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令和2年度以降入学者 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 松橋達矢 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業(一部遠隔授業あり) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | G184079A7 2024卒業論文(松橋達矢・通・火3) |
授業概要 | 自身の問題関心を社会学的な「卒業論文」という形で結実させるために、報告や討論、講義を通じてみずからの考えを「論文」という形式へと落とし込むために必要な知識や方法を修得しつつ、完成を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> ゼミナールで修得した研究方法や研究に対する知見を踏まえ、履修者みずからの問題関心に基づき、これまで進めてきた研究と学生生活の集大成として、卒業論文の執筆を行うための方法を2年間かけて指導する。最終的には、 ・先行研究との関係において、みずからの「問い」の学問的・社会的意義を説明できる ・自身の立てた「問い」に応える「主張」を導く手続きの妥当性や一貫性の重要性が説明できる ・みずからの主張を「論文」という形式でまとめ、公表できる ことが目標となる。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことを目標とします。 学修から得られた幅広く豊かな知識と教養、および自己の倫理観に基づき、果たすべき社会的責任を実現するための方法を適切に選択できる。(A-1-4豊かな知識・教養に基づく高い倫理観) 日常生活から国際社会に至る現代社会の多層性と多様性を理解し、グローバル化する現代社会が抱える矛盾について,社会学における専門領域の観点から解決策をら提案することができる。(A-2-4世界の現状を把握し説明する力) 具体的な社会現象や社会問題を入り口に,「あたりまえ」の理解からは読み取れない現代社会の多層性と多様性を,収集したデータに基づき論理的・批判的に理解し,その本質を他者に説明することができる。(A-3-4論理的・批判的思考力) 多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について,独自の知見や調査データに基づき,新たな解決案を提示することができる。(A-4-4問題発見・解決力) どのような研究課題や社会問題に対しても,その解決のために必要な情報や知識,資源を集め,分析を通じて解決策を提示することができる。(A-5-4挑戦力) 多様な社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論を深めることで理解を深めるのみならず,それを不特定多数の他者にわかりやすく提示することができる。(A-6-4コミュニケーション力) 積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら調査研究活動を進めることで,研究成果を最大化することができる。(A-7-4リーダーシップ・協働力) 自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,相互にフィードバックすることができる。(A-8-4省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP1~8、及びカリキュラムポリシーCP1~8に対応しています。 |
授業の形式 | 卒業論文・研究 |
授業の方法 | 個人による研究成果報告とそれに対する教員による講評や解説をメインとするが、教員による講義(一部オンデマンドあり)ならびに履修者に対する個別指導(対面、ビデオ会議ツール(Zoom)も併用)も適宜行っていく。 初回の授業までに、以下の環境を整えておくこと。 ・Canvas LMSのコース登録 ・Zoomのソフトをインストールして、Zoomミーティングに参加できるように設定 |
履修条件 | セレクションを通過した学生 |
授業計画 | |
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1 |
前期ガイダンス:スケジュールの確認(A-6-4、A-7-4)
【事前学習】シラバスに目を通して、授業全体の流れを理解しておく。 (5時間) 【事後学習】自分の問題意識を整理してまとめる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「論文」一歩前基本編(1):論文の構造を理解する(A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】提示された課題論文 を読み込み、文章の構造を整理する。 (5時間) 【事後学習】自身の問題関心を「論文の構造」へと落とし込む。 (5時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
3 |
「論文」一歩前基本編(2):先行研究の収集・整理・検討方法を理解する(A-2-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】提示された課題論文における先行研究のまとめ方を整理する。 (5時間) 【事後学習】自身の問題関心に近い先行研究を捜し、そこでの先行研究のまとめ方を検討する。 (5時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
4 |
「論文」一歩前基本編(3):論文の「形式」を模倣する(A-1-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)
【事前学習】自身の問題関心に近い先行研究を一つ選び、自身の問題関心を当該論文の「形式」を模倣する形でA4用紙1枚にまとめる。 (5時間) 【事後学習】報告に対し寄せられたコメントに基づき、内容を修正する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
「論文」一歩前基本編(4):論文のアウトラインを作成し、「問い」「論証」「主張」を明確化する。(A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】みずからの論文の構想を「形式」に基づき整理する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成したアウトラインを修正し、肉付けをする(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「論文」一歩前実践編(1):研究計画を報告する①(理論・学説系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-2-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】第2回~第5回の内容に基づき、研究計画を作成する。 (5時間) 【事後学習】報告&討論の内容を踏まえ、レジュメ修正とレコメンドを作成する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
「論文」一歩前実践編(2):研究計画を報告する②(実証・応用・調査系卒業論文執筆予定者①) (A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】第2回~第5回の内容に基づき、研究計画を作成する。 (5時間) 【事後学習】報告&討論の内容を踏まえ、レジュメ修正とレコメンドを作成する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
「論文」一歩前実践編(3):研究計画を報告する③(実証・応用・調査系卒業論文執筆予定者②) (A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】第2回~第5回の内容に基づき、研究計画を作成する。 (5時間) 【事後学習】報告&討論の内容を踏まえ、レジュメ修正とレコメンドを作成する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
「論文」一歩前実践編(4):研究計画を報告する④(文化・情報・メディア系卒業論文執筆予定者) (A-1-4、A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】第2回~第5回の内容に基づき、研究計画を作成する。 (5時間) 【事後学習】報告&討論の内容を踏まえ、レジュメ修正とレコメンドを作成する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
「論文」一歩前基本編(5):記事・メディアコンテンツ資料の収集と分析(A-1-4、A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】みずからの作成したアウトラインに沿って新聞・雑誌記事やネット記事等を収集・整理する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成した研究計画&アウトラインを修正・肉付けする (5時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
11 |
「論文」一歩前基本編(6):統計資料・アンケート調査結果・インタビュー調査結果の元にあたる(A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】第6回~第11回の内容に基づき、研究計画の更新版とそれに基づく進捗状況報告のレジュメを作成する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成した研究計画&アウトラインを修正・肉付けを修正する。 (5時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
12 |
「論文」一歩前実践編(5):研究計画&進捗状況を報告する①(理論・学説系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-2-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】第6回~第11回の内容に基づき、研究計画の更新版とそれに基づく進捗状況報告のレジュメを作成する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成した研究計画&アウトラインを修正・肉付けを修正する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
「論文」一歩前実践編(6):研究計画&進捗状況を報告する②(実証・応用・調査系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】第6回~第11回の内容に基づき、研究計画の更新版とそれに基づく進捗状況報告のレジュメを作成する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成した研究計画&アウトラインを修正・肉付けを修正する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
「論文」一歩前実践編(7):研究計画&進捗状況を報告する①(文化・情報・メディア系卒業論文執筆予定者) (A-1-4、A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】第6回~第11回の内容に基づき、研究計画の更新版とそれに基づく進捗状況報告のレジュメを作成する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成した研究計画&アウトラインを修正・肉付けを修正する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
夏季休暇&後期に向けて:夏季休暇中の調査計画&卒業論文執筆のロードマップを再確認する(A-1-4、A-6-4、A-7-4、A-8-4)。
【事前学習】自分の問題意識に関連する研究方法について整理する。 (5時間) 【事後学習】自分のテーマに沿った分析の方法を考える。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
16 |
後学期ガイダンス:報告スケジュールの確認(A-6-4、A-7-4)
【事前学習】シラバスに目を通して、授業全体の流れを理解しておく。 (5時間) 【事後学習】報告スケジュールに合わせ、夏季休暇中に実施した調査研究結果を整理しておく。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
17 |
「論文」執筆実践編(1):卒業論文中間報告①(理論・学説系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-2-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】夏季休暇期間中の調査研究成果ならびにそれに基づくアウトライン等の変更点をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、必要に応じて追加文献調査の計画を立てる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
18 |
「論文」執筆実践編(2):卒業論文中間報告②(実証・応用・調査系卒業論文執筆予定者①)(A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】夏季休暇期間中の調査研究成果ならびにそれに基づくアウトライン等の変更点をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、必要に応じて追加文献調査の計画を立てる。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
19 |
「論文」執筆基本編(1):適切な「論証」の手続きを復習する(A-1-4、A-8-4)。
【事前学習】「自主創造の基礎」の講義内容や、論理学の基本的な内容を復習しておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
20 |
「論文」執筆実践編(3):卒業論文中間報告③(実証・応用・調査系卒業論文執筆予定者②)(A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】夏季休暇期間中の調査研究成果ならびにそれに基づくアウトライン等の変更点をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、必要に応じて追加文献調査の計画を立てる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
21 |
「論文」執筆実践編(4):卒業論文中間報告④(文化・情報・メディア系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】夏季休暇期間中の調査研究成果ならびにそれに基づくアウトライン等の変更点をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、必要に応じて追加文献調査の計画を立てる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
22 |
「論文」執筆基本編(2):文章表現の重要性(「パラグラフ」編)(A-1-4、A-8-4)。
【事前学習】「自主創造の基礎」等の講義内容や、論理学の基本的な内容を復習しておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
23 |
「論文」執筆基本編(3):文章表現の重要性と参考文献表記(主語述語の確認、引用・脚注利用、参考文献の表記方法)(A-1-4、A-8-4)。
【事前学習】「自主創造の基礎」等の講義内容を復習しておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正する(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
24 |
「論文」執筆実践編(5):卒業論文直前報告&仮原稿提出①(理論・学説系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-2-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】現段階までの卒業論文仮原稿を準備し、その概要をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、論文の完成を目指す(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
25 |
「論文」執筆実践編(6):卒業論文直前報告&仮原稿提出②(実証・応用・調査系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-3-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】現段階までの卒業論文仮原稿を準備し、その概要をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、論文の完成を目指す(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
26 |
「論文」執筆実践編(7):卒業論文直前報告&仮原稿提出③((文化・情報・メディア系卒業論文執筆予定者)(A-1-4、A-4-4、A-5-4、A-6-4、A-7-4)。
【事前学習】現段階までの卒業論文仮原稿を準備し、その概要をまとめておく。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正し、論文の完成を目指す(A-8-4)。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
27 |
超直前相談時間(1):添削に基づく論文内容の修正 (A-1-4、A-8-4)
【事前学習】仮原稿への添削に基づき論文の加筆をし、加筆箇所を持参する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正する。 (5時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
28 |
超直前相談時間(2):添削に基づく体裁の確認(A-1-4、A-8-4)
【事前学習】仮原稿への添削に基づき論文の加筆をし、加筆箇所を持参する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき作成中の文章を修正する。 (5時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
29 |
卒業論文報告の準備(A-1-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】提出した卒業論文の内容について、指定した書式に基づく概要を作成する。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき概要を修正する。(A-8-4) (5時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
30 |
卒業論文報告(A-1-4、A-6-4、A-7-4)
【事前学習】概要を完成するとともに、指定された時間内での報告の準備をする。 (5時間) 【事後学習】コメントに基づき、口述試問に備えて準備をする。(A-8-3) (5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 研究の進捗に基づき、適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:複数回行う研究構想報告、中間報告、卒業論文報告を含みつつ(30%)、卒業論文の完成度&口述試問での受け答えと併せて総合的に判断します。(70%) *能力(A-1-4~A-8-4)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価します。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明します。 |
オフィスアワー | メールならびにビデオ会議ツール(Zoom:要事前アポ)を併用。 |
備考 | ・社会学科については、2カ年かけて卒業論文を執筆することが原則であるため、3年生の受講生も卒論執筆の意思の有無にかかわらず、前期については、当該時間帯を開けておくことが望ましい。 ・初回講義開始までに、当該授業のCanvas LMSのコース登録を行うこと |