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社会学特殊研究Ⅳ

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令和2年度以降入学者 社会学特殊研究Ⅳ
教員名 成澤雅寛
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 ※コロナの状況や予定によってはオンラインになる可能性があります。
Canvas LMSにMicrosoft Teamsのクラスコードを記載します。初回授業の時に必ず確認してください。
Canvas LMSコースID・コース名称 G117074J8 2024社会学特殊研究Ⅳ(成澤雅寛・前・木4)
授業概要 本講義は、日常で生じている差別やハラスメント行為について、概念や具体的事例について学んでいく。また、差別やハラスメントに関する論文を読み、その諸問題について深く学んでいく。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
・差別やハラスメントの何が問題かについて理解できる。
・差別やハラスメントの実例についての知識を身につけることができる。
・差別やハラスメントに関して議論できるようになる。
<到達目標>
・差別やハラスメントに関しての知識を身につけ、社会的責任を果たす方法を身につけることができる。(A-1-4)
・差別やハラスメントに関して、情報や知識を収集することができる。(A-5-2)
この科目は、文理学部の学士(社会学)のDP及びCPの1と5に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 ・教員が講義を行い、関連する論文を読んでレジュメ作成、最終的にはレポートの作成もしてもらいます。
・レポートの中間提出があります。その全体的総評は、中間提出後の授業で行います。
・授業内での課題を学生同士で評価するグループ作業を行うこともあります。
※コロナの状況やそのほかの予定によっては、Microsoft Teamsによる講義を行います。
履修条件 なし。
授業計画
1 差別とハラスメント:現代社会で蔓延している差別問題およびハラスメント問題について概括する。
【事前学習】シラバスを確認し、課題や評価方法についての疑問点を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題で出されるレポートの作成方法などを予習しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 ジェンダー差別:ジェンダー問題の基礎について概説する。これまでにどのような問題が提起されてきたのかをさらっていく。(A-1)
【事前学習】ジェンダー差別に関する新聞記事などを読み、その問題を自分なりにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】ジェンダー差別に関する新聞記事等と第2回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
3 セクシュアルハラスメント1: セクシュアルハラスメントの何が問題となっていたのかについて、アメリカで行われた世界初のセクシュアルハラスメント裁判を事例に概説する。(A-1、A-5)
【事前学習】セクシュアルハラスメントに関する新聞記事などを読み、レジュメにまとめること。 (2時間)
【事後学習】アメリカで行われた世界初のセクシュアルハラスメント裁判の概要についてレジュメにまとめ直すこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
4 セクシュアルハラスメント2:アメリカで行われた世界初のセクシュアルハラスメント裁判の事例を始めとして、現代のセクシュアルハラスメント問題についても概説する。(A-1、A-5)
【事前学習】現代日本で行われたセクシュアルハラスメントの裁判について調べ、レジュメにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】アメリカで行われた初のセクシュアルハラスメント裁判と現代日本のセクシュアル裁判について、その問題とされた部分を書き出し、疑問や感想などをレジュメにまとめておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
5 ハラスメントの類型:どのようなハラスメントがあると言われているのか、ハラスメントの類型について概説していく。
【事前学習】セクシュアルハラスメント以外の裁判事例に関する新聞記事などを読み、レジュメにまとめること。 (2時間)
【事後学習】事前授業でまとめた裁判事例の何が問題だったのかについて、疑問点や感想をレジュメにまとめておくこと。翌週提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
6 社会問題としてのハラスメント:現代社会で問題となっているハラスメントとは何か、その問題点は何だったのかを議論する。(A-5)
【事前学習】第5回で調べた裁判事例について議論できるように自分の意見をレジュメにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業において議論となったハラスメントの問題点をレジュメにまとめておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 レポート中間講評1:レポートの書き方および評価方法について概説する。(A-1、A-5)
【事前学習】レポートの作成方法について再復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業での諸注意を踏まえてレポートを修正すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
8 障碍と差別1:主に福祉社会学などで取り扱われてきた障碍と差別の問題について概説する。(A-1)
【事前学習】障碍と差別に関する新聞記事などを読み、その問題を自分なりにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】障碍と差別に関する新聞記事等と第8回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 障碍と差別2:障碍と差別に関する論文を読み、その問題点について議論する。(A-1、A-5)
【事前学習】障碍と差別に関する論文を読み、レジュメを作成しておくこと。レジュメは提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (2時間)
【事後学習】障碍と差別に関する新聞記事等と第9回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
10 セクシュアリティと差別1: セクシュアリティと差別に関する問題について概説する。(A-1)
【事前学習】障碍と差別に関する新聞記事などを読み、その問題を自分なりにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】障碍と差別に関する新聞記事等と第10回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 セクシュアリティと差別2:セクシュアリティと差別に関する論文を読み、その問題点について議論する。(A-1、A-5)
【事前学習】セクシュアリティと差別に関する論文を読み、レジュメを作成しておくこと。レジュメは提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (2時間)
【事後学習】セクシュアリティと差別に関する新聞記事等と第11回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
12 エスニシティと差別1:エスノシティと差別に関する問題について概説する。(A-1)
【事前学習】エスノシティと差別に関する新聞記事などを読み、その問題を自分なりにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】エスノシティと差別に関する新聞記事等と第12回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 エスニシティと差別2:エスノシティと差別に関する論文を読み、その問題点について議論する。(A-1、A-5)
【事前学習】エスノシティと差別に関する論文を読み、レジュメを作成しておくこと。レジュメは提出し、授業で使用するので5部刷っておくこと。 (2時間)
【事後学習】エスノシティと差別に関する新聞記事等と第13回授業を振り返って、感想をレジュメにまとめること。翌週の授業で使用するために、授業日の前日までに提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 レポート中間講評2:レポートを読み合い、ルールが守れているか、論理的に書かれているかなどを確認し、レポートについて議論し合う。
【事前学習】提出するレポートを作成し、第14回で議論できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で議論した部分を修正し、レポートの質を向上させること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめ:現代の社会問題となっている差別やハラスメント問題についての理解を確認し、総括する。
【事前学習】最終提出するレポートの質問事項をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】最終提出するレポートを修正すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート:最終提出レポートにて評価する(70%)、授業内テスト:授業内テスト:論文の読書ノート(レジュメ)の提出状況にて評価する(15%)、授業参画度:授業参画度:毎回課題として出す感想の提出状況にて評価する(15%)
・授業内テストと授業参画度は、レポートの点数から差し引かれる減点方式で評価します。(規定の守られた)レポートが提出されない場合は、欠試として0点評価となります。
・授業内テストは、論文の読書ノート(レジュメ)のことを指します。
・授業参画度は、授業コメントのことを指します。1文以上記入されていない場合は、評価されません。
・A-1とA-3の達成度は、レポートと授業内テスト(論文レジュメ)にて判定する。
・授業参画度/授業内テストは、期限までに提出されなければ評価されません。出席点ではないために、何らかの理由による公欠などは認められません。
オフィスアワー メールで受付けます。メールアドレスは、初回授業時に確認してください。
備考 ・シラバスの内容は、学生の皆さんの習熟度に応じて変更する場合があります。
・事前学習・事後学習の時間は目安です。

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