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社会学特殊講義Ⅰ

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令和2年度以降入学者 社会学特殊講義Ⅰ
教員名 成澤雅寛
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 ※コロナの状況や予定によってはオンラインになる可能性があります。
Canvas LMSにMicrosoft Teamsのクラスコードを記載します。初回授業の時に必ず確認してください。
Canvas LMSコースID・コース名称 G094072S8 2024社会学特殊講義Ⅰ(成澤雅寛・前・木3)
授業概要 本講義は、日本の不平等問題について、どのようなことが社会学(社会階層論研究)において明らかとなってきたのかを学ぶ。また、不平等に関する論文を読み、論文の基本的な読み方と最新の研究動向についても学んでいく。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
・日本の不平等問題に関して明らかとなってきた知見を理解できる。
・日本の不平等問題に関する論文を読めるようになる。
・日本の不平等問題を筆頭に、社会問題に関して議論できるようになる。

<到達目標>
・日本の不平等に関しての知識を身につけ、社会的責任について検討することができる。(A-1-3)
・日本の不平等に関しての知見を踏まえ、論理的に議論をすることが可能となる。(A-3-3)
この科目は、文理学部の学士(社会学)のDP及びCPの1と3に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 ・教員が講義を行い、関連する論文を読んでレジュメ作成、最終的にはレポートの作成もしてもらいます。
・レポートの中間提出があります。その全体的総評は、中間提出後の授業で行います。
・授業内での課題を学生同士で評価するグループ作業を行うこともあります。
※コロナの状況やそのほかの予定によっては、Microsoft Teamsによる講義を行います。
履修条件 なし。
授業計画
1 社会学と社会階層論:社会学とは何か、そのなかでも不平等を社会学はどのように扱ってきたのかを概説する。
【事前学習】シラバスを確認し、課題や評価方法についての疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題で出されるレポートの作成方法などを予習しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 社会学と貧困1:近年問題となっている「貧困」とは何か、貧困の諸問題について概説する。
【事前学習】貧困に関する新聞記事などを読み、その問題を自分なりにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】貧困研究に関する論文を読み、レジュメにまとめること。翌週提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
3 社会学と貧困2:貧困研究に関する論文をまとめたレジュメを読み合い、正しく読めているかを確認し、さらに論文について議論し合う。(A-1、A-3)
【事前学習】貧困研究に関する論文を読み、レジュメにまとめること。 (2時間)
【事後学習】授業での議論を反映し、レジュメを直すこと。翌週に提出するレポートを作成しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
4 社会学と社会階層論:マルクス主義的階級論、ウェーバー主義的階級論、デュルケム主義的階級論など社会階層研究において用いられてきた諸概念と諸理論について概説する。
【事前学習】マルクス、ウェーバー、デュルケムなどの社会学の始祖たちの議論を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】社会階層論に関する諸概念について議論した論文を読み、レジュメにまとめること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
5 レポート中間講評1:レポートの書き方および評価方法について概説する。(A-1、A-3)
【事前学習】レポートの作成方法について再復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での諸注意を踏まえてレポートを修正すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
6 社会学と社会移動研究1:社会移動とは何か、社会移動研究は何を明らかにしてきたのかを概説する。
【事前学習】第4回の事後学習でまとめたレジュメを確認し、復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】社会移動研究に関する論文を読み、レジュメにまとめること。翌週提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 社会学と社会移動研究2:社会移動に関する論文をまとめたレジュメを読み合い、正しく読めているかを確認し、さらに論文について議論し合う。(A-1、A-3)。
【事前学習】社会移動研究に関する論文を読み、レジュメにまとめること。 (2時間)
【事後学習】授業での議論を反映し、レジュメを直すこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
8 社会学と社会移動に対する教育の機能1:第6回および第7回授業に概説した社会移動に対して、教育はどのように関わってきたと言われているのかを概説する。
【事前学習】第7回の事後学習でまとめたレジュメを確認し、復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】社会移動に対する教育の機能を議論した研究に関する論文を読み、レジュメにまとめること。翌週提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 社会学と社会移動に対する教育の機能2:社会移動と教育の関連についての論文をまとめたレジュメを読み合い、正しく読めているかを確認し、さらに論文について議論し合う。(A-1、A-3)
【事前学習】社会移動と教育の関連に関する論文を読み、レジュメにまとめること。
【事後学習】授業での議論を反映し、レジュメを直すこと。
【授業形態】対面授業
10 社会学とジェンダー1:社会学においてジェンダー問題がどのように語られてきたのか、とりわけキャリア形成などの観点からどのようなことが明らかとなってきたのかを概説する。
【事前学習】第7回の事後学習でまとめたレジュメを確認し、復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】ジェンダーとキャリア形成の関連について議論した論文を読み、レジュメにまとめること。翌週提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 社会学とジェンダー2:ジェンダーとキャリア形成の関連についての論文をまとめたレジュメを読み合い、正しく読めているかを確認し、さらに論文について議論し合う。(A-1、A-3)
【事前学習】ジェンダーとキャリア形成の関連に関する論文を読み、レジュメにまとめること。 (2時間)
【事後学習】授業での議論を反映し、レジュメを直すこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
12 社会学と社会意識1:社会階層と階層帰属意識や政治意識などの社会意識の関連性について、どのようなことが明らかになってきたのかを概説する。
【事前学習】社会階層と社会意識(とりわけ、政治意識など)に関する新聞記事などを読み、その問題を自分なりにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】社会階層と社会意識の関連について議論した論文を読み、レジュメにまとめること。翌週提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 社会学と社会意識2:社会学と社会意識の関連についての論文をまとめたレジュメを読み合い、正しく読めているかを確認し、さらに論文について議論し合う。(A-1、A-3)
【事前学習】社会学と社会意識の関連に関する論文を読み、レジュメにまとめること。 (2時間)
【事後学習】授業での議論を反映し、レジュメを直すこと。翌週に議論するレポートを作成しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 レポート中間講評2:レポートを読み合い、ルールが守れているか、論理的に書かれているかなどを確認し、レポートについて議論し合う。
【事前学習】提出するレポートを作成し、第14回で議論できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で議論した部分を修正し、レポートの質を向上させること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめ:社会学と日本の不平等について総括する。
【事前学習】最終提出するレポートの質問事項をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】最終提出するレポートを修正すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート:最終提出レポートにて評価する(70%)、授業内テスト:授業内テスト:論文の読書ノート(レジュメ)の提出状況にて評価する(15%)、授業参画度:授業参画度:毎回課題として出す感想の提出状況にて評価する(15%)
・授業内テストと授業参画度は、レポートの点数から差し引かれる減点方式で評価します。(規定の守られた)レポートが提出されない場合は、欠試として0点評価となります。
・授業内テストは、論文の読書ノート(レジュメ)のことを指します。
・授業参画度は、授業コメントのことを指します。1文以上記入されていない場合は、評価されません。
・A-1とA-3の達成度は、レポートと授業内テスト(論文レジュメ)にて判定する。
・授業参画度/授業内テストは、授業中に提出されなければ評価されません。出席点ではないために、何らかの理由による公欠などは認められません。
オフィスアワー メールで受付けます。メールアドレスは、初回授業時に確認してください。
備考 ・シラバスの内容は、学生の皆さんの習熟度に応じて変更する場合があります。
・事前学習・事後学習の時間は目安です。

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