検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 現代日本の社会構造 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 工藤豪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面授業(基本的にすべて対面授業を実施する予定であるが、状況に応じて遠隔授業を併用する可能性がある) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | G072070L5 2024現代日本の社会構造(工藤豪・前・火4) |
授業概要 | 人口高齢化と少子化に関する基本的な概念を把握し、時代的な変化や国際比較を通じて日本の特質を理解するとともに、少子高齢化が現代日本の社会へどのような影響を与えているのかについて講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> (1)人口高齢化と少子化の推移・要因・影響について理解し、日本の特徴について説明できるようになる。 (2)なぜ日本は少子化を克服することができないのかについて自身の考えを整理し、説明できるようになる。 <能力> 上記の<知識・技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 グローバル化する現代社会における社会学の役割を理解し,そのことを踏まえ国際社会が直面する問題について,行為を中心に,構造や変動,自我や関係,などの観点から説明することができる。(A-2-2: 世界の現状を理解し,説明する力) この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | CanvasLMSに配信する講義資料に沿って基本的な知識や理論を説明する。それを踏まえ、学生は統計資料等を用いて諸問題に関する考察を行い、課題シートに「考察記述」と「質問・感想・意見」を記入して提出する。考察した内容については次回の授業時にフィードバック・補足説明を行う。 |
履修条件 | 履修希望者が一定人数を超える場合は抽選により受講者を決定します。 その場合、授業時に(欠席者は期限までに)第1回課題を提出した学生を対象として抽選を行い、抽選を通過した履修可能者の学生番号を明記した第2回講義資料を、第2回授業までにCanvasLMSへ配信するので、必ずそれを確認し、抽選通過者は第2回授業へ出席してください。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
講義のねらい・進め方についての説明と少子高齢化を取り上げる意義について(A-2-2)
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておく。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、授業計画や参考文献等を確認しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
人口と日本社会の動向(A-2-2)
【事前学習】人口ピラミッドの特徴を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】講義を振り返り、人口減少社会について説明できるようにしておく。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
人口高齢化(1)―人口高齢化の定義と老年人口割合の推移-(A-2-2)
【事前学習】日本の老年人口割合の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、他の先進諸国と比較した日本の特質を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
人口高齢化(2)―長寿化の背景とライフサイクルへの影響-(A-2-2)
【事前学習】日本の平均寿命の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】グループ考察を踏まえ、長寿化による社会への影響を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
人口高齢化(3)―人口移動と老年人口割合の地域差-(A-2-2)
【事前学習】都道府県別老年人口割合の推移と特徴を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、老年人口割合の地域差について説明できるようにしておく。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
人口高齢化(4)―社会保障費の推移と将来推計-(A-2-2)
【事前学習】日本の社会保障費の推移と特徴を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】講義を振り返り、社会保障費の将来推計について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
人口高齢化(5)―医療における地域差と家族の地域性-(A-2-2)
【事前学習】人口10万対病床数に関する都道府県別の推移と特徴を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料や図を振り返り、医療と家族の関係性を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
少子化(1)―少子化に関する概念-(A-2-2)
【事前学習】合計特殊出生率とは何か、その意味を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】合計特殊出生率と人口置換水準の関係を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
少子化(2)―合計特殊出生率の推移とその背景-(A-2-2)
【事前学習】日本の合計特殊出生率の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】合計特殊出生率の推移における特徴とその背景について説明できるようにしておく。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
少子化(3)-少子化に関する考察-(A-2-2)
【事前学習】合計特殊出生率の推移を踏まえ、日本の少子化について考える。 (1時間) 【事後学習】少子化による影響・要因・対策について整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
少子化(4)―少子化による影響-(A-2-2)
【事前学習】少子化による影響について自分なりに整理し、考えをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、少子化による影響について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
少子化(5)―少子化と社会保障制度の関係性―(A-2-2)
【事前学習】公的年金保険制度について調べ、気付いたことをメモしておく。 (3時間) 【事後学習】配付資料を振り返り、社会保障制度における特徴と課題を説明できるようにしておく。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
少子化(6)-少子化の要因-(A-2-2)
【事前学習】未婚化について調べ、自分なりに整理しておく。 (3時間) 【事後学習】講義を振り返り、日本の未婚化に関する特徴について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
少子化(7)-少子化の要因と対策の関係性-(A-2-2)
【事前学習】これまでの日本の少子化への対策・取り組みを確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、少子化を是正するためには何が必要なのかを説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
到達度の確認・授業のまとめと振り返り(A-2-2)
【事前学習】第2回から第14回の授業内容を復習しておく。 (5時間) 【事後学習】学習した内容を整理し、知識として身につけられるよう工夫する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 教科書は使用しません。レジュメ・資料を用います。 |
参考書 | 清水浩昭編著 『日本人口論』 放送大学教育振興会 1998年 第1版 松田茂樹 『[続]少子化論――出生率回復と<自由な社会>』 学文社 2021年 第1版 清水浩昭ほか著 『新訂 少子高齢化社会を生きる』 人間の科学新社 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末課題レポートの提出内容によって授業への理解度を評価する(50%)、授業参画度:授業時の受講態度・取組姿勢や課題シートの提出内容によって評価する(50%) |
オフィスアワー | 授業終了後に教室で対応するとともに、メール(教員のメールアドレスは第1回講義資料の中で案内します)でも対応します。 |
備考 | 対面授業においても講義資料の配信など必要に応じてCanvasLMSを活用するため、利用できるようにしておくこと。 |