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令和2年度以降入学者 | 社会運動論 | ||||
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教員名 | 山北輝裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | G092075B8 2024社会運動論(山北輝裕・後・木3) |
授業概要 | この授業では社会学が社会運動にどのようにアプローチしてきたかを、社会運動の社会学的理論および具体的事例を解説する。また野宿者支援・運動を具体的に取り上げることで社会運動の実際の現場について学ぶことができる。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> 社会運動という現象を考える際の社会学的枠組みを理解し、具体的な社会運動を捉えるための視点を習得できる。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の能力を育むことが目標である。 人々が自明に思うことを疑う「脱常識」の観点からは社会を考察する社会学の特性を踏まえ、現代社会を論理的・ 批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を築くことができる(A-3-2 論理的・批判的思考力) この科目は、文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3、およびカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義、講義内でコメントペーパーを書いてもらう。課題に関する講評は翌週以降に行う。 毎回、授業後に論文を1本読んでもらったうえで、課題を提出してもらう。課題に関する講評は翌週以降に授業内で行う。 コロナ関連で対面授業への参加が困難な人は、個別に指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
社会運動とは何か(A-3-2)
【事前学習】新聞検索で具体的な社会運動について調べてイメージをもっておく (1時間) 【事後学習】授業で取り扱った戦後の社会運動について新聞で調べてどのように展開したか復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
学生運動(A-3-2)
【事前学習】マルクスとはどのような学者だったのか、調べておく (2時間) 【事後学習】授業で扱った日本の戦後のマルクス主義的運動が新聞でどのように報じられているかを調べて当時の社会意識について調べておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
水俣病被害と社会運動(A-3-2)
【事前学習】水俣病について新聞検索で調べておく。 (2時間) 【事後学習】自分たちの身の回りで社会運動を通して変革すべき点などを話し合ってみよう。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
反グローバリゼーション(A-3-2)
【事前学習】社会運動には何が必要になるか考察し、ノートに書いておく。 (2時間) 【事後学習】各自が関心のある具体的な運動団体を選び、資源がどのように調達されているか調べてみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
女性の解放運動(A-3-2)
【事前学習】ひとつのイシューにおいて相対する陣営がお互いをどのように捉えているか、具体的な社会運動を調べておく。 (2時間) 【事後学習】女性の社会運動について、授業で取り扱った問題群のうちひとつを選び、新聞報道などで復習しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
反原発運動(A-3-2)
【事前学習】環境問題にかんする海外の社会運動について記事などを調べておく。 (2時間) 【事後学習】環境問題に対して自分が日常的に何ができるか考えてみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
LGBTの解放運動(A-3-2)
【事前学習】LGBT解放運動に関する報道について調べておく。 (2時間) 【事後学習】LGBT解放運動と現在の状況の関連について考察する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
排外主義と社会運動(A-3-2)
【事前学習】ヘイトスピーチに関する報道について調べておく。 (2時間) 【事後学習】在日外国人の歴史について復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
障害者運動(A-3-2)
【事前学習】障害者に関する報道について調べておく。 (2時間) 【事後学習】障害者政策の歴史について復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
反戦運動(A-3-2)
【事前学習】戦争に関する報道を調べておく。 (2時間) 【事後学習】反戦運動の具体的な取り組みについて復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
暴動(A-3-2)
【事前学習】日常にある集合行動について調べてみる。 (1時間) 【事後学習】授業で扱った暴動に関する新聞報道を読みくらべて、暴動がどのようにとらえられているか、その変遷をおう。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
野宿者問題(A-3-2)
【事前学習】ホームレスの人々に対する強制排除について新聞記事などを検索しておく。 (2時間) 【事後学習】ホームレスの人々に対する支援のあり方について文献等で調べておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
野宿者支援・当事者運動・ボランティア
【事前学習】新自由主義とは何か調べておく。 (2時間) 【事後学習】NPOと新自由主義の親和性は何が問題なのか、各自の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
ハウジングファーストとは何か(A-3-2)
【事前学習】ハウジングファーストに関する映像を海外支援団体サイト等から視聴しておく。 (2時間) 【事後学習】ハウジングファーアストの課題についてまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
運動の行方(A-3-2)
【事前学習】これまでの授業ノートをふりかえり、社会運動論とはどのようなものであるのか各自の考えをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】各自の関心のある社会運動について分析する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポートのことを意味する(50%)、授業参画度:課題やコメントペーパーで判断する。(50%) レポートで社会運動を理論的に把握できているかを評価します(A-3-2 論理的・批判的思考力)。 単に出席のみによって評価点を加算するいわゆる「出席点」「平常点」は評価基準に含みません。 コロナ関連で対面授業に参加できない場合、課題の提出によって評価します。 |
オフィスアワー | 金曜昼休み。研究室で対面。メール等。 |