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令和2年度以降入学者 | 社会学総合特講Ⅱ | ||||
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教員名 | 服部慶亘 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業。基本的にすべての回を対面とするが、状況によっては遠隔授業(オンデマンドまたはZoom)での実施の可能性があるため、この科目の受講に際してGoogleClassroomの設定が必要となる。設定方法については、Canvas LMSにて提示する。 対面授業実施時にも学生とのやり取り(出席確認や課題提出を含む)のためにGoogleClassroomを使用するが、アクセスするためには「NUアカウント」(***@g.nihon-u.ac.jp)が必要となる。 なお、GoogleClassroomのクラスコードは、Canvas LMSにて公開される。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | G10007A21 2024社会学総合特講Ⅱ(服部慶亘・後・水4) |
授業概要 | 我々は常日頃「平和に暮らしたい」「できるだけ良い想い出を作りながら生きてゆきたい」と願っている。ところが、一方でその願いを踏みにじるような日常が待ち受けている。本講義では、そんな現実を理解するため、「問題行動」というキーワードのもと、様々な行為や行動、現象について社会学的な視点で多角的にとらえらることができるよう展開される。 よって、理論的な話よりも実際的な話題が中心になり、受講学生にとって今後の人生を歩んでいく上で必要不可欠なグローバル且つトランスナショナル的に考察する視点を身に付けることができるよう配慮される。 解説においては、担当者が外務省「JENESYSプログラム」の特別講師として政府招聘来日した韓国人学生(大学生、高校生)へ「日本人」「日本社会」「日本文化」などについて講義した経験なども含まれる。 また、担当者の専門に基づき、「差別問題」や「日韓関係」「大衆文化」などを取り上げ、様々なメディアによる報道やエンタメ(アニメ、映画、MV、J-POPとK-POPの比較など)から「問題行動」とは何か、理解できるよう考慮する |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> 人間は育ってきた環境・経験・価値観によって物事を判断しやすい生き物であるが、それ故に人間関係や国際関係において様々な感情の齟齬が生じる。そこで、人間と行為の関係性を理解し、具体的な事例として受講学生にとって身近な例・キーワードを紹介し、その比較・検討を試みる。 そして、「大学で学んだことは、日常で役に立つのか?」という疑問を解消するべく、学問が自分の日常生活や人生の現在・過去・未来と密接に関わっていることを理解し、社会(科)学的な視点で自分自身の行動パターンをキチンと見つめ直せることを目標とする。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-2: 世界の現状を理解し,説明する力) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-2: 論理的・批判的思考力) ・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3: 問題発見・解決力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2,3,4、及びカリキュラムポリシーCP2,3,4 に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 受講生自身も陥りがちな(問題)行動を例示し、講義する。 パワーポイント・テキスト類・プリント・視聴覚資料(CD、DVD、マンガなど)を理解の助けとする。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安としする。 なお、期末試験の講評については、GoogleClassroomで呈⽰する(講義中にレポート類を課した場合も同様とする)。 |
履修条件 | 初講時までにGoogleClassroomの設定を終えておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
講義の目的・目標・展開および 評価方法の確認(A-1-2)
【事前学習】シラバスを読んで、講義の目的・目標を理解する。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
問題行動の根源(1) 「問題」とは何か?(A-4-2)
【事前学習】テキストを入手し、「プロローグ」に目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
問題行動の根源(2) 行為と行動(A-4-3)
【事前学習】前回の講義内容を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
問題行動の根源(3) 「罪」について考える(A-3-3)
【事前学習】前回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
問題行動の根源(4) 社会的自我(A-3-2)
【事前学習】前回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
差別問題(1) 「差別」について考える(A-1-4)
【事前学習】これまでの講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
差別問題(2) 「差別」の構造(A-6-3)
【事前学習】前回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
差別問題(3) 社会構造とパラメータ(A-4-4)
【事前学習】前回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
差別問題(4) 民族差別(A-3-4)
【事前学習】第6回~第8回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
差別問題(5) ジェンダー(A-3-4)
【事前学習】第6回~第9回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
剽窃とオマージュ(1) 大衆文化と国際交流の影響(A-2-3)
【事前学習】これまでの講義内容を、テキストやノート、資料を読んで簡単に振り返っておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
剽窃とオマージュ(2) パクリ? リスペクト?(A-4-3)
【事前学習】前回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
剽窃とオマージュ(3) 日韓の歴史観と大衆文化(A-2-3)
【事前学習】第11回~第12回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
剽窃とオマージュ(4) 大衆文化がもたらした功績と罪過(A-4-4)
【事前学習】第11回~第13回の講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義で紹介された事例・概念などを自身の日常生活の中でキチンと確認(実践)する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-4)
【事前学習】これまでの講義内容を、テキストやノート、資料を読んで再確認しておく。 (2時間) 【事後学習】試験に向けて、これまでの講義内容を復習しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 服部慶亘 『改訂ストレス・スパイラル―悩める時代の社会学』 新協(発行:ジャパン・プレス・フォト) 2020年 |
参考書 | GoogleClassroomで講義用資料を配信。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:ユニット(回)ごとに提示されたテーマ(50%)、授業内テスト:最終課題(GoogleClassroomで行う予定)(50%)(50%) 「授業内テスト(最終課題)」は、講義内容をどの程度理解したか、どの程度自分の日常に活かせているのかを確認し、評価する。 「レポート」は、講義を受けたことのエビデンスとしても利用される。 以上を踏まえ、A-2-2(世界の現状を理解し,説明する力)、A-3-2(倫理的・批判的思考力)、A-4-2(問題発見・解決力)の修得状況を評価する。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。 |
オフィスアワー | 相談・質問はEメール、または授業前後に講義教室で受け付ける。 |
備考 | 初回講義開始までに当該授業のCanvas LMSのコース登録を行い、GoogleClassroomの設定を終えておくこと。 |