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令和2年度以降入学者 | 福祉マネジメント論 | ||||
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教員名 | 諏訪徹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | H008111707 2024福祉マネジメント論(諏訪徹・前・水5) |
授業概要 | 福祉サービス提供組織の特性を考えるにあたって、福祉分野だけでない他分野のあらゆる組織の経営に共通する基礎知識を活用して集団や組織の問題を分析したり、他のさまざまなサービスとの比較から福祉サービスの特性を理解できるようになることは極めて重要である。本科目では、経営学における組織論及びサービスマネジメント論における主要な概念を解説しながら、学生が実生活における自らの経験と概念を結びつけ、理解させる。これにより、学生が集団・組織・環境をマネージする基本的な視点を得られることを狙いとする。 担当教員は全国社会福祉協議会、厚生労働省における実務経験を有し、また現在も各種団体の委員会等での職務を通じて多くの福祉実践者と意見交換等を行っている。この経験を踏まえ、現実の実践や組織運営、サービスマネジメントと結びつけた講義や演習等を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ★授業のねらい 組織論、サービスマネジメント論を学び、集団・組織・環境をマネージする基本的な視点を習得する。 ★到達⽬標 ・グループダイナミクスの基礎理論を踏まえ、集団における人・集団のふるまいを分析できる。 ・モチベーションの理論を踏まえ、人の動因やそれを高める組織の取り組みについて分析できる。 ・リーダーシップ・フォロワーシップの理論を踏まえ、リーダー及びフォロアーの行動を分析できる。 ・組織構造の理論を踏まえ、現実の組織における分業・協働における諸問題を分析できる。 ・サービスマネジメントの理論を踏まえ、各サービスの構成要素、品質、サービスマネジメントシステムの諸問題を分析できる。 ・他分野のサービスと比較した福祉サービスの特性、サービスマネジメントの留意点について説明できる。 ・実生活において、上記の理論を踏まえて、人、集団、組織のマネジメント上の諸課題を分析できる。 ★ディプロマポリシーとの関係 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のDP3,CP3,DP4,CP4に対応しています。 ★日本大学教育憲章との関係 ・グループダイナミクスの基礎理論を踏まえ、集団における人・集団のふるまいを分析できる。A-3-2,A-4-2 ・モチベーションの理論を踏まえ、人の動因やそれを高める組織の取り組みについて分析できる。A-3-2,A-4-2 ・リーダーシップ・フォロワーシップの理論を踏まえ、リーダー及びフォロアーの行動を分析できる。A-3-2,A-4-2 ・組織構造の理論を踏まえ、現実の組織における分業・協働における諸問題を分析できる。A-3-2,A-4-2 ・サービスマネジメントの理論を踏まえ、各サービスの構成要素、品質、サービスマネジメントシステムの諸問題を分析できる。A-3-2,A-4-2 ・他分野のサービスと比較した福祉サービスの特性、サービスマネジメントの留意点について説明できる。A-3-2,A-4-2 ・実生活において、上記の理論を踏まえて、人、集団、組織のマネジメント上の諸課題を分析できる。A-3-2,A-4-2 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・資料は印刷し冊子で配布する。冊子を準備し授業に臨むこと。Canvas LMSにもデータを掲載しておく。 ・リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了後2日以内に、Canvas LMSで提出すること。 ・事前・事後学修課題として確認テストを行う。毎回の授業終了後2週間以内にCanvas LMSで提出すること ・リアクションペーパーに対するフィードバックは授業開始時に行うとともにCanvas LMSに掲載する。 ・確認テストの解答はCanvas LMSに掲載するとともに質問に応じる。 ・授業中提示した参考文献等の学習を奨励する。 ・対面参加が困難である旨の配慮申請を学生支援室に行い、認められた学生については、教員の許可を受けてZOOMにてオンライン参加することができる。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション 組織と環境、組織と人
【事前学習】シラバスを確認すること (1時間) 【事後学習】学習計画をたてること。確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
2 |
集団と組織、グループダイナミクスの基礎理論
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、自らの集団経験をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
3 |
組織観と人間観の変遷とモチベーションの理論
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、自分のモチベーションが変化した体験をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
4 |
キャリア形成
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、自らのキャリア志向をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
5 |
リーダーシップとフォロワーシップ
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、自分のリーダーシップ経験をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
6 |
組織の環境と戦略
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、興味ある企業の組織理念を調べること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
7 |
組織構造
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、官僚組織について要点をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
8 |
サービスという財の特性と構成要素
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、身近なサービスの特性をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
9 |
顧客によるサービスの品質知覚
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、品質知覚の経験をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
10 |
サービスマネジメントシステム
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、サービスマネジメントの要点をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
11 |
福祉サービスの種類、提供形態、特質
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、福祉サービスの特徴をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
12 |
福祉サービスの理念,目標、役割
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、福祉サービスの目標を分野別にまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
13 |
当事者の語り・物語の重要性と当事者のもつ力
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、当事者活動について調べること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
14 |
福祉サービスの提供過程とマネジメントシステム
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、質の高い福祉サービスとなるために重要なことについてまとめること (1時間) 【事後学習】第1確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること ~14回までの内容を復習すること (3時間) 【担当教員】諏訪 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末試験とその解説
【事前学習】第1~14回までの内容を復習すること (3時間) 【事後学習】本科目の学習内容で不明確であった点を復習・整理すること (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 金井壽宏 『経営組織』 日経文庫 1999年 ロビンス 『組織行動のマネジメント』 ダイヤモンド社 1997年 ダフト 『組織の経営学』 ダイヤモンド社 2002年 近藤隆雄 『サービスマネジメント入門』 生産性出版 2007年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、レポート(20%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(20%) ・授業参画度は授業への参加、リアクションペーパーの提出で評価する。授業に出席・参加したのち、リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了後2日以内にCanvas LMSで提出すること。出席・提出が無かった場合は減点する。 ・授業内テストの評価は、確認テストの提出をもって行う。毎回の授業終了後2週間以内にCanvas LMSで提出すること。提出が無かった場合は減点する。 ・対面授業に参加できない場合の要件を満たし,Zoom で参加した場合も,上記課題の提出によって評価する。 ・一定の要件を満たす者について、追試、再試験を行う(詳細は授業で説明) |
オフィスアワー | 月曜日・水曜日の昼休み。その他メールを用いて質疑応答を行う。 |