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令和2年度以降入学者 | 社会情報論 | ||||
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教員名 | 中森広道 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | G074071R8 2024社会情報論(中森広道・後・金2) |
授業概要 | 情報の社会的機能 流言・うわさ・デマ・都市伝説/マス・メディアから超域メディアへ 情報・メディアを学ぶために必要な基礎知識と、情報を社会学やその関連分野から考究する方法について習得することを目的とした講義。後期開講の「社会情報論」は、「情報の社会的機能」をテーマに、流言・うわさ・デマ・都市伝説などについてと、前期の「マス・メディア論」で扱った触れた時期以降のマス・メディアの展開、通信・超域メディアの浸透と影響について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> ①「流言・うわさ・デマ・都市伝説」を中心に「情報の社会的機能」について説明できるようになる。 ②近年のメディアの展開を中心に情報・メディアの現状と課題について概観する。社会学・社会心理学・心理学のの違いに触れながら、情報やメディアを社会学や隣接分野から、どのように考えていくかを理解できるようになる。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について,メディア研究における多様な基礎理論を用いて説明することができる。(A-4-2: 問題発見・解決力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4、及びカリキュラムポリシーCP4に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 前期開講の「マス・メディア論」に連続した講義で、後期は(1)流言・うわさ・デマ・都市伝説、(2)1970年代以降のマス・メディアの普及とその展開における影響、(3)電話・電気通信・超域メディアの3点を中心に、その特性や社会的背景ならびに社会的機能に留意しながら話を進める。 課題の提出方法やフィードバック方法は、初回授業で説明する。 |
履修条件 | なし(ただし、履修希望者多数の場合は前期の「マス・メディア論」の単位を取得した学生を優先する)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) (A-4-2)以下、予定。
【事前学習】情報・メディアならびに流言・うわさについての資料を読む (2時間) 【事後学習】流言・うわさに関する資料を読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
流言とうわさ(1) 流言研究概説 「流言」「うわさ」「デマ」「都市伝説」の違い(A-4-2)
【事前学習】流言・うわさ・デマ・都市伝説についての事例を調べる (2時間) 【事後学習】流言・うわさに関する代表的な文献を読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
流言とうわさ(2) 心理現象としての流言 (A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】具体的な流言・うわさの事例について心理現象から考えてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
流言とうわさ(3) 社会現象としての流言(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】具体的な流言・うわさの事例について社会現象から考えてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
流言とうわさ(4) メディアの情報と社会的混乱 ラジオドラマ『宇宙戦争』と混乱・「関東大震災」と流言ほか(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】近現代史の資料を読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
流言とうわさ(5) これまでの流言・うわさの事例(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】シラバスで挙げた参考書を読む (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
流言とうわさ(6) 都市伝説 「学校の怪談」「口裂け女」ほか(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】都市伝説の事例について整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
流言とうわさ(7) 近年の流言・うわさ(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】近年の流言・うわさについて調べてみる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
メディアの社会的機能(1) 通信メディアの特性(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】マス・メディアとインターパーソナルメディアの違いについて整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
メディアの社会的機能(2) 電話・携帯電話の普及過程(A-4-2)
【事前学習】通信メディアについての資料を読む (2時間) 【事後学習】近現代史を踏まえながら電話・携帯電話について考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
メディアの社会的機能(3) 電話・携帯電話の利用文化(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】近現代史を踏まえながら電話・携帯電話について考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
メディアの社会的機能(4) 超域メディアの時代・携帯電話からスマートフォンへ(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】授業内で紹介するデータを検討する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
メディアの社会的機能(5)その後のマス・メディア 超域メディア時代のテレビ・ラジオ・新聞・映画(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】授業内で紹介するデータを検討する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
メディアの社会的機能(6)地上デジタル放送への移行 超域メディアとソーシャルネットワーク(A-4-2)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】授業内で紹介するデータを検討する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説(A-4-2)
【事前学習】これまでの授業内容を復習する (2時間) 【事後学習】情報・メディアについて再考する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用せず |
参考書 | 廣井 脩 『流言とデマの社会学 (文春新書)』 文芸春秋 2001年 藤竹 暁・竹下俊郎 『図説 日本のメディア〔新版〕 (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2018年 松田美佐 『うわさとは何か - ネットで変容する「最も古いメディア」 (中公新書)』 中央公論社 2014年 佐藤卓己 『流言のメディア史 (岩波新書)』 岩波書店 2019年 そのほかの参考書は授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度:小テスト・コメントなど(20%) 定期試験を受験しない場合は単位を認定しない。 |
オフィスアワー | 金曜日の昼休みに受け付ける(メールでも受け付ける。メールアドレスは授業中に紹介する)。 |