LMSのコース登録を行うこと。 ※初回授業において、授業の方法、成績評価などについて説明します。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業内容や到達目標・評価基準、社会調査の目的(A-3-1)
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、身近な社会調査の実例を調べて振り返りを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
社会調査の歴史と意義(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第1章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、社会調査の歴史と意義について振り返りを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
社会調査方法(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第3章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、調査方法の長所・短所について振り返りを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
量的調査の方法:統計的研究(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第5章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、統計的研究のメリットについて振り返りを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
質的調査の方法:事例研究(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第8章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、事例研究のメリットについて振り返りを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
調査を実施する前に:先行研究、先行調査の探索(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第2章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、先行研究、先行調査の探し方を把握する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
社会調査の倫理(A-3-1)
【事前学習】教科書第1章コラム(社会調査倫理綱領)を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、社会調査の倫理を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
調査の企画から実施まで(A-3-1)
【事前学習】教科書第6章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、調査の流れを整理し、理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
社会調査の具体例:世論調査、国勢調査、公的統計(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第7章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、様々な調査データの実施主体を調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
社会調査の具体例:マーケティング・リサーチ、国際比較調査(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第7章を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、マーケティング・リサーチ、国際比較調査の実例を調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
社会調査の具体例:参与観察、非参与観察(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第9章、実習と実践を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、参与観察、非参与観察の実例を調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
社会調査の具体例:フィールドワーク(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第9章、実習と実践を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、フィールドワークの実例を調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
社会調査の具体例:聞き取り調査(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】教科書第9章、実習と実践を読み、そのポイントを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、聞き取り調査の実例を調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
量的調査と質的調査の相補関係(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】これまでの授業資料のポイントを振り返る。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、量的調査と質的調査のメリット、デメリットを整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
社会調査のこれから(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】第1回から第14回までに学んだ内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容のポイントを整理して、今後の社会調査の意義について考える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋 『最新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2023年 |
参考書 | 適宜、授業内で紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内の課題、Canvas LMSでの小レポート、授業のふりかえりなど(70%)、授業参画度:授業コメント、質疑などの積極的な姿勢(10%)、期末課題レポート(20%) ※以上を踏まえ、A-3-1(論理的・批判的思考力)、A-4-1(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。 |
オフィスアワー | 質問は、授業時に直接または教員用メールで受け付け、随時フィードバックを行う。また、レポート課題のフィードバックは、個別に行う。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のCanvas LMSのコース登録を行うこと。 |